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『下北サンデーズ』第七回 [過去の連ドラ]

『下北サンデーズ』第七回

スズナリでの公演も迫ってきましたが、あくたがわ(佐々木蔵之介)の台本が出来上がりません。メンバーの中は仕事が忙しくなってくるもの出てきて、稽古に集まる人数も減り、次第に皆の心がバラバラになってきて……

なかなか興味深い展開になってきました。バラバラになった劇団員たち。劇団を家族のように思っていた八神(石垣佑磨)の吐露に対するジョー(金児憲史)の激情。八神にとっては変わらないことが大切でも、ジョーにとっては変わらなければ進めなくて。あまりに甘い考えに見えます。

そこまでゆいかを蚊帳の外にして話を進んでいたため、すごく緊張感があったのに、ラストでゆいかがごちゃごちゃ言うから一気に台無し。もうホントお前帰れ。

ゆいかはそもそも何がしたいのかがさっぱりわかりません。みんなで一緒にわいわい芝居をしたいの?で?自分は大学卒業して就職するまではそのままでいて欲しいの?

そもそもなんでそんなにサンデーズに入れ込む?一回観て一回参加しただけだろ。それで私の好きなサンデーズって言われても。他の劇団の芝居は観ないの?何で?大体お前、人づてでケラさんに敬意払ってるよな。すっごい安い。それで本多に憧れられても。明らかに「みんながすごいって言ってるから」じゃん。

亜希子さんに「止めなかったんですか」って、お前が止めろよ。どう考えても不安定な八神に自分は何もしないで人を糾弾するのかよ。

脇役が自分の過去、生活、恋人、親、いろんなものを背負ってるのにとことんなーんにもないゆいかがえらそうな口を叩き、そしてそれがまるで正しいように描かれる。つかよく見たらあれぴっちりどころかブルマじゃないよな!ジャージだよ。なんでだよ!

ふう。書いててちょっと興奮してしまいました。途中八神が泣き出したとき、もしかしてワンツーで全員ぶちのめす(※1)のかと少し期待したんですけどねぇ。ユウ。鏡の前で延々と繰り返したワンツーが見たかったです。

劇団という狭い世界の混乱がとてもリアルで面白かったです。頼むからゆいかの力以外で立ち直ってください。

※1 ワンツーで全員ぶちのめす:前も書きましたが八神役の石垣佑磨は以前下北を舞台にしたドラマで引きこもりの暴力男・ユウを演じていた。いじめられっ子が鏡の前で延々ワンツーをしていたら本当に強くなっちゃったって話。タイトルは『ホーリーランド』です。

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