1980年ヴェローナ・ガラコンサートLP★☆ヤフー・ジャパンと米eBay提携 [コンサート]
こんなLPがあったんですね。1980年ヴェローナ音楽祭でのガラコンサートです。1987年にも再販されたようです。当時活躍していた歌手12人が出演して、お得意のオペラ・アリアを披露しています。
Gianni Raimondi Mirella Freni Renato Bruson Katia Ricciarelli Raina Kabaivanska Luciano Pavarotti Piero Cappuccilli Ruggero Raimondi Garbis Boyagian Viorica Cortez Luis Lima Paolo Washington |
R.ライモンディは、グノーの《ファウスト》から、メフィストのセレナード「Vous qui faites l'endormie 眠ったふりをせずに」と「黄金の仔牛 Le veau d'or」の2曲を歌っています。
※ドイツ、オーストリアebayにこのLPが出品されています。こちら→ die grossen stimmen der arena von verona
■参考:ヴェローナでの公演 1972ー2006
★ついでの話し:
12月4日にヤフー・ジャパンと米eBayが提携すると発表されました。購買代行サイト「セカイモン」というサイトからeBayに出品されてる物にヤフー・ジャパンIDで入札できるようです。
ドンナモンかと時々アクセスしていますが、全くつながりません。ツカイモンにならんセカイモンでなければいいのですが....
2007-12-05 21:12
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コメント(15)
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おおお、keyakiさん、世にガラコンと銘打った催しは星の数ほどあれば、これほど豪華な顔ぶれ大集合というのも珍しいのでは?その歌手さんたち、全員名前ぐらいなら全員知っています。(しかも大半の方々の盛時に近いのでは?)
「例の場所」に出ないかな~...なんちゃって。^^
by Sasha (2007-12-06 08:03)
Sashaさん
>「例の場所」
出てますよ〜....実はそこに出ていましたんでこんなコンサートがあったんだと気づいたわけですよ。パート1と2あります。
Verona Galaで検索して下さい。
Wライモンディがめずらしいですね。
by keyaki (2007-12-06 08:49)
わーっ!keyakiさんありがとうございます!!!
by Sasha (2007-12-06 11:43)
keyakiさんこんばんは
この時期のヴェローナは毎年ガラコンサートをやっていたようで77年のコンサートもCD化されていました。私は昔はガラコンサートのCDを買う趣味がなかったので買っておかなかったのが残念です。80年とほぼ同じ顔ぶれですがRRが出たかどうかは確認できませんでした。下記のページにちょっとだけ情報が載っています。
http://music.yahoo.co.jp/shop/c/10/pocl2074
ところでなのですが、keyakiさんにまたまたお願いなのですが、パバロッティってイタリア人なのに意外にスカラ座に出ていないように思います。76年の仮面舞踏会と79年のクライバーのボエームの後は81年のトスカと85年のアイーダと92年のドンカルロだけですか?
私が知らないだけでしょうか? ライモンディとは共演していますか? カプッチルリとは仮面舞踏会とボエームだけ?
by たか (2007-12-07 00:56)
おー、ジャンニ・ライモンディもいるっ!!
by (2007-12-07 01:32)
たかさん
このCDは、このLPの抜粋CD化のようです。
1977年というのはなんかの間違いだと思います。
フレーニ、パヴァロッティ、ブルゾン、カップッチッリ、リッチャレッリだけをCDにしたようですね。
パヴァロッティは、スカラ座にはヴェルディのレクイエムとかコンサートを含めれば、けっこう出演しています。メトほどではありませんが。
1967〜1988年まではスカラ座出版の公演記録からですので、出演日、共演者等もわかりますので必要でしたらおっしゃって下さい。
パヴァロッティ、スカラ座関連の公演
☆1965年ボエーム 詳細不明
☆1966年カプレッティとモンテッキ(テバルトと)詳細不明
............................................................
