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旅の目的達成! その秘訣は?71 [E3 四季の旅行]

2005.8.19(金)旅の目的達成! その秘訣は?71

 18日・19日と福島の磐梯高原へ行ってきた。

 今は19日深夜。

 18日の朝8時30分頃に自家用車で出発し、19日の夜6時30分過ぎに帰宅するという一泊二日の家族旅行が、成功裏に終了したという満足感に浸っていたところだ。ちなみは、私を除いた家族全員ぐっすり眠っている。

 前号で書いたように、夏の泊を伴う旅行は、結婚以来ずっと続いている我が家の伝統であり、メインイベントの一つである。

 旅の目的は、家族みんなが大いに楽しんでリフレッシュすることだ! 楽しんだかどうかは、アキコとクニコ、そして妻の笑顔でわかる。もちろん、私も。

 この目的を達成するために、いろいろ立てた計画の沿って、動いていくわけだ。

 さて、前日のうちにほとんど持ち物などの準備を終えて、当日は朝食7時、出発8時を予定していた。
 
 私はもちろん妻もスタンバイ。いつもは遅れ気味の長女アキコも、旅行ということですぐにスタンバイ。起床も朝食も、テンポ良く食べ始めた。

 ところが3歳の次女クニコがよくない。

 アキコと同じに起きてきて、みんなが食べ始めているのに、またごろんと横になり、
「起こして。」ときた。

私「自分で起きられるだろ。」といって、知らんぷりというか様子を見る。

クニコ「起こして、起きられない。」と言って、寝ころんだまま。
……(「また、始まった」と、みんな知らんぷりで黙々と食べる。)
妻「みんな食べてるよ。クニコ、おいていかれるよ。」

クニコ「……。」寝ころんだまま。起きようとしない。〈起きられるけど、起こしてくれるまで絶対に起きるもんか!〉……〈 〉内は、私の憶測です。

私「ほら、行くのが遅くなるだろ。」(こんな時に、いい加減にしてくれ!)

アキコ「あっ、おいしいぶどうがある。」(これでつられてくるかな。)

クニコ「……。」寝ころんだまま。起きようとしない。〈ぶどうなんてないくせに、だまされないぞ。起こしてくれるまで絶対に起きるもんか!〉

 我慢比べが続く。クニコは、起こしてくれるのを待っていても、なかなか起こしてくれないので、メソメソし出す。

 こんなやり取りが続いて出発前の貴重な10分が過ぎていった。クニコを置いていくわけには、行かないし、かといってこのわがままを何とかしたいし……。

 ここが勘所だ。今回の旅の目的は、みんなで楽しむこと、みんなの笑顔を創り出すことだ。「いつまでも何やってるの!」と強く叱責したのでは、朝から叱られての旅のスタートとなる。

 私は寝ころんでいるクニコを抱き起こし、抱いたまま
「クニコ。お父さんもお母さんもお姉ちゃんも楽しい旅行にしようと思っているんだよ。クニコは、このままずっと寝ころんで泣いているの!?」
と語りかけた。

 クニコは、首を横に振って
「ううん。」
と、一言。

「じゃあ、いっしょに食べようね。」
といって、食卓に着かせた。そして、何事もなかったように食べ始めた。

 一件落着。 8時出発予定が、8時30分出発となったが、仲良く笑顔で出発だ!

 予定通りお昼前には磐梯高原五色沼周辺に着いた。すぐに、レストランで昼食をとった。

 昼食後、今日のメインである五色沼自然探勝路の散策をスタート。およそ1時間の散策だ。アキコは2度目、クニコは初めてのコース。私は、修学旅行の引率含め10回ぐらい行ったろうか。
 コバルトブルーや緑色など大小様々な沼を左右に見ながらの散策は、何回行ってもいいものだ。そして、クニコを肩車しながらの散策も最高だ!

 こんな風にアキコも肩車しながら散策をしたっけ。7歳になった今のアキコは、肩車はもうちょっと無理だけど……。今できるうちにクニコを肩車しなくっちゃ。

 意外にクニコはたくましく、ほとんど自力で歩き通した。

 柳沼側からスタートして終点の毘沙門沼に着いた。

 毘沙門沼で、30分手こぎボートに4人で乗船。こぎ手は当然私。

 その後、ソフトクリームを食べたり、おみやげを買ったりして、タクシーでスタート地点の柳沼の駐車場に戻った。さらにおみやげを買い、自家用車でペンションに向かった。

 5時過ぎにはペンションに着いた。このペンション雪わり草は、近隣のペンションの中で一番奥にあって、まさに森の中。

 そこにブランコやベンチ、ハンモック、ちょっとしたアスレチックなどがあって、体を動かすことが大好きなアキコは、さっそく遊具で遊ぶ。

 そして、先に入浴をして、6時30分に夕食。

 夜は、子供たちが遊べる部屋で、他の子といっしょに遊び、ほぼいつも通りに就寝した。

 さて、笑顔は、何回見ただろう。
 
 お腹をすかせて、レストランで大好きなハンバーグセットを食べた時。(高かった!)

 肩車をしていた時。「わあ~、面白い。」とクニコは言っていた。

 コバルトブルーの沼を見た時。「わあ~きれい。」とみんな。

 「恐いよ、ぶつかるよ。」と言いながらもボートに乗っていた時。

 散策の後、ソフトクリームを食べた時。

 自分のために、お友達のためにステキなおみやげを買った時。

 ペンションの外でブランコに乗った時。夜、遊んだ時……。

 たくさんの笑顔が見れた。楽しかった! まずは、旅の目的達成だ!

 ※ 五色沼自然探勝路…毘沙門沼をスタート地点として逆のコースでも行ける。水の流れから言って、柳沼の方が少し海抜が高いので、少しは柳沼スタートの方が楽である。

家族専科http://www016.upp.so-net.ne.jp/kazoku/

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