課税額0円? [完成後]
ある日、かっぱ宛に届いた役場からの手紙。
「おみゃ~んちを品定めしてやっから、都合の良い日を連絡せぇ」
という内容がちょっと丁寧に書いてあります。
要するに住宅取得税と固定資産税算出のための評価額を決定する家屋調査です。
ここでの評価額によって税額が変わってきますので、しっかり調査して頂きたいところ。
(できれば低い評価で)
ただ、未だ引っ越していないので、かっぱは立ち会いのため仕事を休まなければなりません。仕事の方は年末モードに入りつつあり休みを取る算段が仲々つかず、何となく億劫なこともあって暫く放置していました。
すると、
「あ~にもたもたやってっだ、連絡よこさね~と見に行ってやんね~ど」
と、催促のお手紙。 (もちっと丁寧に書いてありますが、内容はこんなところ)
これ以上放置すると、調査員の心証を悪くしかねないので、少しだけ休暇を取ることにして、先週調査をお願いしました。
調査は午前9時から。
いつもの出勤時間よりちょっと遅めなので余裕のはずですが、やっぱり朝はばたばたしていてしまい、結構ぎりぎりの時刻に家を出ます。
団地の駐車場までは歩いて2~3分です。車に乗り込みさあ出発という段になって、気が付きます。
家の鍵、忘れた _| ̄|○
ホントに最近忘れ物が多い・・・ ボケはじめか?
慌てて取りに帰り、急いで出発。
通勤ラッシュのピークは越えていますが、それでも道路は結構混んでいます。このままでは予定時刻に遅れそうなのですが、交差点の度に信号待ちに列ができておりイライラがつのります。
こういう時こそ必殺、
マインド・チェンジ
大したことではありません。
愛車ポインターの時計は、何故か少しずつ遅れます。
それを放置しているので、いまでは結構な遅れとなっています。
その時刻が正しい時刻だと、
ひたすら、
思い込む。
ラジオのアナウンサーが報じる時刻は、
聞き流して、
無視する。
単純ですが、強靱な精神力と自己暗示を必要とする高度な技です。かっぱは長年の鍛錬によりこの技を会得しましたが、かっぱの父親はさらに上を行きます。
その極意とは、
待たせても、
気にしない
時間に遅れそうになっても、
ひたすら、
マイペース
かっぱもまだまだ修行が足りません。
とにかくこの技によって心の平穏を取り戻し、ポインターの予定時刻ぴったりに到着しました。
役場の職員は既に待機。
・・・
感心なことです。
自衛隊には「15分前ルール」があるそうですが、役場にも「5分前ルール」があるのかも知れません。 ・・・汗)
調査員は二名で、比較的若い方です。
まず建物の外部を一通り(と言っても2~3分)見てから、内部に入ります。
調査と言っても、床材や壁紙などは殆ど見ません。じっくり見ていたのは壁に付いているいろいろな操作パネル。
「この家はオール電化ですか?」
「はいそうです。」
「蓄熱式床下暖房とはどういったものですか?」
「家の中のレンガを暖めて蓄熱するタイプの暖房機と同じで、レンガの代わりに基礎コンクリートを暖めるものです。床ガラリから暖気が上がってくるのと、躯体がほんのり暖められるそうです。床暖房ではありません。
それに反射衛星砲なんて噂だけでこの家にはありゃぁしませんし、男のロマンと言ってもしょせん小屋裏で、天井に頭がぶつかっちまうんで・・・ ねえ旦那、聴いてます?」
床暖ではない旨を強調したかったのですが、途中から聞き流されていたような感じです。
「要するにほんわかとするものですね」
・・・
分かってくれたのでしょうか?
時間にして10分程で調査は終了。その場で固定資産税の減額申請書を記入しました。
気になる不動産取得税については、
「恐らく掛からないでしょう」
即決かい? !Σ( ̄□ ̄;)
不動産取得税は、
0円
スマイルも、
0円
喜ばしい事ではあります。
予算を抑えて建てた家は、
評価額も、
安い。
でもちょっと複雑・・・
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これは「おめでとうございます」?なのかな?w
税金などかからないに越したことはないので、
やっぱり、「おめでとうございます」ですね!
いや、むしろ「よかったですね!」かな?
うちももーすぐです
by さと (2007-12-09 06:03)
そうですねぇ。
外壁はサイディング、壁はクロス貼り、床暖はなし、床材はフローリングとクッションフロア。高く評価される材料が屋根瓦以外殆どないので、当然かも知れませんが、詳しい査定をする前に断言されちゃうのって、ちょっと寂しいものがあります。でも、課税されたらされたで文句を言いたくなるでしょうし、ワガママなものですね。
by kappa (2007-12-11 01:15)