さらばトウモロコシ [家庭菜園]
隊長、トウモロコシ隊の収穫もこれで最後です。1株に実は1つでしたが、本日の収穫を持って36機全てが任務を完了しました。
おお、そうか。一機も撃墜されなかったとは大したものじゃ。さすがに最後になると先端までは実が入っていないな。
ちょうど雌穂が出た時期が連日雨で、人工授粉しても効果が今ひとつだったのでしょう。36本の中でアワノメイガにかじられたのが2つ、先端不稔で200gに満たなかったものが2つありました。
ムシが少なかったのは意外じゃったな。早生品種を早蒔きしたのはある程度効果はあったとは思うが。トウモロコシ隊の実戦配備はほぼ初めてじゃから、これだけ出来れば作戦は成功と言えよう。
そう言えば受粉用として日陰に配備した二番隊はどうしておる。
健在です。こちらも小さいながら穂が付いています。
そうか、こちらの部隊も意地を見せておるな。よし試しに1本収穫してみよ。
一番隊に比べるとやはり小さく190gしかありません。
あれだけ受粉させてやったのに先端不稔があるとはどういうことなのじゃ。
一番隊の時も、実が大きくならないものは収穫を遅らせてみたのですが、それ以上成長しませんでした。どうやら受粉しても、日射・水・肥料などが不足すると実が十分入らなくなるようです。
そうか、先の方の粒が黄色くなっているということは、受粉はしたが粒が太らないということか。午前中しか陽が当たらず、株間も20cmと狭く、根元をニラ芝隊に蹂躙されていたからのう。
この悪条件の中、実を付けただけ大したものです。収穫したのは二番隊の中でも最も大きな実なので、後続部隊の戦果は推して知るべし。最後に雌穂が出た株はいつまで経っても受粉しないのでヒゲが金色のままでした。
そうか、受粉用とは言え、場所があったらちゃんと陽に当ててやった方が良さそうじゃな。まあ良い、半分実が付いているだけでも健闘した方じゃ。一番隊は撤収し、三番隊を実戦配備セヨ。
簡単に言いますけど、鳥除けネットを撤去して、36機の一番隊を撤収し、マルチをめくって畝を耕し、肥料を混ぜてまたマルチを張らねばなりません。
仕方あるまい。いつまでもこのままにしておく訳にもいかんじゃろ。
ということで、一番隊を引き抜きます。
何じゃこの草は。
マルチの上でトウモロコシ隊の膝元を匍匐前進していたプリンスメロン残存部隊です。トリ除けネットに絡みついて、外すのに一苦労しました。右から押し寄せているのはニラ芝隊です。
ええい、邪魔くさい。もう実を付けないプリンスメロン隊は整理し、ニラ芝隊はバリカンで刈ってしまえ。
引き抜いた一番隊の残渣はどう致しましょう。
イネ科の残渣は鋤き込んでも害にならないので、畝の中央を掘って埋めるのじゃ。
ann殿より、トウモロコシを連作する場合は肥料をかなり入れないと駄目というの進言を頂いておるので、その辺りも忘れるでないぞ。
茎と根の部分を残して溝に入れました。肥料も多めに混ぜ込んであります。
よし、一晩乾かしてから埋めるのじゃ。
翌日。
三番隊は種を蒔いてから四週間も経っているので、かなり大きくなってしまっています。根がとぐろを巻いており、葉っぱも先端が枯れています。
正直、もう一週間早く配備したかったが、2週続けて休日が潰れてしまったので、準備が遅れてしまったのじゃ。ここまで苗が伸びてしまっては致し方ない、風で折れないように、土寄せの効果も期待して深植えすることにする。
と言うことで、植え穴を深く掘って茎の大部分が隠れるように深植えしました。
三番隊、配備完了です。
うむ、これからの季節、ムシや台風など作戦に支障を来す要素が多々あろう。果たして何名の隊員が帰還してくれるじゃろうか。
こうして三番隊全18機(100均の種で芽が出たものは全て)が実戦配備に就きました。幸いなことに植え付けた翌日は雨でしたが、普通は畑の準備に2週間ほど掛かります。今回は時間が無かったのですぐに植え付けてしまったので、この影響がどう出るか。期待半分、不安半分の秋作トウモロコシです。
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おお、そうか。一機も撃墜されなかったとは大したものじゃ。さすがに最後になると先端までは実が入っていないな。
