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8月14日から16日、歌舞伎町を綺麗に!ボランティア清掃・ゴミ拾いレポート [まちづくり]

8月7日(月)グリーンバード歌舞伎町による定例歌舞伎町ボランティアゴミ拾い活動開始グリーンバード)に続きシネシティ広場では8月14日の朝から10時と15時に各映画館と興行4社のテナントを中心に歌舞伎町商店街振興組合、新宿区役所(環境土木・危機管理)、および新宿警察署歌舞伎町交番の警官も後方支援という形で清掃活動を開始。従来15時からは劇場各社のスタッフによって広場の清掃は行われていたが、それでも広場のゴミの散乱、悪臭はまるで改善できなかった。そこで、歌舞伎町全体のイメージ的な核であるシネシティ広場から重点的に環境美化を進めようと行政も一歩踏み込んでくれたことでこの朝10時からの清掃というのが実現した。

  

10時の清掃前の状況は散々たる様子。昼夜を問わず酒盛りの場所と化し、空き瓶・ペットボトル、下に引いたダンボール、食べかすなどが散乱。酔っ払って小便をしたり、散乱したゴミの周囲は吐いたあとなどで鼻をつまむ悪臭が漂う。そこに、さらにホームレスが寝転がる。

 

つみあがった不法投棄・散乱したゴミをかき集め区の回収車に集める新宿区職員の方々。最後は、広場に水をまきデッキブラシでこする。下水のにおいはさすがにどうにもならないが(真ん中のマンホールから臭いがでる)、それでもかなり悪臭は消えた。↓この作戦を中心になって進め、なんとかシネシティ広場の環境を改善しようと奮闘している片桐基次氏(歌舞伎町商店街振興組合専務理事)と野崎管理課長(新宿区環境土木部)の二人。「まず、8月一杯10時15時と清掃をしてみてどれだけ改善できるか検証したい。その上で、また必要であれば次の手をうっていく。」と野崎管理課長。

 

↓15時の清掃直後のシネシティ広場の風景。ちょうどコマ劇場でミュージカル「リボンの騎士」をやっている関係で、アップフロントのタレント関係のファンと思われるプロマイドやグッズのトレード会場になっている。清掃したことで従来よりトレーダーの占有スペースが気持ち広がってたみたいだが、広場が賑わうのは結構。営業時間が永い街、24時間誰かしらこの広場にいて賑わう場所なだけに一日に何回か清掃したところでどうなのか、という話はあるが、来街者によって成り立っている街なだけに、街自らできるだけきれいにして街に遊びに来る人たちに快適に楽しんでもらおうという志は大切だろう。ただ、ここを根城にしているホームレスのために掃除しているかのようなところもあって、清掃しているときは散らばっているホームレスが、清掃が終わると再び集まってくる。荷物は柵にくくりつけたままであったり、また放置自転車や放置バイクも多数あるため、課題も多い。

 

同じく8月14日の深夜23時からは「夜鳥の界」ボランティア清掃

8月14日、“お盆も眠らない歌舞伎町”では23時から「夜鳥の界」(発起人の一人、smappaの手塚真樹クンはよくしよう委員会のメンバーでもある)の歌舞伎町清掃活動があった。歌舞伎町で客引き問題や暴力団インフラで問題になっているホスト業界ではあるが、歌舞伎町のホストクラブ4件の代表者らが発足人になってボランティア活動を行っている組織「夜鳥の界」の活動も約1年になった。当初、新潟中越地震の際の被災者への寄付というかたちから始まったが、その後毎月第二月曜23時からの歌舞伎町ゴミ拾い活動は今の歌舞伎町における清掃ボランティア活動のある意味先駆けでもあった。23時に区役所前広場の集合し、一丁目全域を約50人くらいホストたちがゴミ拾いをする。

 

