『坂口安吾・不連続殺人事件』 [本]
ぎゃー。『ブスの瞳に恋してる』を録画したと思ったら、チャンネルを間違えてNHKのクイズ番組録画してました。えなりが司会のやつ。そのせいでネタがなくなったので、mixi日記の記事を再編集。『不連続殺人事件』。
- 作者: 坂口 安吾
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1974/06
- メディア: 文庫
坂口安吾の推理小説。いや探偵小説かな?。安吾といえば『白痴』が有名な人ですね。私もそれくらいしか知らないし、読んでませんでした。こういうのも書く人なんですね。
ストーリは山奥の館に招待されたクセのある人物たちが次々に殺されていく……って、割と王道。でもおもしろさのツボは、謎解きではありません。この話、登場人物が男も女もそろって変態ばっかりです。デフォルトでスワッピング可、みたいな設定です。
探偵役からして、『17歳の彼女に会いに行くのに、靴下は綺麗でなくっちゃね』みたいなわけのわからん描写があって、到底好きになれません。舞台となる館に至っては、ソドムとゴモラはさもありなんって感じ。登場人物が多いので、誰と誰がデキているのかよくわかんなくなってきますが、『みんな貞操観念が薄い』と思っておけば間違いなし。乱歩にもよくある変態乱打推理小説が好きなら。
終盤エラリー・クインのように読者に謎解きを問うてきますが、普通の人なら誰が誰か分からなくなっていて、到底謎どころではないと思います。多分意外な犯人なんだろうけど、あんまりたくさん殺されるので、もうどうでもいいや、って感じでした。
ちなみにこの小説、映画化されていて、その時ストーリーを引っ張る精力的で暴力的な作家・土居光一ことピカ一を内田裕也さんが演じています。
ガリガリボディに耳がすっぱくてツーンとなる演技。そのくせ変にハマッた雰囲気でなかなかの怪演。これは一見の価値ありです。しかし例えばナイフで釘付けにされた死体など、絵的に派手なシーンが口で語られるだけで、映像がありません。なんのために映画にしたのでしょうか。かなりイマイチです。
そういえば小説で最初に殺される望月王仁、『おうじん』って読むのかと思ったら、この映画では皆『わに』って呼んでました。わに。
っおいっ!!なんだよ!
けんたろうのぶすこいどすこい評価を楽しみにしていたのにーー
私的には・・・・・微妙。なんか中途半端なんだよねー
しばらく様子見かな?たまにマギー的な言葉が使われるけど、、、
微妙だねーーーぇ って感じでーす。
by くまこや (2006-04-13 17:40)
すまんねぇ。ドラマ記事でブログの人気を巻き返したかった
私としてもがっかりです。次回はちゃんと録るよ。
HDD再生したえなりが出てきてびっくりだよ。
そもそもブスがサラNEOとかぶるから悪いんだよ。
by けんたろう (2006-04-13 20:40)