『下北サンデーズ』第二回

最近更新サボリのせいか来客数激減。反省。

『下北サンデーズ』第二回

劇団下北サンデーズに入団したゆいか（上戸彩）。サンデーズ男メンバーたちは早速ゆいかにちょっかいを出してきます。中でも演出のあくたがわ（佐々木蔵之介）は女性に手の早いことで有名。そうこうしているうちにゆいか初舞台の幕があがりますが……

う～ん。テンポは相変わらずいいんだけど、どうしてももっと面白くなりそう感が強いです。一番イマイチなのはストーリー。ゆいかの失敗が偶然シュールな演出としていい方向に受け取られるって、恥ずかしいほど古臭いですよ。あの、サラリーマン金太郎とかであるでしょ。怒りに任せて大暴れしたら物分りのいい親分とか出てきて「気に入った！」とか言ったりするような。そういう系譜。

上戸彩の失敗がいかにも作られた失敗でヤでした。少しもテンパってるカンジがしない。

せっかく演劇を舞台にしているのならもっと初日が開くまでの様子を丁寧に見せてほしかったです。練習だと台詞がぜんぜん入んないのに幕が上がるとテンションで乗り切る奴とか。バイト優先する奴がいて、なんとなく気まずくなったり。必ず親が観に来てくれる奴とか。仕込みのバタバタ感とか。

そういう独特の文化、興奮を期待していた私としては随分にあっさり幕が上がっちゃってがっかり。

サンデーズがやってる芝居もどんなものかよくわからないし。なんだかせっかく演劇を扱っていても、ただの小道具、メインは若者たちの青春って感じがして。

あとメンバーのキャラがぜんぜん立っていないですよね。

なんだか悪いところばかり目に付いてしまいました。でも期待すればこそ。次回もチェキラッチョしますよ。

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