集めたゴミは自分達で分別し、各自自分の店に持ち帰って処理する。この日あつまったゴミは45リットルのゴミ袋約13袋、まぁゴミを拾えば何をやってもいいというわけではないが、少なくとも来街者によって成り立っている街、街に遊びに来る人たちが快適に過ごしてもらえるようにとゴミを拾う、清掃をこまめにやる、もちろんタバコのポイ捨てをしない、そういったことは街の人間として備えるべきマナーでもある。そんなことがなかなか普通でない現実のなかで、彼らの活動は自分としても立場上持ち上げにくいが、それでも有意義といってよいと思う。

↑8月14日(月)23時からの歌舞伎町ゴミ拾いに参加した「夜鳥の界」のホストたち。歌舞伎町で問題になっているホストクラブの客引き、とりわけ最も深刻なメンキャバ(キャバクラのメンズバージョン、つまり料金システムが時間制になっている、深夜0時を境に一部・二部営業の形態をとり、広告宣伝活動よりもキャッチによる客引きで売上を作る。またホストのスカウトにも非常に力を注ぎ、スカウトと激しいキャッチ行為が深刻な問題となっている)が増加しているなかで、夜鳥の界の面々にしてもナンパを最初のアプローチにして客を拾う行為はやや見受けられる。時間外営業も含め、行政的にも警察的にもNo!な連中ということになるのだが、そうは言っても歌舞伎町は行政や警察、振興組合にはコントロール不能な部分の多い街。であるなら、やはり民間でチャンネルを開いて対話をしながら徐々に改善を図るといったアプローチも必要だろうと個人的には思っている。実際「みんなで話し合って、路上タバコはなくしました。」と。

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8月15日(火)朝6時より「日本を美しくする会」による歌舞伎町ボランティア清掃

「夜鳥の界」の歌舞伎町ゴミ拾いの翌朝、6時からは「日本を美しくする会」による歌舞伎町清掃。㈱イエローハットの創業者、鍵山修三郎氏の「一つ拾えば一つだけ美しくなる」という掃除哲学に学ぼうと有志らによって結成された組織で歌舞伎町でも年に数回清掃活動が行われている。やや小雨交じりの早朝6時、シネシティ広場に集まった約100人、通常のゴミ拾いから路上のチューインガムはがし、排水溝の清掃など広場やセントラルロード、一番街から西武駅前通り付近にまで及ぶ。

 

歌舞伎町商店街振興組合の城克事務局長も参加、シネシティ広場のガムはがしに精を出す。城さんとは夕べの夜鳥の界清掃時にもばったり遭遇、あけて6時からの清掃ゴクロウサマです^^;

 


毎週水曜日15時からは歌舞伎町クリーン作戦

従来から続いている毎週水曜日の歌舞伎町清掃活動、これがクリーン作戦の本丸というわけだが、こちらの方は新宿区役所および区・都の外郭団体、商店街振興組合、民商なども含めたボランティア清掃。毎週水曜日の15時より新宿区役所前に集合しての歌舞伎町全域の清掃活動はだいたい40~50名が参加している。

↓水曜日の歌舞伎町クリーン作戦。15時に区役所前に受付、トングや掃除道具を受け取って歌舞伎町全域の清掃に出発する。

 

もっとも水曜日は、シネシティ広場の清掃(新宿区環境土木部・歌舞伎町商店街振興組合事務局スタッフ・劇場各社およびテナントのスタッフ合同、こちらは毎日10時と15時より)とセントラルロードのボランティア清掃(こちらは毎週水曜日15時にセントラルロードのカラオケ館前集合、セントラルロードの各テナント関係、歌舞伎町商店街振興組合、および飲料メーカーや出入り業者、外部も数名参加)も行われており、いわば歌舞伎町クリーン・デイといえる。

 

↑シネシティ広場はゴミ拾いだけでなく、デッキブラシや水まきによる徹底した清掃。左の写真は新宿区の職員自らデッキブラシでシネシティ広場に磨きを^^

歌舞伎町清掃、14日から15日早朝にかけての連荘レポート、さらに水曜日のクリーン作戦と続いたが、ここまでしていても歌舞伎町がきれいになったかといえばそう簡単なものではない。とにかく営業時間の永い、というか24時間眠らず常にゴミので続ける街。一朝一夕にはいかないが、こういった草の根活動を街が行政や各ボランティア組織と一体となって支えながら、あるいはボランティア活動と言うちょっと敷居が高くて関わりにくいと感じていた人たちも気楽に参加できる仕掛けを工夫しながら、街で活動する人たちが一つでも地域のこと、街にやってくる人たちへの快適性、あるいは公共性というものを考える、そういった意識醸成が進めばいいと思う。


