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撮影ブースリニューアル [GOODS]

プラモデルやら、GETした小物など、比較的ブツ撮りが多い私にとって、撮影のセッティングはハッキリ言ってめんどくさいです。
以前、撮影ブースらしきものを作ったのですが、厚紙にトレーシングペーパーを貼り付けて立て掛けただけの簡素なもの。
バック紙も、いちいちセロテープで壁に貼り付けてるんです。

そんな折、タミヤからポータブル撮影スタジオが発売されました。

ポータブル撮影スタジオ


コンパクトに折りたためるし、クリップライトが取り付けられるので、なかなか使い勝手が良さそう。
お値段を見てみると・・・14,490円
高っ!

しょうがないので、撮影ブースを自分で作ることにしました。


色々調べてみると、タミヤ製品以外にも撮影ブースは各社から市販されているようです。
その中で、ロアスの撮影ブースが実売3,000円程度と比較的安価。
買った方が安いと悔しいので、材料費3,000円以内が目標です。

とりあえず、イメージ的にはこんな感じ。

撮影ブース案全体像

寸法は、ガンプラの標準的なマスターグレードを目安にして、40cm×40cm×40cm位に


撮影ブース折りたたみ案

ヒンジ等を使って、折りたためるようにしたいですね。



細かいところは、材料とにらめっこしながら考える事にして、材料調達に出かけました。
向かった先は、ヴィシーズ埼玉大井店
クラフトツール等の品揃えが豊富で、私のテンションが上がるお店のひとつです。

まずはプラ板を探したのですが、厚手のものはタミヤのプラ板しか置いてありません。
タミヤのプラ板はB4サイズなので寸法足らずです。
アクリル板はサイズが豊富にありますが、A3サイズで1枚3,000円以上。
3枚買ったら完全に予算オーバー。

「普通のホームセンターの方が良かったかな?」と思っていたところ、あるものを発見。





コレクションケース

コレクションケースとかフラワーケースとか呼ばれるプラケース。
サイズは32cm×32cm×32cmと予定より少々小ぶりですが、折りたたむ事が出来ます。
価格は1,400円。
あと、0.2mm厚のプラ板を購入。しめて1,700円なり。
予算の半分程度に収まっちゃいました。
オマケにヒンジの加工も省略出来たし、いいもん見っけた自分に拍手。



それでは工作に取りかかります。

Pカッターで加工

天板をくりぬきます。
2mm程度の厚みがあるので、Pカッターでキューッと彫っていきます。


天板をくりぬき

切り口が汚いですが、見なかったことにして先に進みます(笑)


厚紙で縁取り

天板の枠に厚紙(いいサイズのプラ板が無かったので)を貼ります。
照明からの直接光を防ぐのが目的。


全面をくりぬき

側板の前面部分をくりぬきます。
頑張れば普通のカッターでも切れますが、頑張らずにここでもPカッターを使いました。
またしても切り口が汚いですが、見なかったこ(ry


トレペを貼り付け

側版の前面以外の内側に、透過光拡散用のトレーシングペーパーを貼ります。
と思ったら、買った時についていた側版の表面保護用シートが良い感じに透けてます。
コレを使わない手は無いので、内側に両面テープで貼り付け。


全面下部を切り欠き

側版前面の下部を切り欠きます。
何に使うかというと


バック紙を挟みこむ

切り欠きにバック紙(背景紙)を挟み込みます。
バック紙は普段丸めてしまっておくので、巻きグセがつきがち。
両端を切り欠きで押さえる事で、バック紙が「クルン」となるのを防ぐワケです。


プラ板が差込める

レフ板の効果を高めたい時は、天板と側版、側版と底板の組み付け部の隙間に0.2mmプラ板を差し込みます。
同様に、バック紙も天板と側版の隙間に差し込むだけで固定できます。


完成

完成!
HGUCサイズに丁度ピッタリです。
MGサイズにはもう一回り大きいとベストですが、このひとつ上のサイズ(40cm×40cm×40cm)は3,000円以上するのが悩みどころ。


折りたためばコンパクトに

折りたためば薄くなるので、空いてる隙間にしまっておけます。


HGUCガンダムで試し撮り。

試し撮り

D80にSB-600を取り付けて、天井バウンスさせただけ。
しかも手持ちとかなり横着したのですが、そこそこ撮れてますね。


最初の計画とは若干違ったモノになりましたが、結果的に予想以上のモノが出来ちゃいました。
大抵、「こんなはずじゃなかったのに...」となるんですけどね。

まっ、たまにはこんな事があってもいいでしょう(笑)

 


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コメント 5

norakuro

やっぱり撮影ブース必要だな~と思いますね。
私は自作できませんから買っちゃいますけど・・・

実はもう目を付けているのがあるとかないとか(笑)
by norakuro (2008-02-12 22:57) 

りまめ

私が持っているのはKenkoのライティングボックスです。
撮影中に熱く熱く熱くなったタングステンライトがボックスに接触。
一瞬でサイド部分が溶けてしまい、買ってすぐにキズモノになってしまいました。
それから一度も使ってません・・汗
by りまめ (2008-02-12 23:28) 

katsumushi

>norakuroさん
なんだかんだ言って、撮影ブースを使うのが一番手っ取り早いですね。

>実はもう目を付けているのがあるとかないとか(笑)

購入記事楽しみにしてます(ニヤリ)


>りまめさん
Kenkoのはいい値段しますよね。

>一瞬でサイド部分が溶けてしまい

タングステンライトの熱は強烈ですね!!

ブツ撮りの照明として、ストロボを使うか照明を使うかが今の悩みどころです。
照明の場合、それなりのモノを使わないと光量が足りなさそうですが、Wを上げると発熱が気になります。(プラモの場合、熱は避けたいですから)
ストロボの場合、1灯じゃ物足りないし、せっかくなのでワイヤレス増灯やりたいのですが、お財布の方がどうも...

う~ん、悩ましい。
by katsumushi (2008-02-13 23:38) 

りまめ

実はうちにはコメットもあるんですけど、設置が面倒でなかなか登場しません。
その点タングステンライトのほうが気軽で良いのですが、撮影していると熱くて暑いんですよね~
by りまめ (2008-02-23 10:49) 

katsumushi

>りまめさん
お~、コメットまであるんですか、本格的ですね。

>設置が面倒でなかなか登場しません。

そうなんですよね、ブツ撮りは撮影している時間より準備している時間の方が長いですからね。
家に遊んでいる部屋があれば撮影専用にしちゃうんですけど、自分の書斎すら無いもんで...
by katsumushi (2008-02-24 20:58) 

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