ちょうど雌穂が出た時期が連日雨で、人工授粉しても効果が今ひとつだったのでしょう。36本の中でアワノメイガにかじられたのが2つ、先端不稔で200gに満たなかったものが2つありました。
ムシが少なかったのは意外じゃったな。早生品種を早蒔きしたのはある程度効果はあったとは思うが。トウモロコシ隊の実戦配備はほぼ初めてじゃから、これだけ出来れば作戦は成功と言えよう。
そう言えば受粉用として日陰に配備した二番隊はどうしておる。
健在です。こちらも小さいながら穂が付いています。
そうか、こちらの部隊も意地を見せておるな。よし試しに1本収穫してみよ。
一番隊に比べるとやはり小さく190gしかありません。
あれだけ受粉させてやったのに先端不稔があるとはどういうことなのじゃ。
一番隊の時も、実が大きくならないものは収穫を遅らせてみたのですが、それ以上成長しませんでした。どうやら受粉しても、日射・水・肥料などが不足すると実が十分入らなくなるようです。
そうか、先の方の粒が黄色くなっているということは、受粉はしたが粒が太らないということか。午前中しか陽が当たらず、株間も20cmと狭く、根元をニラ芝隊に蹂躙されていたからのう。
この悪条件の中、実を付けただけ大したものです。収穫したのは二番隊の中でも最も大きな実なので、後続部隊の戦果は推して知るべし。最後に雌穂が出た株はいつまで経っても受粉しないのでヒゲが金色のままでした。
そうか、受粉用とは言え、場所があったらちゃんと陽に当ててやった方が良さそうじゃな。まあ良い、半分実が付いているだけでも健闘した方じゃ。一番隊は撤収し、三番隊を実戦配備セヨ。
簡単に言いますけど、鳥除けネットを撤去して、36機の一番隊を撤収し、マルチをめくって畝を耕し、肥料を混ぜてまたマルチを張らねばなりません。
仕方あるまい。いつまでもこのままにしておく訳にもいかんじゃろ。
ということで、一番隊を引き抜きます。
何じゃこの草は。
マルチの上でトウモロコシ隊の膝元を匍匐前進していたプリンスメロン残存部隊です。トリ除けネットに絡みついて、外すのに一苦労しました。右から押し寄せているのはニラ芝隊です。
ええい、邪魔くさい。もう実を付けないプリンスメロン隊は整理し、ニラ芝隊はバリカンで刈ってしまえ。
引き抜いた一番隊の残渣はどう致しましょう。
イネ科の残渣は鋤き込んでも害にならないので、畝の中央を掘って埋めるのじゃ。
ann殿より、トウモロコシを連作する場合は肥料をかなり入れないと駄目というの進言を頂いておるので、その辺りも忘れるでないぞ。
茎と根の部分を残して溝に入れました。肥料も多めに混ぜ込んであります。
よし、一晩乾かしてから埋めるのじゃ。
翌日。
三番隊は種を蒔いてから四週間も経っているので、かなり大きくなってしまっています。根がとぐろを巻いており、葉っぱも先端が枯れています。
正直、もう一週間早く配備したかったが、2週続けて休日が潰れてしまったので、準備が遅れてしまったのじゃ。ここまで苗が伸びてしまっては致し方ない、風で折れないように、土寄せの効果も期待して深植えすることにする。
と言うことで、植え穴を深く掘って茎の大部分が隠れるように深植えしました。
三番隊、配備完了です。
うむ、これからの季節、ムシや台風など作戦に支障を来す要素が多々あろう。果たして何名の隊員が帰還してくれるじゃろうか。
こうして三番隊全18機(100均の種で芽が出たものは全て)が実戦配備に就きました。幸いなことに植え付けた翌日は雨でしたが、普通は畑の準備に2週間ほど掛かります。今回は時間が無かったのですぐに植え付けてしまったので、この影響がどう出るか。期待半分、不安半分の秋作トウモロコシです。
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タグ:トウモロコシ
隊長、鳥除けネット外し、一番隊撤収、畝の再生、本当にお疲れ様です。
トウモロコシ隊は、隊長の指揮のもと価格以上?の戦果をあげ、コストパフォーマンスの高いエリートですね。
それにしても、スイカ隊といいプリンスメロン隊といいサツマイモ隊といい、基地内の傍若無人ぶりはスゴイですね(笑)。ニラ芝隊の押し寄せ方も怖いぐらいです(^_^;;
by kurizo (2009-07-29 01:03)
隊長~~~!すばやい!
