2009『秋のお城まつり』・・・夜の部

　地元のお祭りやイベントには努めて見に行こうとしています。
　露店の状況は先日のブログにまとめました。今日は「夜車山」(よやま)をまとめます。

　今年の天気は曇りがちで、残念ながら『日の入り』の夕照に浮かぶ夜車山の提燈への点灯シーンは見られませんでした。もし、天気が良い時はどうなのかと聞かれれば、表現力が乏しい身としては、甚だ無責任ですが、次の『枕草子』をイメージしてくださいと言わざるを得ません。
　「秋は、夕暮。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの列ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。」と「日は入日 入りはてぬる山の端に 光なおとまりて赤う見ゆるに 薄黄ばみたる雲の棚引きわたりたる いとあわれなり」です。お願いします。
　昨年の秋のお城まつりの夜車山のビデオは↓です。

　今年と去年の違いは、去年は道路に電柱が建っていました。