塩ビパイプでファインダー作成 [工作・修理]
主役は100円ショップのむしめがねのレンズ。
先週満月を投影して調べたところ焦点距離約125mm。いわゆる2倍ってやつか? 枠を取り外したレンズの直径は約57mm。
呼び径50の塩ビパイプを輪切りにしてC環も作って、
レンズホルダ作成。
呼び径50と25用の継ぎ手を鏡筒に使った。中も外も黒スプレーで塗装したら塗料がタレちゃった。ああヘタクソ。
接眼部は昔の望遠鏡の天頂プリズムとアイピース(HM25mm)を流用。昔のなので直径 1インチもの。仮組みしてみたら、鏡等短っ。これでもまだ無限遠にピントが合わないので、もっとレンズを奥に押し込まなくては。
天頂プリズムの抜け止め。塩ビにタップを切って、飾りネジで押さえる。
鏡筒の一部を平らに削って穴をあけて三脚取り付け用のナットを叩き込んだ。
微動台の上に載せて赤道儀に取り付け。こりゃかわいい。口径55mm、F2.3、倍率5倍。アイピースの絞り環の直径が14mmなので実視野 atan(14/125)=6.4度。スペックだけはすばらしいファインダができた。
ところがプラスチック単玉なのでコントラストは悪いし、色収差もすごい。
自作ファインダーの可能性が見えてきた。実視野6.4度あればオリオンの三ツ星とM42が同時に見えるし、アンドロメダ星雲の目印の三角星も視野に収まる。直角プリズムをつけたので天頂付近を撮影するときにも楽に導入できるようになる。これでまともなガラスの対物レンズにすれば使い物になるかも。クローズアップレンズが使えるかな。そしたら、ファインダーらしく十字線をつけて、暗視野照明もつけてみたい。冬休みの撮影に備えて着々と。
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