SSブログ

『名探偵金田一耕介・女王蜂』 [TV]

連日一日遅れでレビュー。ニーズがありません。

ってことで、稲垣吾郎版、金田一耕介。『犬神家の一族』『八つ墓村』に続く第3段、『女王蜂』です。ネタバレ、ネタバレで書きますんで、ご留意願います。


神秘的な美女、大道寺智子(栗山千明、以下ゴーゴー(※1))が月琴島からやってきて以来、彼女に近づく男たちが次々と殺害されていく。事件の裏には彼女の出生にまつわる、19年前の悲劇が隠されているらしい。金田一は事件解決に乗り出した・・・


前2作の、おどろおどろしさ全面、トリック、つじつま上等のストーリーとは違い、かなりまっとうなミステリーものでした。いやもちろん都合はすごくいいんだけど。偶然ミサイルはつるべ打ちだし。

それでも、自分が殺した死体を誰かが動かしていても気にしない@犬神家なんかに比べれば。原作がそうなんですかね?金田一もちゃんと推理していたし。

映像的にも独特の色使いで面白かったです。ゴーゴーもやたらとお召し物を変えるので、着せ替え人形みたいで楽しかったです。

あと、役者陣が面白かったですね。一目で判る『殺され顔』の婚約者たち。コスプレのような哲太兄さんの怪演。実はいい人だったことが明かされる及川ミッチー、途中で存在を忘れていました。ラストで出てきたとき、『あ、そういえばミッチー捕まってたんだっけ?』と思ったのは私だけではないはず。

そして何よりゴーゴー。イメージ的に横溝ヒロインははまり役ですね。しかし彼女、すっげー肌荒れてるぜ。だれか、クレアラシルを!彼女に、クレアラシルを渡して下さ~い!!!

資生堂のCMではそんなところ全く感じさせないので、ものすごーく、猛烈に気になりました。ここまで肌が荒れている人は、一時期の堂本剛くん以来です。

ゴーゴー、資生堂の力で何とかしてもらってください。顔がアップになるたび、心配になっちゃいました。

ちなみに女王蜂って何の意味も無いんですね。『あの女は男を使役し喰らう女王蜂だ!』的逸話すら無い。女王蜂が何かを意味しているわけではなく、なんとなく雰囲気があるから使っているだけ。でも、そこが凄いよ、横溝先生!このタイトルだけで面白そうな気がするもん!

※1 ゴーゴー:栗山千明が映画『キル・ビル』で演じたコギャル殺し屋、ゴーゴー夕張のこと。それ以降、世の多くの人が栗山千明のことをゴーゴーと呼ぶようになった。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。