謝肉祭 作品９（シューマン）

さて、ｓｏ－ｎｅｔブログが重いおかげで、ゆっくりと音楽日記の更新である。（笑）
まあ、のんびりやりますか。

さて、今日は、前回につづいて、シューマンの曲である。
全２０曲からなる、「４つの音符による面白い情景」の副題を持つ、謝肉祭である。

さて、知っている人も多いと思うが、
この曲の特徴は、何といっても、ある文字に基づく音名によって、
旋律が書かれていることである。

作曲当時、シューマンは、アッシュ（ＡＳＣＨ）という名前の町に住んでいる
女性に恋をしており、さらに、このＡ－Ｓ－Ｃ－Ｈ　は、
シューマン（ＳＣＨＵＭＡＮＮ）の名前の中にもあるということで、
Ａ－Ｓ－Ｃ－Ｈ（ラ－ミ♭－ド－シ）と、
ＡＳ－Ｃ－Ｈ（ラ♭－ド－シ）
の音に基づいて、曲が出来ている。
まあ、本気なのか、冗談なのかわからない曲ですね。
（話が横道にそれますが、音名での旋律で一番有名なのは、バッハ（ＢＡＣＨ）ですね
　Ｂ－Ａ－Ｃ－Ｈ　すなわち　シ♭－ラ－ド－シ　です。）

このように作られた曲なので、この謝肉祭の全２０曲は、
聴いてみると、全然違うタイプの曲の集まりではあるが、なぜか、一つのまとまった曲に聞こえる。
そして、シューマンの曲の中では、ピアノがよく響き、演奏効果の上がる曲だと思う。
（まあ、派手という程、派手ではないけど）

この曲、４つの音で作った面白い曲　と作曲者も言っているので、
お茶目で、遊び心満載の演奏がいいと、私は、思うのだが、
なかなか、そんな演奏には、巡り会えない。
これがリストのような作曲家の曲だったら、
もっともっと、演奏家も遊ぶような気がするのだが、
どうだろう。（ちなみに、この曲の初演は、リストだったらしい）

シューマンということで、この曲は、真面目な演奏が多いのが、私には、残念である。
（ショパンとか、パガニーニと名付けられた曲も入っており、芸術的なパロディ満載なのに・・・・・）

なには、ともあれ、楽しい曲であることは、間違いない。
軽い気持ちで、シューマンが恋した気持ちを思いながら聴くのもいいだろう。

さて、私の名前て、音としてある文字を選びだすと、
Ｈ－Ａ－Ａ－Ａ（シ－ラ－ラ－ラ）である。
だれか、この音名でピアノ曲を作曲してくれないかなあ。
そうすれば、一生の宝になるのに（笑）
（しかし、（シ－ラ－ラ－ラ）はちょっと、音楽的に寂しい　トホホ・・・）

コメント 4

最後の曲、行進曲を経て速いテンポで畳み掛ける部分があるでしょう。
あれスリリングで大変興奮します。
右手の縦横無尽さには感嘆頻りです、完全脱帽です。

ここを颯爽と演奏してくれるピアニストの演奏が好きです。

あと第14曲「再会」の色っぽくて艶っぽいところも好きですｗ。
by なるたる (2007-08-04 16:19) 

そうそう、最後の３拍子の行進曲は、
実際に少し、ピアノで、音をとって、弾いてみました。
私の実力では、
早く、畳みかけるようには、弾けないんだなあ、これが・・・

確かに、ここは、颯爽と演奏するピアニストがいいなあ
by みどりのこびとちゃん (2007-08-05 00:03) 

こびとさんのお名前で音名にあるのはＨ－Ａ－Ａ－Ａ　と。
これ、すでにご存じの私の苗字の場合と同じですね。
私の場合には、名前にもう一つＡがあります。私の下の名前、実はペンネーム
なのですが、本名でも結果は同じです。この音並びから連想されるのは、
ベートーヴェン的なかなりしつこい動機操作による曲ではないかと。ある意味音楽的と言えます（昔、さだまさしが虱＝シ－ラ－ミの音で
しゃれたボサノヴァを作って虱の歌を歌ってるのをテレビで観て、感心しました。
ちなみに私の本名にはMi があります）。

さて、記事中にあるこのような情報をたどって、ついにこびとさんの正体を突き止めました。
この街であんな感じのおじさんを見かけたら、用心します
（私の方の外見は、すでに出版社のＨＰである程度ばれてますので、これで立場は
五分と五分。お互い行動には気をつけましょうｗ）。

by みどりの巨人ハルクくん (2011-01-29 16:28) 

おっ、ついに　スフィンクスの謎を解いてしまいましたね（笑）
そうです。あんな感じですが、メガネをかけています。

そうです。これで五分と五分です。


by みどりのこびとちゃん (2011-01-30 00:15)