科学コミュニケーションの講義がはじまる:東大物理学専攻 [科学コミュニケーション]
東京大学理学系研究科物理学専攻(東京都文京区)で5日、科学コミュニケーションの授業が始まった。講義は「21世紀COE特別講義」の一つ。毎週水曜日13時から、全14回の講義になる。「科学コミュニケーション論」と題して、科学研究者を目指す学生に対し、今後直面するであろう科学に関するコミュニケーションについての知識と心構えを伝えるのが目標だ。元NHK科学番組プロデューサーで多摩六都科学館館長の高柳雄一氏と、フリーの科学ライターの木幡赳士氏が担当する。
初回の授業では講師紹介の後、高柳氏がコミュニケーション一般に関する問題提起を行った。それを受け、木幡氏が科学コミュニケーションが重要になってきた背景について具体例を交えて説明した。今後の授業では、編集者やテレビ番組製作者などをゲストに呼んで、具体例とともに科学コミュニケーションの方法論について講義する予定だ。また専門用語や数学の取り扱い方など、実際的な演習も行うという。
講義には、大学院生・学部生を合わせて20人以上が出席し、2人と講師と活発に意見交換する姿も見られた。科学コミュニケーションの講義は、まだ始まったばかり。試行錯誤ながらも今後の展開に期待したい。【パブリックジャーナリスト:けけみ】
こんにちわ。
6月29日に自分のブログに「科学技術コミュニケーター」について書き込みをしてました。
今後のレポート楽しみにしています。
うまくトラックバックできなかったので・・・
http://nosumi.exblog.jp/
by 大隅典子 (2005-10-09 10:35)
大隅先生、リンクありがとうございます。適当に思ったことをつらつら書いているだけのブログですが、科学コミュニケーションや科学技術人材などについても、ときどき書いていこうと思っています。
by けけみ (2005-10-09 12:12)