『ドラマ24・怨み屋本舗』第3話 [過去の連ドラ]
あれ?意外と面白い?
『怨み屋本舗』第3話
あるマンションに住む主婦は隣に住む佐知代(片桐はいり)の嫌がらせに悩まされていました。自分よりずっと安い値段でマンションを購入したことが気に入らない佐知代は、主婦のごみを漁ったり汚物を放り込んだり。いらだった主婦は怨み屋(木下あゆ美)に復讐を依頼。さらに同じマンションに住む女子高生里奈(葵)から、暴行を加えてくる義父の復讐を依頼された怨み屋は……
面白かったですよ。片桐はいり扮する嫌がらせ女が、行動自体は非常にありきたりなのですが、若干ホラーテイストを感じさせる芝居で良かったです。
復讐の方法はアホでも思いつくようなシンプルなものでしたが、今回は値引きしてきた依頼人にも嫌がらせをする手段が面白かった。依頼人もヤな感じだったのでカタルシスがありました。
もうひとつの女子高生の話も、義父に対する復讐がホモらせるって。おいおい、思いついても普通恥ずかしくて映像化できないよ。カマほられているののメタファーが『テディベアの尻』って……斬新過ぎるぜ。しかも義父はその後ホモ開眼。家を出てきましたって。どんな超展開だよ。
かように思いっきり分かりやすく、漫画的に描いているのでつくづく疲れません。個々のキャラクターも元々魅力的に見せる気があまりないようなので、こっちとしても割り切れる。ジャンクな味付けがいい方向に出ています。
ただこうなってくると怨み屋がどうでも良くなっちゃいますね。蝶に異常な興味を示すって味付けがあるんだけど、ぜんぜん興味ないよ。
次回のゲストは松田悟志さん。あー、これまでに比べるとちょっと弱いかなぁ。
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