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箱館戦争の記録 [時代・新選組]

自分は歴史資料なんかを、ただページをぱらぱらめくって読んだりするのが好きです。
もちろん物語も好きなんですけど、どっちかっていうと資料っぽいものが好き。「っぽい」とは、資料を引用して、出来事なんかを検証している読み物が好きなんですよね。

いつ頃この場所でこんなことが起きた。それについては誰がどんなことをして、どうなったか。地図があり、いろんな資料からの引用があって、だからこう思われる。なんてのがもうたまりません。わくわくです。
そんななんで有名な小説もあんまり読んでいなかったりするんですよ~。はい、知らないことが多いです。

そんな中、あるネットからのリンクをたどって見つけました!「箱館脱走人名」。北海道大学付属図書館のデータベースのようです。こんなのが公開されているんですね。
脱走人というのは旧幕府側の人たちのことで、総裁の榎本さんから兵卒の名前まで載っている!しかも戦傷死の場所もわかる限り載せているようです。
土方さんについては5ページに「一本木死」とあります。それと市村鉄之助の名前も見えます(6ページ)。役は土方附属とあります。

他にも、表示されるリストのタイトルを見ていくだけでも、他にもまだまだ興味が尽きないものがたくさんあるようです。
その中にある「箱館戦記麦叢録」は、箱館戦争に参加した開陽丸の士官が書いたものだそうですが彩色された絵も載っていて迫力があります。これはちょっとしばらく入り浸ってしまうかもしれない。すばらしい。
資料的には素晴らしくて、わくわくするんですけど、書いてることがまともに読めない・・・自分には解読が必要です・・・残念。


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kohaku

こんな史料がオンラインで見られるんですね!
読んでいてもう名前を見ただけで泣きそうになる方がたくさん・・・。
なんだか胸がいっぱいです。
私も読解できない箇所がありますけど、じっくり読ませていただきたいとおもいます。
by kohaku (2005-02-14 11:26) 

そーすけ

琥珀さんこんばんは。
私も最初にみたときはドキドキするやらわくわくするやら、興奮気味でした。
まさかこういうものが公開されているなんて。
よくTVや雑誌で見る有名な絵ではないので、余計に興奮してしまいました。彩色された絵なんてその場を体験した人が描いているわけで、小説ではなく事実のことなんですよね。そのとき実際にあったことを当事者が記録してるのですから。どんな気持ちで描いたのか想像すると涙が出そうです。
名簿も小説などで実際に出てくる人も当然書かれているわけで、その時代そこに生きていたんですよね。ほんとに涙がでますよ。
by そーすけ (2005-02-14 22:36) 

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