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★単なる共演者!?エルネスト・ブラン&リタ・ゴール ☆オペラ歌手のあぁ結婚、離婚 [オペラ歌手]

 6月11日の記事『エルネスト・ブラン(ク)の貴重な映像』の中で、えぇぇ!リタ・ゴールが奥さんですか!と、私自身も半信半疑で書いたのですが、そもそもこの記事を書いた切っ掛けである、ブランク先生のファンのしまさんが、ご存知なかったということで、更に、疑惑が広がり、再度、検索、検索、検索しましたが、共演したことは続々出てきますが、夫とか妻という記載は、結局、最初に見つけたあの記事だけでした。左の写真からリンクしている著書"Rita Gorr & Ernest Blanc"の紹介文も、フランス語とオペラにも堪能なきのけんさんにも見てもらいましたが、夫婦であるというような記載はないとのことです。
 夫婦とはっきり明記してあるエルネスト・ブランのファンのブログも気になるところですが、エルネスト・ブランとリタ・ゴールは、非常に共演が多い、というのは、事実ですが、夫婦である、あるいは夫婦だったことがあるかどうかの裏はとれませんでした。単なる共演者の可能性の方が高いということかもしれません。
 共演が多くて夫婦という歌手もいますが、右の写真のヴィリャゾンとネトレプコは夫婦ではないですよね..?これも、100%確信持てないですけど。
 オペラ歌手も、人気商売ですから、ゴシップはつきものですが、なかなか正確な情報を得るのは難しいです。結婚はまだしも、その結婚が継続しているかどうか、離婚したのか、していないのか、もう、情報が錯綜してますものね。

 最近、ミラノ在住だと思える日本人のブログにファビオ・アルミリアートのことをダニエラ・デッシーの「若い愛人」と書いていましたが、外国暮らしのせいで、日本語がおかしくなったのでしょうか、「若い愛人」という表現は、いかがなものかと思います。若いというほど年の差はありませんし、イタリアの雑誌インタビューでもパートナーということで紹介されています。

★ダニエラ・デッシー:Daniela Dessi 1957.05.14- ジェノヴァ ソプラノ
☆ジュゼッペ・サバティーニ:Giuseppe Sabbatini 1957- ローマ テノール
★ファビオ・アルミリアート:Fabio Armiliato1956.08.17-ジェノヴァ テノール
生年は1958年、1963年説も有り?

 ちなみにデッシーには、サバティーニとの間に息子のヤコポが、ファビオには前の奥さんとの間に娘のアレッサンドラがいて、同じ年13歳くらい(2006年のインタビューで12才)だったとおもいます。まあ、「愛人」という言い方は、悪意があるのか、日本語に鈍感なのか、こういうのが公開されていて一人歩きしちゃうんですから、なんだかなぁ..です。 もしかしたら、年齢をアルミリアートの弟で指揮者のマルコ・アルミリアートと勘違いしているのかもしれませんけど。

 ミレッラ・フレー二も離婚→再婚組ですが、すごく好意的ですよね。実際にはギャウロフにはピアニスト(らしい)の奥さんがいて息子もいたわけですし、フレー二もレオーネ・マジエラさんと結婚していて、娘がいたわけですよ。オペラ歌手は、有名になれば、世界を飛び回ることになるのですから、当然共演者と一緒にいる方が長くなるわけで、フレー二とギャウロフもその口ですよね。かなり早い時期に、マジエラさんとの結婚は破綻していたようですが、娘が成人するまで離婚はしなかったということのようです。その辺は、フレー二は賢いですね。

 よく知られているのは、パヴァロッティ糟糠の妻を捨てての秘書とのできちゃった離婚結婚とか、レイミーも同じですけど、まあ、彼の場合は、糟糠の妻との間に子供がいなかったので、前の奥さんに同情する向きも多いかもしれません。

 こういう歌手の私生活は、どうでもいいことなのですが、歌手に関心を持つと、どうしてもいろいろ目にするようになりますので、正しい情報を知りたいと思うわけで、なにもゴシップネタ好きというわけではありません。今まで書いたことも勘違い情報が含まれているかもしれませんので、なにかありましたらコメントお願いします。
 さて、R・ライモンディのことも、覚え書きとして書いておかなくてはなんですが、長くなったので次回にします。
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しま

