ゴリラのタロウのポコポコポコ…「共存のお話」 [類人猿]
7月の日記より
しばらく、以前書いた日記を一部編集して記事にしてます。m(__)m
日本モンキーセンターのお猿の勉強会、モンキーカレッジ7月のお話です。
写真はお話のあとに、チンパンジーとゴリラの前でのお話を聞いているときのもの。
この日のタロウさんは、それはもういっぱいドラミング(ゴリラの胸叩き)を披露してくれました。
(キングコングのお話の記事の時とは違う写真置いてみます。)
今回のお話は、「ゴリラとチンパンジーの共存」という、モンキーセンターの研究員さんのお話でした。
今までの研究では、ゴリラとチンパンジーがいっしょに暮らしてる地域での研究が無かったため、共存ということについて研究がなされてなかったのだそうです。言われてみればなるほどです。
近年新しく発見された生息域では、同じ木でその木の果実を食べていたりしていることが観察されるようになったそうです。
動物の世界の生息域のことで、ニッチという専門用語があります。食べ物や、生息する木とか穴とか…生活に必要な環境の事といえばいいのかな…(^_^;)
同じニッチの生き物は、どうしても食べ物や棲家を争って得ることになります。だから、どちらかの種が負けてしまうとそこから去ることになります。
でも
お話に出てきた地域のチンパンジーやゴリラは、同じ食物を食べているにもかかわらず、共存しているんですね。
というのも
ゴリラは果物意外でも、草もかなり食べるんですね。だから…チンパンジーにとっても食べ物で競合するライバル…とまではいかないのかもしれません。それにお互いを意識してたら、どこに美味い果物があるか…なんてことが分かりやすいですもんね。
ゴリラやチンパンジー、そして象もですが…彼らは果物を食べて移動して…ウンチをして…
つまり種撒きしてるんですね。肥やし付きの(^^)v
人間もむかーし昔その昔…、種撒きをする生き物だったのかもしれないですね。類人猿達より、歩くってことについては進化は著しかったから…。
今は種撒きしてませんね~ゴミとして処理されてしまいますもんね。
って…そうかなあぁ???…。(・_・;)
外来動物・植物の事考えると…ある意味種撒きしてるのかもですね。ひょっとしたら地球の歴史の中でこれって意味あることなのかもしれない…
なんて考える事のある私って考えすぎ???(^_^;)
注:外来種問題を容認しているわけではありません。あしからず
オマケの写真↓タロウさん…内股のドラミング。なんかちょっと笑える(^^)
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