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前奏曲 第4番 ホ短調(ショパン) [ショパン]

ああ、やっと今日の日記は、自分で弾けるピアノの小品だ。
スクリャービンやラベルのピアノ曲は、聴くのは楽しいが、
難しすぎて、私のようないい加減なピアノ弾きには、
まったく、手がでない。(当たり前です。)
スカルボ】なんか、最初の左手の同音連打が一定に弾けないですね
(オイオイ、弾こうとすること自体、間違ってないか?)

ということで、今日は、久々に自分で弾いて、自分で雰囲気に浸っている曲?
ショパンの24の前奏曲の中より、第4番ホ短調である。

26小節の短い曲
右手の旋律は、ずっと単音だし、左手は、ずっと伴奏の和音
指と手の動きに関しては、難しい所は、皆無だ。
(でも本当は、左手の和音の中の重要な音を目立たせるとかは、難しいと思う)
(それに、ペダリングは、結構やっかいだ)

しかし、この曲、雰囲気は、すごくすごく、いいんだなあ。
きっと、この左手の和声進行が心に響くのだと思う。
旋律も、悲しみの中にも、ちょっとけだるさがある。
ショパンの小品の中では、簡単だが、ちょっとした、一級品だと思う。

この曲をジャズ風にアレンジした演奏を聴いたこともあるし、
ボサノバにも似た雰囲気の曲がある。
それも、それでいい雰囲気だ。

ショパンの葬儀の時に、この曲は、オルガンで、演奏されたと言われている。
オルガンの響きでは、どうなるのだろう?
悲しみに満ちた、また違ったイメージになりそうだ。

そう、この曲は、ピアノ曲というだけでなく、
短いが、何かインスピレーションがわく曲には違いない。

自分で弾く時も、ちょっと速度を上げて弾いたり、落として弾いたりするだけで、
イメージが変わる。

ショパンの曲の大部分は、ピアノ以外の楽器では、イメージがわかない場合が多い。
この曲は、そういう意味では、めずらしいのかもしれない。

あと、前奏曲集では、6番も容易に、弾けて、いい曲だと思う。


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トスカ

第4番の左手はショパンが「バラード第一番より苦労した」ともらしたとの逸話があります。バラードの方も不協和音の連続なのですが、この曲も当時としては革新的な音楽だったのでしょう。
スカルボの最初のところは左右を逆にすると弾きやすいですよ。
by トスカ (2006-11-24 09:21) 

みどりのこびとちゃん

バラードの一番より、苦労したという話は、知りませんでした。
いやあ、勉強になります。

おっと、確かに、スカルボの最初は、右手と左手を入れ替えると、
弾きやすい!!! これは、いい
おもわず、30小節まで、音をとってしまいましたよ。(それ以上は無理(笑))
by みどりのこびとちゃん (2006-11-24 23:34) 

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