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娘の育て方は、男親の私には謎だらけ?(長女と父親) [「家族」とともに]

 思いっきり個人的ネタ第三弾です。

 娘の口から「とーちゃん、大嫌ーいっ!!」との言葉が出たのに反応して、我が家での子育てネタを2記事書きましたが、本記事にてとりあえず切りにしたいと思います。

 

山本大成 「かわら屋の雑記帳」「とーちゃん、大嫌ーいっ!!」 瞬間動揺が走りました。
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-06-09

山本大成 「かわら屋の雑記帳」「ダメなものは、ダメなのである!」理不尽な親のススメ!?(会津藩校日新館十訓)
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-06-11

 

 4年前に娘が生まれてからずっと思っていることがあります。

 「娘の育て方ってこれで良いのか?」と....。

   1歳頃の長女「青葉」


 私自身は四十数余年前に生を受け、以来ずっと「男として」「長男」として育てられ、現在に至っています。

 その経験の中で、今度は自分が育てる側になるという認識でいて、4歳の娘が生まれる前に「子供が出来たらこう育てよう」と抱いていた子育てのイメージは、今になって考えると「男の子」に対するものでした。


 自分が子供に伝えたいのは「自分の価値観を持ちなさい!」の一言に尽き、具体的な育て方は自分の両親が自分に対して与えてくれたものに自分なりのアレンジを加えて行うつもりをしていました。

 当初は、男の子であれ女の子であれ、同じ自分の子供として意識せずに自然体でやっていこうとしていましたが、子供の成長に従い違和感を感じる部分が少しずつ出てきました。

(まだ4歳ですからそれほど表面化しませんが、これからますます違和感は大きくなりそうです)

 


 2歳頃の長女「青葉」


 正直言って、鬼嫁も含めて女性の精神構造は私には難解で、何を考えているのか?想像すら及びません

(もし女性の精神構造が多少なりとも理解できていたら、今頃はモテモテで違う人生を送っていることでしょう!?)

 

 また、「女性には優しく」との認識がこびりついているのか?悪いことをしても厳しく叱れず、どこか甘い自分がいたりします。

(女性は私にとって難解な存在で、「腫れ物」に触るような対応しか経験したことがなかったのが、真の原因かも?)

 

 それに対して鬼嫁は、自分自身が長女として育ててられてきた事もあるのか?、基本的には優しいかーちゃんですが時として実に厳しい母親に豹変します。

 私もそれを見習わねばと思い、数度チャレンジしてみましたがどうもしっくりいかず、娘が泣き出すと手頃を加えてしまいます

 


 反面長男に対しては、2歳になったばかりと幼いにも関わらず手心を加えずギリギリの所まで叱り飛ばすことが出来たりします。(まだ数度しか有りませんが....。)

 長男が生まれて直ぐの「姉弟」

 結局、男である父親は、娘を可愛がることは出来ても厳しく育てることは出来ないのでしょうか?

(顔を見る度、甘えてくる度、可愛く思えて仕方ありません!:無論、長男もですが....。)

 

  1歳半頃の長男「立夏」

 先日、有ることに気がつきました。

 鬼嫁は女同士である娘なら厳しく叱るようなことを長男がしても、「長男には甘い!」という事実です。

 それ以来、彼女の長男に対する態度をよく観察していると、年齢の上下を差し引いても明らかに娘に対する対応より甘いものでした。

 彼女にそれを指摘したところ、全く無意識の行動のようで、本人は全くこの事実に気がついていませんでした。


 結局これが、娘は父親に懐き、息子は母親に懐く原因なのかもしれません。


 「やはり子育ては、奥が深い....。」

 


PS.
 娘には甘いと思いつつも、容認できない事があったときには、渾身の力で叱り飛ばすことは出来るつもりです。
 その自信が無くては、子育てなんてやっていられません!(本当に出来るのかな?)

 また、甘々のとーちゃんではなく、娘の成長に従いだんだん手綱を引き締めているのは言うまでもありません。

 それが過去記事の「とーちゃん、大嫌ーいっ!!」につながりました。

 

PS2.
 今回の写真は、一部を除き携帯電話で撮った写真です。


 


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コメント 12

毎回楽しみにしています。父と娘、私は怒れなくてもいいかーって最近思います。何故そう思ったかは上手く言えないんですが…。
by (2007-06-13 21:01) 

plusgate

子供はいないんですが、男3人兄弟の一番上で育ったので、
小さい男の子の扱いはわかるんですが、女の子になると
ちょっと苦手です。
ぼくも、自分の子供のイメージは男しかありません。
女の子だと同じようになりそうです。
by plusgate (2007-06-14 10:07) 

たいせい

 STEALTHさん、後に生まれたのが男でなかったら恐らくこの違いには気がつかず「子供に甘い」と思っていたでしょうし、男が先に生まれていれば「下には甘い」と感じていたような気がします。
 STEALTHさんのところは、微妙な年頃でこれからますます大変なのでしょうが、十数年後に我が家でも通る道、「他山の石」とさせていただけるよう、毎回楽しみにBLOGを読ませていただいています。

 「毎回楽しみ」との言葉、そして毎回のnice! &コメント。
 本当にありがとうございます!
by たいせい (2007-06-14 13:12) 

たいせい

 plusgateさん、妹の所も男の子の一人っ子で女の子の育て方なんて想像だにしていませんでしたので、本当に戸惑いの毎日です。
 ただ子供は、後戻りせず(三歩進んで二歩下がることもありますが)前を向いて日々成長しているのが素晴らしく、悪戦苦闘しながらも楽しい毎日を過ごしています。

 子供を育てているると言うよりも、子供を通して自分が育てていただいている感じの方が大きいです。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-06-14 13:23) 

ウチは今のところ娘だけなので(次は男の子を願うっ!)
両性を比べることはできませんが・・・
私も理不尽に叱って後悔します。
親になってまだ数年。失敗して、成功して・・・。
「世の中そんなもんだ」っていうことの説明が
できなくて悩むこともありますが(笑)、
自分で「うまく言えたな~」って思うときもありません?