「駒」・・・8月18日追記

歌舞伎町のクリーン作戦において、無視できない課題としてホームレスに対してどういう対策をすればいいのか?という問題がある。元来望んでホームレスになる人はいない、なにかしら事情があってもものとして考えれば、人権問題もあって行政もホームレスに対してはなかなか及び腰ではある。シネシティ広場の集中清掃は、もちろん環境美化ということもあるが、一方でホームレスらに対して、せめてこの地域の核であり表の顔であるシネシティ広場は綺麗にしたい、そういった地域の意思表示を示すという意図もある。過去、ホームレスに対し人道的見地に立って区役所敷地内での炊き出しや、自立支援への声かけなど行政もいろいろな形でやってきたがどれもうまくいっていない。一向に歌舞伎町からホームレスが減らない、自立支援政策がなかなか進まない背景には一部にホームレスと暴力団の関係がある。ホームレスにとっての生活インフラを暴力団が提供してきているという側面もある。一般的に暴力団とホームレスの関係としては製造業や建設業などの人材派遣を媒介としての仕事紹介と給与のピンハネなどはもともと全国的にあるが、それ以外にも風俗店の名義人や不法就労外国人との偽装結婚などの戸籍・住民票売買・裏口座取引から歌舞伎町などで目に付く雑誌の露店売買(50円で仕入れて100円で売る)やパチンコ店のオープン時の整理券代理並び、あと生活保護料のピンハネなどがある。以前にも指摘したが極東会系や住吉会系の組織が歌舞伎町ホームレスを仕切る形で関与している。またホームレスから“格上げ”してもう少し割のいいシノギをもらうようになったりと、つまり犯罪組織側の末端がホームレスという傾向もやや見受けられる。夏はともかく冬場、歌舞伎町にしても寒さはホームレスにとってもきついわけで、そんな折に暴力団が、寝泊りする部屋とちょっとした小遣い(月に数千円程度)をホームレスに与えるかわりに生活保護料(住所地がないと生活保護料はもらえない。本当に生活保護が必要な人に再チャレンジの機会がないという面もあるが、住所地を持ちにくい=いわくアリ、というのがホームレスの実情)を奪う。最近は都会にホームレスが増え、寝床や日銭の収入源(アルミ缶・雑誌古本売買など)が枯渇、縄張り意識が強くなってきている。単独行動のホームレスは、さらに弱者となりホームレス同士の盗みや暴力の被害者になりやすい。結果として、とくにホームレスの多い地域にはそれらを仕切る暴力団が関与することで秩序が保たれる。したがってホームレスも暴力団をたより、一方で社会的弱者であるホームレスを利用して暴力団も行政が支払う生活保護政策から搾取する。これらが、いわば暴力団や枝葉の組織・政治結社などの資金源になっているという構図。官房でも話したことがあるが、NPOなどをちゃんと実体を精査すべきというのはこの点にある。

