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京料理3連発!! [国内旅行記:京都/大阪]

食い意地は風邪よりも強し...

先週末の旅行は風邪がたたって、ほとんど観光ができないなか、楽しみにしていた京料理だけはがっつり食べてきた。餓鬼の境地だ。



ところは大阪駅アクティの食堂街で「八かく庵」。京都の藤野の豆腐をあつかう豆腐専門店だ。





食べたのは、「八かくとうふ膳」。はじめに寄せ豆腐が出てくる。これはおかわり自由。膳がはこばれた後もお代わりを食っていたので、テーブルがいっこうに片付かない。


とんかつ屋のキャベツやデニーズのコーヒーなど、おかわり自由といわれるとたのまずにはいられない。悲しい貧乏性。

豆腐をおかわりしつつ運ばれてきたお膳一式。

内容は、
・京とうふ藤野の豆乳
・季節豆腐
・京のおばいざい二種
・湯葉こんにゃくと揚げ湯葉サラダ
・変わり二段びく
・ご飯
・京漬物
・豆腐の味噌汁・京菓子





これに、あとから豆腐田楽がとどくことになる。

デパ食ではあるが、それなりに有名な藤野の豆腐。まずは京料理一食いただきました!




次は、翌日京都へ移動して、「一平茶屋」。かぶら蒸しのお店である。鴨川のほとり、南座に程近い四条の川端にそれはある。


ひなびた、たたずまい、2卓がついたてで仕切られた小さなお座敷に通される。派手さはなく、古いお家に招かれたようなほっとする感覚。部屋の隅には小さな生け花。

頼んだのは「かぶら蒸し定食」。お通しにつづき、前菜が。上品な!まずは目から楽しませてくれる。
前菜
そしてお造り。
お造り
メインはかぶら蒸し。最近までこの渋い大人の味の京料理を知らなかった自分は、「かぶら蒸し」という言葉からも、まるごと蕪を蒸した、煮大根のようなものだと思っていた(おはずかしい)。はじめてここでかぶら蒸しを食べた時は、まさに目から鱗のパウロだった。すり身の蕪にあんかけ、シンプルだが温まり、静かな味わいだが、深みもある。
かぶら蒸し
最後はご飯。京都の名物(か?)。ちりめん山椒の味がやけにうまい。
ちりめん山椒のごはん
ちりめん山椒は旅行帰りに伊勢丹のデパ地価でお土産にした(くらま辻井)。
最後は帰りの昼食、半兵衛麩の「虫養い料理」。半兵衛麩は麩の名店として、全国的である。その本店として食事もいただけるお店。やはり鴨川のほとり、川端だがこちらは五条にある。タッキーの義経で有名な五条大橋をわたって、川端側の勝手口の案内図に導かれ。。。
みんな間違う勝手口
有名店にやってきた。
表構え
かぶら蒸し同様、無知丸出しだが、最近まで麩は鯉が食べるものと思っていた。時々、味噌汁にはいっていたが、そんな素敵な料理になるものと思っていなかった。たぶん、「生麩」を知らなかったから。そして、それもこれも京料理のようなものを知らなかったのだ。 これが、「虫養い料理」。ランチである。
ふた開けた(虫養い料理)
内容は。。。
・生麩のしぐれ煮・焼き麩の酢の物・ゆば豆腐・山椒の味つけの生麩・利久坊・生麩の三色の田楽・光琳菊・ご飯・漬物 あとから、「汲み上げ湯葉」
汲み上げ湯葉
「ゆばの唐揚げ」これはつまみによい。
ゆばのから揚げ
「麩とゆばのみぞれ和え」
ひらいてみると
最後の「よもぎ麩の白味噌仕立て」。
よもぎ麩の白味噌仕立て
自分的にはこれがイチオシ。味噌と生麩のバランスが絶妙で、む~っと言ってしまうようなちょっとした味の驚きがある。
観光そっちのけで、とにかく食いたいものを食った京都。 食い意地に勝るものなし。 か。


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AYA

うわ~どれもこれも美味しそうなお料理ですね!!
次に大阪に行くときには是非食してみたいです。
京都も友人がいるうちに行ってみよ~と思います☆
by AYA (2006-02-04 02:36) 

かるきん

お!?AYAさん。こんにちは。
そういえば、レミゼ観に大阪行ったらしいですね(^^; 今度、京都寄ったら、是非試してみてください。雅な感じです。
by かるきん (2006-02-06 09:54) 

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