冬休み、子供たちとどう過ごすか!? 第133号 [I-2 家族計画]
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2005.12.24 冬休み、子供たちとどう過ごすか!?第133号
冬休みに入る直前に、予約注文していた本田健(『ユダヤ人大富豪の教え』などの著者)さんのあるセミナーのホーム・スタディ・キット(セミナーにでなかった人がテキストやCD、DVDで学べるようにしたキット)が届いた。
通勤途中の自家用車の中で、そのCDを聞いていた。その中でセミナー参加者の質問に答えるコーナーがあったのだが、次の言葉が心に引っかかった。
本田「~友人などにいろいろ聞いて回ってみると、統計的には大体8歳、9歳ぐらいで、娘は父親とあまり遊ばなくなるんですよね。(本田さんの長女は7歳でアキコと同じ)だから、(今はじっくり娘とかかわっているけれども)あと1、2年したら、セミナーなどの活動をもっとやれるようになると思っています。そして~」
質問者とのやり取りの中で、この部分はまったくのおまけの部分なのだが、私の心にはとても引っかかった。
以前読んだ本田さんの『きっと、よくなる!』の中の一節「先立つ後悔をしてみる」には、次のように書かれていた。
「~妻の妊娠がわかったとき、子育てが終わった方に、インタビューして回りました。 彼らに投げかけた『あなたは何を後悔しますか?』という問いに対して、いちばん多かった答えが、『子供が小さいときに、もっと一緒に時間を過ごしておけばよかった』というものでした。 子供に英語を教えておけばよかったとか。子供を叱って後悔したというのを想像していた私は、意外に感じました。もう少し、育児を楽しめばよかったという人ばかりでした。それが、私が育児セミリタイヤを決めたきっかけになったのです。 おかげで、育児を楽しむことができました。水中出産で、娘のへその緒を切るところから始まり、初めて娘が歩きはじめた日、言葉を発した日などに立ち会うことができました。~」
この『きっと、よくなる!』は、今年の1月に出版された本で、私はすぐに読んだ。そして、育児セミリタイヤはできないけれども、今この時期の育児をしっかりかかわり、楽しもうと改めて決意したことを覚えている。
先号のブログ記事にも少し書いたが、今は帰宅すると、アキコは、
「ねえ、お父さん、遊ぼう!」
と言ってきてくれる。膝の上に乗ってきたり、抱っこをせがんだり……。
今は、むしろうるさいこともあるぐらいで、迷惑というか困ってしまうことも、正直言ってある。仕事に集中したいな~とか、プライベートな時間をもちたいな~とか……。
それが、「8歳、9歳ぐらいで、娘は父親とあまり遊ばなくなる」とは!?
統計とりわけ平均ー例えば、国民の平均寿命、国民一人当たりの資産額などーは、あまり当てにならないにしても、一応の目安にはなる。
正直言って衝撃だった。買い手市場というか、アキコは「お父さん。ねえ、お父さん。」がまだまだ続くと思っていたから。
でも、遅かれ早かれこんなことはだんだん少なくなってくるということだ。
我が身をふり返ってみればわかるし、アキコが結婚して子供ができれば、母親として逆にせがまれる方だ。
そこで、本ブログ記事テーマの『冬休み、子供たちとどう過ごすか!?』という問題である。
この冬休みは、長女アキコにとっては、小学校初めての冬休み。次女クニコ3歳にとっては、入園前の最後の冬休みである。
冬休みに入る少し前は、「しっかり勉強を教えるぞ!」と思っていた。あとは、自分のプライベートな時間も大切にして……、ゆっくり休養もして……、もちろん仕事の面ではAとBとC……をして~と考えていた。
これを子供とのかかわり方については、大きく変更することに決めた。
最大の方針は、「アキコ、クニコと徹底して好意的にかかわること!」である。
それは、アキコ、クニコの気持ちを最大限汲んでかかわることであり、かかわる時間をたくさんたくさんとるということであり、ステキな思い出をたくさんつくるということである。
アキコとクニコが(そして妻も)「この冬休みは、お父さんはいつもの何倍も遊んでくれたり、勉強を教えてくれたりしてくれたな~。お父さんありがとう。」と思ってくれるような、冬休みにしよう!