ちなみに私はムチ役、主人はアメ役です。
「お母さんはどうしていつも(眉間に)しわがあるの~?」
と言われたことがあるのです。(汗)
by (2007-06-15 23:49) 

たいせい

 ぺんたごんさん、
>「お母さんはどうしていつも(眉間に)しわがあるの~?」
「とーちゃん、大嫌ーい!!」と通じるものがあって、なんだか身につまされます。
 それでも一晩寝ると「とーちゃん、オハヨー!」、家に帰ると「とーちゃん、オカエリナサーイ」と私にまとわりついてきて、ちゃんと子供は解ってくれているのだと、一安心する昨今です。

 我が家では、私も鬼嫁も三人兄弟で育ってきたこともあり、子供同士が喧嘩をしたときに親が仲介に乗り出さなくても済む3にん兄弟(多数決ができれば...)目指して、鋭意努力の途中です。
 ぺんたごん さんと、どちらが早いかな?

 nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2007-06-16 12:26) 

私も長男です。娘は一人です。妻と娘のあいだには何か切っても切れないものを感じます。私も嫌いとまでは言われませんが、お風呂を一緒に入ってくれない時期にさしかかっています。
by (2007-06-17 17:44) 

たいせい

 ヒゲボーズさん、友人に高校生になっても娘と一緒のお風呂に入っている強者(つわもの)がいます。
 話を聞いたときになにやら羨ましく、我が家でもこれを目指そうと勝手な野望を巡らせています。
 ただ、この記事で書いたように、娘の考えることはだんだん男である私にはわかりにくくなくなってきており、どうなる事やら全く予測がつきません。

 やはり、女房との役割分担で、自然体で、やっていくしか仕方なさそうです。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-06-18 09:16) 

nina

「娘には甘くなる」ってなんとなく分かるような気がします。
私には子供はおりませんが、甥っ子だと頭をパーンと叩けますが、これが姪っ子だったら遠慮してできないんじゃないかな〜・・・。
by nina (2007-06-18 11:18) 

たいせい

 ninaさん、娘には甘くなると言うよりも、結局女性への対応を男とは同じに出来ないということなのかもしれません。
 それと、女性の正体が私にとってはいまだ謎に包まれていることも影響しているように思います。
 4歳と幼くはあるものの、男の子とは違う”女”っぽい仕草や思考法を日々身につけつつあるのを感じ、対処法に戸惑っているというのが本音です。

 とは言っても、子供は親の分身ではなく、思ったように育つものでは無いとも感じていますので、「楽しみも半分」といったところでしょうか?

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-06-18 14:07) 

milesta

こんにちは。
興味深い記事ですね。私は弟が一人の二人兄弟でしたが、父は私の方に厳しく、いつも「なぜ私ばかり・・・」と腑に落ちない気持ちでした。
今考えると、これにはいろいろ原因があったなぁと。①一人目が叱られているのを見ている二人目の方が叱られることをしない。②性格。(私は父と性格が似ていた)③親も一人目は理想に燃えて厳しく躾ける。④女の方が精神的に強いから(たぶん)叱っても大丈夫。などです。
知り合いのうちなどを見てみると、同性の家でも両親と子供達の相性ってあるみたいで、自分に似ている子の欠点は目に付きやすく、叱ってしまうようです。

で、私は小さい頃は「とうちゃん、大嫌い」な気分の時もありましたが、大人になってからは、父とはとても気が合い、また厳しく育ててもらってよかったと思っています。だから、「嫌い」の言葉にひるまず、頑張ってくださいね。
by milesta (2007-06-21 13:26) 

たいせい

 milestaさん、 恐らく我が家でも娘が年頃になると「厳しいとーちゃん」に豹変するような気がします。
 これは、この記事で書いた心境とは別なもので、自分自身が女性に対して行ってきたことを、他の男性が娘に対して仕掛けられることに、私は耐えられそうにないからです。
 きっと男である長男ならば多少羽を伸ばしたとしても許容できても、娘がその対象になる可能性があるとしたら、その芽は未然に摘み取らねばなりません。
 行儀作法についても恐らく同様な反応になりそうです。(嗚呼、大いなる自己矛盾!?)
 でもその時は、恐らく今とは逆に、女房が娘に甘くなるような気がします。

 milesta さんのコメントを読み、結局女房との役割分担の世界で子育てを行ってゆくのだと言うことにあらためて気がつきました。

 コメントありがとうございました!
 また今後ともよろしくお願いいたします。
by たいせい (2007-06-21 17:16) 

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