8月18日午後、歌舞伎町二丁目の雑居ビル4Fにある「大日本同胞社」という政治結社事務所に警察の家宅捜索があった。8月15日夕方に起きた加藤紘一衆議院議員の山形県鶴岡市の実家への放火によって全焼したという事件に対するもの。小泉総理の靖国神社参拝に対し反対意見を述べていた加藤議員に対する犯人の思想的不満と見られるといった報道だったが、ちょっと思想と思えない節が。。。。それはともかく放火犯は顔面や口の中を火傷した上、割腹自殺らしき外傷で意識不明、しかも話が出来る状態ではないとのこと。容疑者は歌舞伎町二丁目の職安通り近くの建物の中に事務所を構える政治結社「大日本同胞社」所属の掘米正廣(65)とか。「大日本同胞社」自体はかつては住吉会系に関係があったようだが、現在は活動休止組織であったという話もある。もともとこの建物周辺は国内・外を含む暴力団・犯罪組織関係者が歌舞伎町のなかでも非常に濃い地域。なおかつレンタカーを借りるような容疑者がなぜか家賃の高いここに住所地を置いていた65才の男性。事件の解明はまだのようだが、それはともかく暴力団とホームレスの共存関係といい(というか、実体はホームレスも暴力団関係者あるいは「駒」、逆に暴力団関係者の多くが結局ホームレスまたはホームレスあがり?)歌舞伎町に拠点をおくペーパーっぽい政治結社、なにげに歌舞伎町二丁目は住民登録が多くある住所帯で偏っている(たとえば歌舞伎町2-19は日本人は100名以上、外国人登録50名前後)とか、なにか無関係ではないような印象なんだが・・・φ......


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歌舞伎の通行人(vv)

野鳥の界・・・綺麗にしてくれているの?オレンジのTシャツ脱いだらタバコのポイ捨てOK?なの・・・見てしまいましたが・・・
by 歌舞伎の通行人(vv) (2006-08-19 04:56) 

Tera

カラオケ業防犯協力会のタスキについても、よく「相変わらずマナーは悪いしくわえタバコしてるしウザイ。」という話を聞かされることがあります。実際、そういった部分もまだまだあるというのは批判として受け止めるべきでしょう。しかし、実際にカラオケ店の外販の人数は240名ほどいたものが現在140名以下になったこと、あと徐々にですが各店舗が従業員・アルバイト教育に力を入れ始め、マナーのある「客引き」^^;になるよう考え初めました。初めてすぐ結果が出ればそれに越したことはありませんが、そういうわけにはなかなか行かないでしょう。しかし、前に進む、そういうことが大事かと。
夜鳥の界についても、まだまだ至らない部分はあるでしょうが、批判は批判として受け止める、そして結果がすべてうまくいかなかったとしてもやはり善処して前に一歩ずつでも進めさせる、そういうことが重要かと考えます。
表面的に批判を受けない店舗でも、たとえばセントラルロードに不法投棄を続ける飲み屋さんとか、こっちの方がずっと問題だと感じています。不法投棄は罰金1,000万ですよね。
なかなかはっているわけには行かないのですが、いずれ告発・公表したいと思ってます。
by Tera (2006-08-25 01:25) 

