『下北サンデーズ』第五回

『下北サンデーズ』第五回

駅前劇場での公演は大盛況に終わり、サンデーズメンバーが少しずつ注目されるようになってきました。しかしキャンディ（大島美幸）は、思い入れのある芝居のＴＶ化作品にも出演出来ず、オーディションも失敗続きで……

面白かったです。このドラマ、ファンタジーなんですね。いままでの不満の大半は、私がこのドラマを『小劇場の内面を描く』と勝手に思い込んでいたから。今回くらいトバした展開にしてくれれば。スタンディングオベーションくらいの嘘だと不愉快だったんですけど、これくらいの嘘だと嘘とし楽しめます。

大島×蛭子さんのやり取りが非常に良かったです。売れない役者と現場の社長。すげはまり役。前回のサンボもそうですが、大島の雰囲気にあっていました。

そして辞めるといいだしたキャンディに対するあくたがわの台詞が響きました。小劇場出身の佐々木蔵之介が言うと重みが違います。なんか泣きそうなくらいでしたよ。

……で。いつもいつも申し訳ないんだけどとことんゆいかが邪魔です。必ず入る往年のギャグの狙いは未だ不明。ゆいかのやることにみんなウケる意味も不明。ラストの説教が軽いのも相変わらず。あくたがわが「新人に何が分かる！」っての、ホントそう。お前なんで何にも事情がわかってないくせにずうずうしいこと言うんだ。ブサイクから見れば、可愛いやつにこういうこと言われるの本気で腹立ちますよ。

前回はサンボメイン、今回はキャンディメインだったので楽しめました。どうもこのドラマ、上戸彩がいなければもっとぜんぜん面白いんじゃないか？そんなことさえ思ってしまいますよ。

やればやるほど私の中の上戸彩の評判が落ちていく。なんだか私の中で香取慎吾と同じポジションに落ち着きそうです。

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