私自身も、「いつもの何倍もかかわれたな。楽しい思い出がいっぱいできた。ありがとう。もしアキコが8歳になって、『お父さん。ねえ、お父さん!』とあまり言わなくなったとしても、もう悔いはない。」こう言えるようにしよう!
具体的には、次のようである。
※ 2006.1.9 夜 自己評価してみた。 → 以下に書いた。達成が多い。さっき、妻と実母に「この休みは、子供たちとよくかかわったろ?」と聞いたら、二人とも「そうだわね。」と同意していた。冬休みのねらいは達成できた!
ただ、うれしいことに、まだまだ「ねえ、お父さん!」は続きそうである。関われば関わるほど、「もう悔いはない。」ではなく、もっと関わりたいという思いは強くなったのである。
(1)楽しい思い出をいっぱいつくる。
□クリスマス・新年を祝う。→達成
□雪遊びをいっぱいする……そり、かまくら、雪だるまづくり……。→達成
□かるた遊びをする:百人一首、トランプ、俳句かるた……→ほぼ達成
□温水プール、温泉へ行く。→温泉のみ達成
□映画に連れて行くか、ビデオを借りて一緒に見る。→映画館へ達成
□いっしょにお風呂に入る。→達成
□アキコ、クニコの希望を叶えてその通りに遊ぶ。→かなり達成
(2)一緒に勉強する。
□百人一首と俳句をかるたをしながらそれを覚える。→一部達成
□まだ決めていないが、名文や名詩などを暗唱させる。→しなかった。
□絵本を読んであげる。→達成。
□チャレンジや七田の勉強を見てあげる。(英語は検討中!)→英語を除いて達成
(3)一緒に働く。
□家の大掃除→達成
□パン作り!?→パン焼き器ナショナルのもの売り切れ、カカクコムで昨年に発注済み、15日に配達予定。
「う~ん、まだよいアイデアはないかな~。」
誰かあったら教えて!?
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はじめまして。ayakaさんのブログからとんできました。おじゃまします。
わたしも、7歳のムスメと、4歳のムスコがいます。考えさせられる記事ですね。しかし、残念なことに、私の今の仕事は、正月も盆休みも、ゴールデンウィークも関係ないフルタイムのお仕事なので、思うように相手してあげられないのが現状です。あれも、これもしてあげたいのに・・・。ファーザーさんの気持ち、よくわかります。
わたしも、寝ていると、2人が私の布団に入ってきたり、お構い無しに、上に乗ってきて、椅子がわりにしてテレビや、ゲームをしたり、ハチャメチャなことをしてきたりするが、それが父親として、うれしかったり、楽しかったり、ほのぼのと、「しあわせ」を感じたりします。これもあと数年!?ドッヒャ~。エライコッチャ~!!
by 武田のおじさん (2005-12-25 11:29)
>武田のおじさんさんへ
そうなんです。
布団に入ってきたり、肩車したり、一緒に入浴したり……は、遅かれ早かれ終わってしまうんです。
本当に「ドッヒャ~。エライコッチャ~!!」なんです。
今は黄金時代なんです。
だから、今この時期しっかり子供とかかわり、太い絆を作っておくかどうかは、決定的に重要だと思うんです。例えば、週1回の家族の時間。これを定例化・死守しておけば、中学生になっても、かかわる機会が十分もてると思うのです。
あと年齢に応じたかかわり方というのがあると思うのですね。抱っこや肩車はできなくなったとしても、逆にもっと別なかかわりができるようになると思うのです。その時の子供の求めているものー自分の成長に必要なものを、子供は本能的に求めると思うのですがーを、親は提供していけばいいと思うのですね。 本記事の関連記事やオススメ記事に加えて、あったかい家族日記「親の役割~子供のペット化をやめよう!~」なども、読んでいただくとよいかもしれません。
by 泉河潤一 (2005-12-25 21:27)