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Vol.35 不動産屋の営業マンの心理と対策を考える

 私は不動産屋の営業マンとして、様々なお客様と接しています。

 その営業マンの立場から見ると、一生懸命動きたくなるお客様とそうではないお客様に分かれるような気がします。

 お客様の立場から営業マンに対して「親切な営業マンだな・・・」「不親切な営業マンだな・・・」という様々な印象を抱くように、営業マンの立場からもお客様に対して様々な印象を抱きます。そこで、今回と次回にわたり、不動産屋の営業マンの心理と対策、についてお伝えします。

■事例 『一応、参考までに物件だけ見たいのですが・・・というお客様』

 Aさんは、はじめてのお部屋探しをするにあたり、賃貸物件を探しています。

 Aさんは、今まで親元で暮らしていたため、お部屋探しをしたことがありません。

 お部屋探しについて友人に相談すると、その友人は「不動産屋の営業マンとは、あまり仲良くならない方がいいよ。しつこく営業してくるから!」とAさんにアドバイスしました。

 確かに、友人が言うように「しつこく営業されるのはやだな・・・」とAさんは思いました。

 Aさんの友人のアドバイスは適切なのでしょうか?

■解説『自分の発言が裏目に出ることも・・・』

 Aさんの友人のアドバイスである「不動産屋の営業マンとは、あまり仲良くならない方がいい」というのは、その後の行動次第ではマイナスに働く可能性があるように思えます。

 例えば、不動産屋の営業マンにしつこく営業されないために、下記のようなことを言ったとします。

・今日は、一応参考までに物件だけ見たいのですが・・・
・ゆっくり探していますので、お部屋を借りるかどうかは未定です・・・
・引越しは未定ですが、いい物件があれば検討しようと思っています・・・

 上記の場合、「お部屋探しに積極的ではない」という印象が強いので、営業マンが必要以上に物件探しに協力してくれない可能性が高くなるように思われます。

 わざわざ「一日でも早く決めたいのでお願いします!」と言う必要はありませんが、営業マンとの間に一定の距離を置くために、あまりにも、お部屋探しに消極的な発言をするのも問題だと思われます。

 当然、必要以上に不動産屋の営業マンと親しくなる必要はありませんが、ある程度、お部屋探しに積極的な姿勢を見せた方が、営業マンが努力をする、というのも事実です。

まとめ

ポイント 不動産屋の営業マンの心理

営業マンとの間に一定の距離を置くために、あまりにも、お部屋探しに消極的な発言をすると、営業マンが必要以上に物件探しに協力しなくなる可能性が高くなります。


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住まい
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2006-08-08 11:40  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(4) 
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