最強将棋ソフトと対戦

2006年窓の杜大賞にて銅賞を受賞した将棋ソフト「Bonanza」。
こちらは驚くなかれ、第16回世界コンピュータ将棋選手権において優勝を果たした神ソフトなのだ（しかもフリーソフト！！！）

私、何を隠そう小学～中学校と将棋クラブに所属していて小学生の時はクラブ内に敵無し、中学生の時は顧問の先生と互角以上に戦い、トーナメントでは準優勝を獲得するなど（優勝したにっくきアイツはその後高校竜王となった…）それなりの実力があったと思う。お小遣いで「四間飛車を極める」とか「ポケット詰め将棋」といった将棋の本を買い読み漁り、尊敬する人は？と聞かれて「谷川浩司です」と即座に答える少々痛めな小学生であったかもしれない。将棋オタク。

でも将棋が指せる男って意外と多いんじゃないかな。大学の研究室でもマグネット将棋が２台置いてあって実験の合間に（もしくはサボって）一戦交えるのはとても有意義であった。今の職場でも何人かと対戦したし。負けた事ねーけどな！はははは全員まとめてかかってきなさい！みたいな。

そんなもんだから「Bonanza」も多少自信を持って挑んだのだが…。マジ強いっすわー。10回対戦してまだ一度も勝ってない。つーかまったく勝てる気がしない。そらま、世界コンピュータ将棋選手権で優勝するくらいだから強いとは思ってたけどいやはやまったくもって歯が立たない。ほんと私ごときがほんの一瞬でも勝てるかもなんて思ってごめんなさい。参った。

プログラマが将棋で戦ってプロ棋士より強いわけがない。しかしプログラムなら…。今度このソフトとプロ棋士が対戦するらしいので結果が楽しみである。