edomaro

まぁ夜鳥の界の活動動機は完全に警察に対するお目こぼしアピールに他ならない。もちろんじゃぁ活動自体が悪なの?というと良いことではある。ただこの批判の連鎖が彼らにとって予定通りの広告効果だということに気づいているだろうか?批判されるのはマイナスのように見えてある意味世間が勝手に宣伝してくれる。 ある意味、堀エモン広告的とでも言おうか。批判が過ぎてくると日本人的に
“でも、やっていることはよい事なのに批判されてかわいそう!もしくはホストってそんなに悪くないんじゃぁないか?話せばわかる子たち!世間で言う悪いホストはほかの店で、この子達のようにまじめにがんばっている子達もいるんだ!なんていう流れをねらってる。
なぜ、良いことを始めている人達の足を引っ張る発言をするんだ!
って言う人もいると思うからわかりやすく説明する。
人間できることからひとつずつ社会貢献するのはいいことです。しかし大切なのは、あと・さきなのです。まず自分たちが悪いことをやっているのならば、それを改め、そしてその次に社会貢献なりとなるはずです。しかし、彼らの現状はどうでしょう?法律では、ホストクラブの開業にあたり風営法2号許可に定められる規定の中で営業が認められています。その中で頑張るのは資本主義国家における誰しもに与えられた権利で、その中で好きに頑張ればよいのです。
しかし、実情はどうでしょう?風営法では深夜1時より日の出まで営業はしてはならないと明確に禁止されています。(地域により異なる)歌舞伎町では日の出とは朝5時半くらいまでが目安とのこと。(私が新宿署生活安全課に日の出の見解を求めたところ)
これを所属のホストクラブが法令順守していると思いますか?私は
思いませんし、時間外営業をしているのを知っていますし警察も然りでしょう。それを完全に改めた上でならすばらしいことです。
なぜなら彼らの業界にとってこの時間外(深夜1時から)がもっともおいしく、また真面目に守っていると他の違反店に自分たちの常連客を取られかねないから。説明すると、彼らの重要顧客の大半は風俗・お水です、その女の子たちも風営法で1時に仕事が終わります。さて大好きな○○クンに会いに行こう!と思ったら真面目に5時から営業!ときたら、やっぱりその子はその時間まで他の店(違反店)で飲んでしまいます。真面目にやっていると間違いなく売り上げは下がります。それが現実なのです。だから違反と知っていてもやめられない。
蛇足ですが、そういう世界でちゃんと時間厳守宣言・実行されているのであれば逆に警察も優秀店・優良店シールみたいなのを発行してバックアップすべきなのです。そうして100%抜け駆けなく皆が時間厳守の中で正しい競争原理が働くよう行政も努力すべきです。
さらにホスト全体に目を向けると他にも未成年問題(お客そして従業員の両方)・飲酒後の運転・売り掛け問題・人身売買などさまざまな法令違反が見受けられます。最近TVでよくネタとして取り上げられるばかりでなくドラマなどマスコミにとって調達しやすい材料となっていて、それイコール闇のイメージから表のイメージになんて錯覚を起こしている輩も目立ちますが、TV局側も少々無責任にあおってはいないだろうか?ちゃんと法令順守している店舗のみをTV局側も確認責任があると思う。なぜならTV局側の特集見ていてもわかることであるが、たとえば1時に客と待ち合わせしご飯を食べそしてナンバー1の○○は3時出勤(重役出勤か?)で同伴、ドンペリをぬく・・・なんてなれーしょんが・・これじゃTV局側も違反店と承知の上で紹介し持ち上げてるので幇助に当たるわけだ。TV局という社会の公器がこれじゃ、ホストの若いイケイケの経営者が法令順守なんてするわけがない。ばれなきゃいい!真面目は損!やったもの勝ち!まさに堀エモン現象だ!
解決策はただひとつ。法令違反店は即刻許可取り下げ!お目こぼし一切なし。ばれなきゃいいなんてありえない!その結果全店5時から営業で公平となりあとはサービスで勝負するという健全な競争原理に持っていく。ごく当たり前のことをまずすべきであろう。
最後に、ホストだけが悪いように言われているが、実際カラオケや居酒屋の店員の客引きも質が悪い。半ば強引な手法はホスト顔負けなときも見受けられる。悪いのはすべてホスト、僕たちは健全な居酒屋の店員だから何してもいい・・・なんて勘違いしている輩も多くホストだけが悪ではないことも併せて述べておく。
カラオケでも居酒屋でも規則の中できれいに頑張るべきである。
その一環としてドン・キホーテの空き交番の常時立ち番を即刻やるべきである。それだけで“ばれなきゃいい的な輩”ほどビビッてなにもできないものである。真面目にやっていれば警察が常にいれば安心なはず。だから真面目な人ほど徳になる歌舞伎町にしましょう。
これが一番大事なことです。  文責:江戸麻呂
by edomaro (2006-09-13 18:13) 

