『Dr.コトー診療所2006』第3話 [過去の連ドラ]
『Dr.コトー診療所2006』第3話
ミナ(蒼井優)の仕事は相変わらずおぼつかず、島での信用もイマイチ。そんな中ミナは中学生のひな(尾﨑千瑛)と仲良くなる。ところが健康診断でミナが採血したところが痣になり、ひなの母(神野三鈴)の不信を買ってしまい、さらにひなが倒れて……
緊張感があり、とても面白かったと思います。良きにせよ悪きにせよ、”家族”に対するミナのまなざしには気持ちがこもっており、目が離せない。
でも。
あざといッ!!蒼井優をこういう使い方するのはずるいぞッ!!こりゃあれだよ。サメが海の中で強いでしょ、ってとこを見せられてるみたい。話の展開なんて丸分かりなのに、役者の力だけで見られる話にしてます。蒼井優以外にもひなちゃんとお母さんも好演。ほとんどこの3者の話でした。
出来ればお母さんの言い分にももう少しフォローが欲しかったです。田舎の他人への干渉って、本当にわずらわしい時があると思います。それストレートに言ってくれたのって私が知ってるのは市原悦子の”東京卒業”ってドラマくらい。なんだか妙な田舎信仰がありますよね、TVって。
それはともかく。それだけにエンディングでひなちゃんの役名が出てなかったのはかなり減点。むしろファックです。せっかく本編が凄く丁寧に作られているのに、こういう作りをされると凄くがっかりします。
それにしてもほんとに話が散ってしまいました。彩佳なんてほとんど出番なし。まるで距離恋愛ドラマみたなやり取りをコトーとするだけ。はっ!まさか堺雅人との間で揺れ動くって話になるのか?
時任三郎の物語には誰も絡めないし。コトーは医師として完成されていることがさらに強調されて、なんだか目立たないし。一話一話は面白いのですが、常に先が心配。これ続けられるのか?桜井幸子と大塚寧々、いなくていいし。
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