環境元年? コンパクトシティ元年? [中心市街地活性化基本計画]
今年のテレビのお正月特番とか新聞の新年特集なんかを見ていると、やたらと「地球環境問題」関連が多かったですね。
今年は、「洞爺湖サミット」が開催されたり、いよいよ京都議定書の約束期間がスタートするなどがあるからですかね。日本は、今年からの5年間の平均のCO2排出量を1990年対比でマイナス6%削減しなければなりません。
あと、年明け早々原油価格が1バレル=100ドルを超え、いよいよガソリンや車に頼っている現在のライフスタイルが今後中長期に渡って維持できるのかどうか怪しくなってきました。
……という地球全体の問題を解決するにしても、とにかく自分達が今出来ることからやっていくしかないわけですが、我々に(とりあえずは、北九州市の中心市街地活性化に関わっている人、という意味ですが…) 今出来ることはなにかと言うと、現在策定中の「北九州市中心市街地活性化基本計画」に「コンパクトシティ」の考え方を盛り込んで実践していくことではないでしょうか。
昨年末、海道先生の「コンパクトシティの計画とデザイン」という本が出版されています。
- 作者: 海道 清信
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2007/12
- メディア: 単行本
この中で、コンパクトシティに直接的に期待される効果として下記の5つが挙げられています。
①自動車交通への依存を減らす。
②土地・空間資源を有効に活用できる。
③環境汚染と自然や農地の破壊を減らす。
④活気ある中心市街地を維持、形成できる。
⑤都市インフラとサービスの効率性を高めて、安価で効率的な行財政運営ができる。
今後もコンパクトシティを研究して、小倉都心の中心市街地の活性化と同時に、地球環境問題の解決にも多少なりとも貢献出来ると良いですね。なんと言っても、北九州市は「環境首都」ですからね。
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