とうもろこしの収穫後の始末、大変でしょう。
男性なら力があるので、それほどでもないかもしれませんが、私は毎年、固く根を張った株を引きちぎって、畑の外に持って出て、乾かして燃やすのです。
もう体中筋肉痛になりますよ。
それにしても、すごい収穫でしたね。
一本に一個、しっかり先端まで実が入ったコーンが取れたんですね、
私のような手抜き栽培と違って、計画的かつ繊細なメンテナンスで、すばらしい戦果でしたね。
さっそく次の苗ですね。
私は直播しているので、同じくらいに生育しています。
でもこれから虫が入るんですよね~、西日本は雨が続いていて、同じころに播いたニンジンも全滅だし、どうなることやら。
by ann (2009-07-29 07:52)
とうもろこしの苗ってこんなに立派なものだったのですね(驚)
それに引き換え我が家の甘々娘は…(涙)
今から種を蒔くのはもう明らかに遅いので、来年頑張って育ててみようと思いますw
それにしてもやっぱり撤収作業と、土作りは大変そうですね。
雨が降ったら作業にならないでしょうし、晴れたら晴れたら暑いでしょうし…。
どうもお疲れ様でしたm(_ _)m
三番隊の今後が楽しみです♪
by さちこ (2009-07-29 12:12)
トウモロコシ秋作スタートですか。我が家は来週中半くらいに種蒔きを予定しています。秋はまた格別に美味しいですからね。(^^)
by 水郷楽人 (2009-07-29 21:37)
kurizoさん、
277円の種で36本+おまけの収穫なので、確かにコストパフォーマンスは良かったです。ただ、ナス・トマト・ピーマンなどの果菜類に比べて、トウモロコシは場所を取る割に1株で1本しか実が採れないので、限られた面積に有効利用という点では、効率が良くありません。その意味で、二期作の結果に注目しています。
蔓もの軍団はやりたい放題で、雑草さえ飲み込んでしまっています。来年は蔓もの以外の部隊は、庭の端の方に配備しようと思っています。
nice!ありがとうございました。
by kappa (2009-07-30 19:25)
annさん、
ご指導のおかげで、トウモロコシ隊の戦果は満足できるものでした。部隊の視察はほぼ毎日していましたが、別に何をするわけでも無かったので、ビギナーズラックだと思います。
撤収の方は、極早生品種で草丈が余り大きくならず、根の張りも手で引き抜ける程度だったので、何とか一日で終わりました。この後、残りの残渣の葉を剥いて、土に鋤き込む作業が残っています。後作のスティックセニョールの定植までにはまだ間があるのですが、何せ跡地にはびこるスイカ軍団が邪魔で、避けながら耕すのが面倒です。
by kappa (2009-07-30 19:36)
さちこさん、
ウチの苗はもう一ヶ月経っていますから、大きくなっていて当然です。水と肥料と陽当たりを確保してやれば、これから大きくなると思います。
土作りは定植2週間前に行うのが本当なのですが、狭い面積をフル活用しようとすると、どうしても即植えになってしまいますが、できる範囲でぼちぼちやります。
by kappa (2009-07-30 19:57)
水郷楽人さん、
秋作トウモロコシは水郷楽人さんのブログにまとめられていましたね。7月上旬の種まきだと、水を必要とする時期と秋雨の時期が合わないのですが、10月上旬までに収穫を終わらせておきたいので、致し方ありませんでした。
今回は株数も少ないので、ハンドパワーによる水やりで乗り切りたいと思っています。
nice!ありがとうございました。
by kappa (2009-07-30 20:05)