Tera

セントラルロードの交番は、歌舞伎町商店街振興組合が600万をかけてつくったものです。当初は立ち番いたようですが、いつの間にか無人になり閉鎖されて久しい。理由は人員不足なんだそうです。
大きくとらえると、日本の警察官負担率は500人に一人、実にアメリカの1/5です。現在の治安状況から言って、あまりにも少ない。警視庁はそれでも200人に一人程度の厚みがあるにはあるんですが、それでも足りない印象は受けます。小泉行政改革の流れで警察も例外ではなかったわけですが、とはいえ警察増員は国政レベルでももっと議論して欲しいと思います。
民間で警備を雇ってTMOで管理・運営を図る、そんな議論がまちづくりの中でよくでてくるんですが、民間の警備員がいたところで「いるだけ」になるだけ。所詮無理です。民間は民間で、どうやって秩序ある、それでいてある程度自由度のある商業環境の向上を図ろうと試行錯誤し、またホストであろうとキャバであろうとカラオケであろうとチャンネルを持って話し合いをしていますが、強制力はありませんからここが難しい。「民間レベルで協力してもらうには、ある程度、美味しい話(たとえば24時間営業特区のような規制緩和)も必要」とある警察庁幹部も理解は示している。この辺が突破口になればいいかな、と考えています。元来、歌舞伎町の活力の源は営業時間が長いところでしょう。しかし、今はそこに違法性があって暴力団の資金源になっている。脱税もある。もちろん今の状況で規制緩和はありえない。結局、いずれ歌舞伎町の灯を一回消すような徹底した粛正をすることになるのかもしれません。粛正されて灯を消すのか、あるいは自ら襟を正し街を浄化させて、その暁に規制緩和を得るのか、、、今なら街が選べるチャンスなんですがね。。。
で、「街」を語るとき、その「街」とは?
行政からみて、歌舞伎町商店街振興組合が「街」という位置づけ、これが歌舞伎町ルネッサンス推進協議会の「型」でした。しかし、これが間違っている。歌舞伎町商店街振興組合はたかだか50人程度の古くから歌舞伎町にビルを持ってたり商売している寄り合いに過ぎない。ここもスイッチの掛け違い、本来、歌舞伎町の総意をまとめられる、たとえば歌舞伎町の面積の5割以上の地権者による組織づくりをすべき。
by Tera (2006-09-14 01:48) 

歌舞伎の通行人

許可?・・・・営業許可を受けていない・・・店が在りました・・どの様な考えでやっているのか・・・・ビルオーナーは黙認しているのか?振○○合の○○のビルだが・・・・・チクリたいが・・・・・他にも在るのだろうがねぇ・・・
by 歌舞伎の通行人 (2006-09-15 06:20) 

歌舞伎の通行人

江戸麻呂さんの意見に賛同致します!区長も見ているのなら綺麗にしましょうょ!!!!!!
by 歌舞伎の通行人 (2006-09-15 06:30) 

