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お宝じまん(その2) の・ようなもの [映画-秘宝館]

前の記事もそうだったが、この映画も観たのは渋谷だった。渋谷で映画を観ることは少ないのだが、映画祭他イベント等が多く、想い出に残る事が多い。

の・ようなものこの映画も今は無き渋谷駅前の東急文化会館6階にあった東急名画座(当時の名称)で観た。しかも初日に! 何せ1981年9月12日の出来事である、詳しくなんて覚えていない。ただ、この映画は画期的だと感じたことは覚えている。この頃の日本映画で、これだけ軽~~~いタッチの映画が作られた事が奇跡的に思えた。シロート感丸出しの、あまりにも等身大な8mm映画的な作品は「ありえない」ものであった。そして大袈裟に言えば日本映画の新たな時代の到来を予感できる作品であった。

ある意味破天荒なこの映画、面白かったのは役者全員シロートっぽい中、加藤治子さんが映画に登場するや、場内からどよめきが起こったこと。そのどよめきの大きさに、場内の観客がもう一度大笑いになった。あとスクリーン横(じゃなかったかもしれない)にあった、パチンコ屋の開店のような祝い花は異彩を放っていた。

で、お宝だが、その時購入したパンフレットである。この日のパンフレットには、あり難いことに主演のシントトこと伊藤克信氏のサインが漏れなく入っていた。そこに日付も入っていたので、この映画を観た日が正確に分かったのだ。その時、売り子の女性が「サイン無しがよろしければ、そちらもあります」と何度も言っていたのも笑えた。

 ←伊藤克信氏のサイン入りパンフ。貴重品!!(希少品!?)


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コメント 2

映画で元気

トラックバックありがとうございました。
たくさんの映画をご覧になっているのですね。
またお邪魔します。
by 映画で元気 (2006-09-24 18:24) 

yama_eigh

こりゃまた奇遇ですね。同じ映画を観て、しかもそれぞれ見た日がちゃんと判っている(僕の場合は記録魔なのでちゃんと書き残してあったのですが)。思わず逆TBしてしまいました。
もしも公開が1983年だったら僕も東京にいたので同じ映画館で同じ日に観てたかもしれません。

でも、大阪での公開の際にはパンフにサインなんかなかったなあ。羨ましいような羨ましくないような・・・。
by yama_eigh (2006-09-24 20:59) 

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