☆1966.12.30 プラデッリ リゴレット
♪1967.1.16 レクイエム カラヤン(カラヤンに気に入られる)
☆1968.2.26 nino sanzogno 連隊の娘
☆1969.2.11 nino sanzogno 連隊の娘
☆1969.12.19 Maag マスネ作曲マノン 初役
☆1970.12.8 パタネ 愛の妙薬
☆1973.1.28 Nino Vervhi ファヴォリータ
☆1975.1.7 プレートル ボエーム
♪1975.1.15 コンサート Pマジエラ
☆1976.5.12 ガヴァツェーニ ルイザ・ミラー
♪1976.4.26 コンサート Pマジエラ
☆1977.12.30 アバド 仮面舞踏会
♪1978.1.6 アバド レクイエム
☆1979 Reynald Giovanetti 愛の妙薬
♪1979.1.29 アバド ヴェルディ憩いの家 コンサート
★1979.8.3/24 クライバー ボエーム
★1980.3.15 小澤 トスカ
♪1980.4.1/14 アバド レクイエム(ライモンディ共演)
♪1983.3.17 コンサート Pマジエラ
★1985.12.7 マゼール アイーダ
☆1987.3.14 ガヴァツェーニ 仮面舞踏会
♪1987.1.26 レクイエム ムーティ
♪1988.5.15 コンサート Pマジエラ Nuccia Focileと
............................................................
★1992.12.7 ムーティ ドン・カルロ初役
以上、パヴァロッティが亡くなった時にザザッと調べたものです。
オペラに関しては、ライモンディとは、スカラ座では共演していません、というか、共演自体が少ないです。パヴァロッティのレパートリーとはズレてるんですね。
間違いもあると思いますので、疑問がありましたらお尋ね下さい。
by keyaki (2007-12-07 03:18)
gonさん、ジャンニ・ライモンディとは18才もはなれていますので、同じボローニャ出身のようですが、デビュー前は交流はなかったようです。
1970年にスカラ座で「シチリア夕べの祈り」ではじめてご一緒したんです。ジャンニさんは47才、ルッジェーロは29才でした。
by keyaki (2007-12-07 03:28)
>1977年というのはなんかの間違いだと思います。
そうでしたか。これだけの顔ぶれはそうそう集められませんからね。デッカのカタログでは1977年となっています。そういえばこのCDは当初1980年録音と予告されていたものが発売されたら1977年と訂正されていたような記憶がよみがえってきましたが、レコードメーカーは結構いいかげんなので正式な文献で1980年となっているのであればそちらが正しいのでしょう。
>以上、パヴァロッティが亡くなった時にザザッと調べたものです。
ありがとうございます。トスカの後はアイーダとドンカルロだけかと思っていたら仮面をもう一度やったのですね。でもいずれにしても80年以降のオペラの出演はかなり少ないですね。ムーティに替わって以降ならまだ分かりますが、アバドとの共演も仮面舞踏会とレクイエムしかなかったのが不思議です。
それとリゴレット、連隊の娘、ボエーム(75年)、トスカ、仮面舞踏会(87年)にはカプッチルリは出ていますか?
by たか (2007-12-07 21:01)
たかさん、
>リゴレット、連隊の娘、ボエーム(75年)、トスカ、仮面舞踏会(87年)にはカプッチルリは出ていますか?
出演していません。
ついでに、パヴァロッティとの共演は、
ファヴォリータ(1月28)
ルイザ・ミラー(5月12,15,18,21)
アイーダ(12月7開幕公演1幕だけ)
ヴェローナガラは、1977年か1980年かははっきりしないということですね。ebayでLPを落札すれば、公演年月日が分かるんでしょうけど。
迷いますね.....
by keyaki (2007-12-07 21:39)
ありがとうございます。クライバーのボエームも初日だけパバロッティと共演したはずですが記録には残っていませんでしょうか?
アイーダも初日だけアモナズロを歌ったのですね。ビデオはプルシュラーゼなので残念です。初日だけというのはどういう意味なんでしょうかねえ?初日だけ豪華キャストにしたいということでしょうか?