おはようございます。
そっか、確定ではないんですネ>夫婦疑惑

ブランクとゴールの共演。今では録音で聴くことしかできませんが、ブランクのお行儀が良くてちょっと気弱そうな声と、ゴールの毅然とした歌唱がからむと、なんとも魅力的なんです。
『ローエングリン』のテルラムント&オルトルートは、ワタシの理想の夫婦像にピッタリ一致して聴こえます(笑) ワーグナーは苦手と言いながら、↑の理由でバイロイトの録音は大のお気に入りのアイテムです。

keyakiさん、皆さん、調べてくださってありがとうございました。いろいろと勉強になりました。
by しま (2007-06-16 08:28) 

euridice

しまさん、はじめまして。
>『ローエングリン』のテルラムント&オルトルート
テルラムント夫妻を中心に視聴したことはありませんが、はじめてそういうこと(残念ながら「聴」だけですが)をして見ました。カップルで本の題になるだけあって、音だけでも相当強烈な印象です。バイロイト音楽祭の歴史に残るテルラムント夫妻だったのでしょう。W.ワーグナーが、この本の序文を書いているそうです。(頼まれればたいていは書くんだろなんて言われてしまえばそれまでですが・・)歌手が夫婦か、夫婦だったことがあるかは別として、とにかく仕事上は、まさしく似合いのカップルだったことは間違いなさそうです。
by euridice (2007-06-16 17:08) 

keyaki

しまさん、
こちらこそ、ちょっとマンネリ気味になってますので、いろいろなオペラ歌手さんのファンの方との交流で、オペラの楽しみが増えてありがたいです。
ご存知かもしれませんが、ブランのファンの方のサイトのアドレス貼っておきます。
http://lespecheursdeperles.blogspot.com/2007/03/ears-openers-ii-ernest-blanc.html
by keyaki (2007-06-16 21:50) 

しま

>euridiceさん
はじめまして。お名前はあちらこちらで拝見しています。
ワタシは初のワーグナー全曲体験が(なんと!)このブランク&ゴール盤でしたので、euridiceさんとは逆に『ローエングリン』は悪のメオトばかりに耳が行ってしまいます(笑)
でもこないだ、ペーター・ホフマンのローエングリンをYouTubeで視聴し、初めてタイトルロールに注目をしました。ホフマンのローエングリンはぜひ全曲で体験してみたいです。

>keyakiさん
恐れ入ります。それから、ブログのURLをありがとうございました。このブログの存在は(も)全く知りませんでした。
ざっと見たところ、ブランクの録音情報については、ワタシもグローバルスタンダード(?)に照らし合わせてさほど遅れをとっているわけではない?(笑) ちょっと嬉しかったりして。
でもやっぱり、実際にナマを体験した人の感想が書き込まれているのを発見すると、羨ましくてジタバタしてしまいます~。

これからもよろしくお願いします~。
by しま (2007-06-17 21:09) 

keyaki

しまさん、私は、あのサイトを最初に見つけて、参考にしました。
ネット検索も、その時々で、ヒットするものが違ったりするんですよね。
こちらこそ、よろしくお願いします。

トーマス・アレンの生舞台、楽しみですね。
アレンが伯爵、ライモンディがフィガロなんていう、レアな《フィガロの結婚》が、けっこう好きです。アレンは、若殿様、ライモンディは生意気、お説教フィガロというかんじです。
by keyaki (2007-06-18 16:30) 

しま

>アレンが伯爵、ライモンディがフィガロなんていう、レアな《フィガロの結婚》
そうそう、アレン@グリエルモ《コジ》とあわせて、思い出した時に探しているアイテムです。レアフィガロの存在を知ったのは、やはりkeyakiさんのホームページなんですよね(笑)

薔薇の騎士で盛り上がっているのに、いつまでも自分のことばかりお話してすみません。
新国の「ばら」はちょっと行きたかったのですが、追っかけ旅行の直前だったので、天秤にかけて、諦めました;;; 評判を聞いてちょっと悔しい(笑)

ではでは。
by しま (2007-06-19 00:24) 

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