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チーム・バチスタの栄光 (海堂 尊) [読書]

 第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。作者は現役の医師。舞台は総合病院。う~ん、面白い。
 とにかく登場人物がしっかり描かれている。病院という特殊な世界を知らなくても、グングン入っていけます。心臓移植の代替手術である”バチスタ手術”の高い成功率を誇るアメリカ帰りの桐生助教授率いる「チーム・バチスタ」に、不可解な術死が立て続けに起きる。病院長の特命で内部調査にあたる神経内科学教室、不定愁訴外来担当(要するに患者の愚痴担当)の田口先生。そして彼とともに捜査すべく現れた厚生労働省の白鳥。またこの人が突拍子もない人で面白い。さて、術死の原因は何だったのか。また後半は寝るのも忘れて一気読みです(笑)。

 主人公の田口先生は「いい加減な先生だけど、口だけは堅いから」とベテラン看護師の藤原さんに評されている。僕は先生じゃないけど、同じく「いい加減だけど口が堅い」と思われているらしいから、とても親近感が持てました(笑)。

市立図書館で借りた

チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 単行本


2006-06-05 21:25  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
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