ヴェローナガラはとても評判だったコンサートなので手に入るなら手に入れた方がよろしいのでは? LPは確か2枚組みのロングバージョンですよね。カプッチルリはマクベスでしょうか?仮面でしょうか?ドンカルロでしょうか?あるいはリゴレットかトスカか椿姫? 買っておけばよかったなあ。
by たか (2007-12-07 21:53)
たかさん、
ボエーム見落としてました。
3月22(初日)と24日に出演してました。
アイーダのアモナズロは、カップチルリ、ポンス、フォンダリーのトリプルキャストで、プルチュラーゼはエジプト王です。
12月7日は、初日といってもただの初日ではなく、シーズン開幕公演の初日ですので、歌手にとって、この日に出演することは、非常に名誉なことなんだそうです。3人のうちカップチルリが一番格上だとおもいますので、当然、初日はカップチルリだったんですが、どうやら、体調不良かなにかで、1幕だけ歌って降板、あとはポンスが歌ったようです。
仕方がないとはいえ、残念ですね。
米国ebayは落札したことがあるんですが、ドイツ語では、ちょっと躊躇します。中古で買えるところを捜してみようかと思います。
カプッチルリは、
グノーのファウストから O Santa medaglia
アンドレア・シェニエから Nemico della patria
を歌っています。
by keyaki (2007-12-07 22:43)
それと77年の仮面ももちろんですよね。
アイーダは1幕で降りたのでしたっけ。カプッチルリが代役で出るのでなく代役で出てもらったというのは珍しいですね。ポンスも悪い歌手ではないと思いますし、声が柔らかいので特にドニゼッティなどのブッフォは良いと思いますが、ヴェルディではカプッチルリの比ではないですね。
by たか (2007-12-07 23:30)
>1966年カプレッティとモンテッキ(テバルトと)詳細不明
この公演は
①「カプレーティ」復活の端緒となった。
②アバド唯一のベッリーニ。
③ロメオをテノールに歌わせてる。
④若き日のパヴァロッティが端役で出てる。
と面白い話題尽くめなので、そのスジにはよく知られてる上演ですね。
指揮 アバド
演出 カステッラーニ
美術 フリジェリオ
ジュリエット スコット
ロメオ アラガル
テバルド パヴァロッティ
スカラでの「カプレーティ」上演は1861年以来初めてだったそうです。
20世紀に入ってからの「カプレーティ」蘇演と言うと、この上演以前には34年のトリノ上演、57年何とマゼール指揮でローマRAI演奏会形式上演、59年のサンティーニ指揮カターニャ上演があったくらいと言います。
66年という時点でもなお、ロメオに関してvocalitàのリアリティーよりも、身体的性別のリアリティーへの要求度のほうが高かったことを示す例としても興味深いですね。
アバドはその後同66年中にオランダ音楽祭枠内でハーグ等でほぼ同一キャスト(スコットだけリナルディに交代)で演奏会形式上演、翌67年、エディンバラ音楽祭でも別の演出、ほぼ同じキャスト(スコットだけモッフォに交代で上演、同67年スカラのモントリオール万博引越し公演に前年スカラ上演とは別演出・同キャストで持って行き、68年にもう一度その別演出・同キャストでスカラ再演とエライ力の入れようです。
パヴァロッティも各地上演全てに同行したみたいですね。
アバドはその後ベッリーニ、ドニゼッティ(スカラでルチア振ってるとか)からは手を引いちゃうけれど、ベルカント復権の一翼は担った形なんですね。
ロメオがメッツォに配されるようになるのは漸く70年代後半からで、80年代からは各地で上演されるようになります。この完全復活にはバルツァとデュピュイの力が大きかったですね。
何だか話が勝手にそれちゃってすみません。
by 助六 (2007-12-08 09:07)
助六さん、興味深いお話ありがとうございます。
>1966年カプレッティとモンテッキ詳細不明
あれれ、(テバルトと)....テバルトって誰よ、ですね。(笑
パヴァロッティは端役なんですよね。
彼はすでに主役を張ってましたから、スカラだし、アバドに口説かれて引き受けたんでしょうか。見た目もきっとさっそうとした仇役だったでしょうね。
今ではロメオはメゾが当然で、私も藤原の公演で見ました。デヴィーアとガナッシで。
オペラもその時々で、はやりすたりもあるんですね。
力のある指揮者と歌手によって左右されるんでしょうね。
by keyaki (2007-12-08 11:16)
たかさん
アイーダは、2幕までカップチルリですね。1幕は出番がないですものね。ミスが多くて申し訳ないです。
公演記録には、3幕、4幕をポンスが歌ったと記載されています。
12月中はカップチルリが歌うことになっていたのに、体調不良でキャンセルしたのんでしょうね。12月7日だけというのは変ですから。
by keyaki (2007-12-08 11:31)