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叙情小曲集より【十月の朝】(ギロック) [ギロック]

さて、最近、この音楽日記は、小品の曲が少ない。

基本的に、私は、この音楽日記に書く曲は、
曲を聴いて、自分の言葉で書くことを心がけている。
そして、自分で音を出せる曲は、全然弾けなくとも、
ちょっとでも、ピアノの前に座って音を出してみている。
小品でない曲を書こうとすると、どうしても、ちょっと時間に追われてしまう。
そして、最近、自分一人の楽しみの為にピアノを弾いていない。

この音楽日記は、ギロックの【秋のスケッチ】というピアノ小曲より始まった。
今日、会社からちょっと早く家に帰ったので、
ちょっと、この曲をピアノで弾いてみたんだけど、いいんだなあ、これが・・・

初心忘るるべからず。

ということで、
今日の音楽日記は、
近代のアメリカの作曲家・教育家であったギロック作曲の叙情小品集より
第3番【十月の朝】である。

この叙情小品集は、全部で24曲あり、
どれも小品だが、すばらしいイマジネーションの世界にあふれている。
そして、技巧的には、とても易しい。
この音楽日記でも、いままで、この曲集より
秋のスケッチ】【セレナーデ】【月の光】の三曲を紹介している。

今日、紹介する【十月の朝】は、この小品集の中で、最も短い曲である。
わずか10小節しかない。
それに、ピアノを少しでも弾いたことのある人は、十中八九、初見で弾けるだろう。
技巧的には、とても易しい。
作曲者の甥の誕生を記念して、子守歌として書かれたらしく、
「幸せに、自由に」という表情記号がつけられている。

この曲集は、よく、子供が弾く。
しかし、この曲に秘められた、喜びや、幸せの感情は、
人生を生きてきた大人の方が確実に、表現できるような気がする。

今日は、この短い曲を自分で弾いて見る。
幸せだ。楽しい。イメージがわく。
弾けない曲のことを書くのも、とても楽しいけど、
やっぱり、自分でピアノを弾くのは、楽しい。

ということで、しばらく、小品が続くかしれません。
でも、きっと、そう言っても、マーラーの交響曲とか書いたりして(笑)


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