江戸麻呂

江戸麻呂です。
まず歌舞伎町を変えていこう!じゃどうしようか?ということが発端
のはずですよね?ルネッサンスは。
でも外野から見ていてなんか焦点がボケているんじゃないか?と思う。
まず問題点の洗い出し(データやらなんやらで分厚い企画書はあるようですが・・・)を明確にしましょう!
江戸麻呂的に列挙すると、この街の特徴であるカオスがいい面では
いろんな目的の人に受け入れられる気楽な街であり、悪人にとってはばれにくいやったもん勝ちの街なわけです。いい面は残して悪人がおいしいと思うことを列挙しそれを完璧につぶす。中途半端にやるからいけない!ではなにが悪人にとっておいしいのか?
地権者・ビルのオーナーが他所より甘い!あるいは借りてくれるなら金が入るなら黙認パターンで長年やってきたツケ!普通にこいつはカジノやるって判っていてもお互い暗黙の了解!ってやつがまだまかり通っている。さすがに減ってはきたが他に違法風俗・DVDなど全てにおいてビルのオーナーの倫理感が低い。これは悪人にとっておいしい土地柄!この中の何人かがルネッサンスの中にもいると思うが(個人名は敢えてださないが・・)まずは自ら襟を正すべし。
暴力団事務所は完璧に撤去すべし。私たちはアウトローです。法の埒外に生きる人間です。その団体です。と宣言する軍団が警察も把握しときながら公然と存在している。それが歌舞伎町というごく狭い地域に何百とある。それをつぶせないでなにが浄化作戦か!といいたい・。それをこのままにしておいてやれエンタメゾーンだの、なんだの考えても無駄!ルネッサンスの成否は、大前提として事務所の完全撤去に始まる!これをできなきゃすぐルネッサンスは解散しなさい!浄化作戦といってこわすだけこわして人口減らして街の人間(まっとうに営業している人たち)がどれだけ我慢しているか!それはよくしていくためには今自分たちも耐えて協力しなければ・・・街が完全にきれいになれば客も戻ってくる・・そう信じているから・・。それなのに暴力団の事務所はそのまんま・・でもみかじめは払うな!そんなのおかしい!だったら前のまんま多少オカシイ街でも人がいたときに戻してほしい!となってしまう。
江戸麻呂はルネッサンスに反対なのではない!むしろやれっ!である。ただ大前提で約束してほしいのは、コンプライアンス宣言の街であるべきである!ということ。悪は絶対ゆるさない。その存在すらも。グレーゾーン!もばれなきゃいい!もやったもん勝ち!もゆるされない街。そのコンセンサスのなかで本当の意味での競争原理の中で街は発展していくんだ!ということを地でいける街。これが歌舞伎町における改革の大前提だ!これは絶対に間違ってはいない!とおもう。
それがあって初めて問題点の洗い出しがあるはずなのだ。
たとえば納税。歌舞伎町の納税率低いでしょう?ただでさえ赤字国家なんだから普通に考えて納税率上げようと思わんかね?行政は?納税率も低ければ、営業を把握していない数が多すぎる。これは分母に入っていないわけだ。だからこそ歌舞伎町を改善するには税金のうえでも完全に警察および行政の管理下におかなければ不公平感がでる。これもやったもん勝ちの悪人を出さないためだ。
とにかくグレーゾーンを作らない。条例ビシバシ作ってやったもん勝ちの考え自体起こさせない。
客引き・景観(看板・ネオン・照度)・音量・営業時間などあらゆる起こりうることを想定する。なぜなら暴力団の資金源はこういうグレーゾーンにおける仲裁や難癖が非常においしい切り口だからである。
せっかく事務所を完全撤去できたとしてもいくらでも付け込まれるのだ。あんまりルールでがちがちに固めていいのか?なんて論議は歌舞伎町をわかってない人!決めなきゃそこに付け込めるからおいしいと思う悪人を呼ぶだけ、というのがわかっていない。
何で山口組が進出してくるの?揉めると判っていて!おいしいからですよ、特に歌舞伎町は!本人たちに聞いて御覧なさい!!!
それから
営業時間の問題は2択で早急に決めるべし。
つまり現行のままか、営業時間を延ばすなり24時間なりの特区にするかだ。これをはっきりさせないと。(そりゃ1時までってはっきりきまっているが・・・これからの方向性の話のこと)江戸麻呂的には、
24時間許可にするべきだと思う。(一時以降キャバで飲んで何が悪いのか?現状に即していない!もちろん住宅街にあってはそうは思わないが歌舞伎町の中にあってはという意味で。)
はっきりいって夜7時から深夜1時でどうやって採算がとれるかってことも経営者の声ではある。採算取れないから、どうしても営業時間延長せざるをえないっていう悪循環の連鎖となる。そのため特区に切り替える際、完全に行政監督下におきコンプライアンスの徹底と納税化を図る。もちろん暴力団も名義人を立ててくるので
関連を探れない場合も生じるがコンプライアンスの基での営業化であればこれ以上は望めないだろう。もちろん関係が発覚した場合、
即時営業免許の取り上げと罰則、およびビルのオーナーへの勧告など刑罰の明文化も忘れてはならない。
まずこの初期設定の流れが必要なのかな?と思う江戸麻呂です。
なぜカオスなのか?それは公に暴力団が存在できる土壌とそれを長年容認しそれに慣れてしまっている行政および地権者が原因だっていうことを認識することだ!とだれかルネッサンスの人間に言っといてください。
ほかに歌舞伎町にとって切っても切れないホームレス問題・家出少女と風俗と闇金問題・薬問題等、江戸麻呂的考察はまた次回述べます。
by 江戸麻呂 (2006-09-17 11:42) 

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