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U-20W杯「日本vsスコットランド」 [サッカー]

まだ試合中の「スペインvsウルグアイ」の行方も気になるところだが(かなり・・・いやいや終わってからゆっくり)、今朝生中継された「日本vsスコットランド」を観ての感想。
なお、3日の日に地上波フジテレビで録画放送があるようなので、それまで結果を知りたくない人は以降はお読みにならないでください(といってもスポーツニュースやらでガンガン結果放送してるけど)。

U-20W杯 グループF
「日本vsスコットランド」(3:1) 森島、梅崎、青山、キャンベル(ス)
点差以上の快勝。
日本のほうがやりたいサッカーをできていた。それに対してヨーロッパ2位のスコットランドは良さを消されていいようにやられた感じ。
まず日本は速いパス回しでスコットランドを翻弄。フィジカルでは圧倒的に劣るため、パスも低くて速い、そしてスペースへ出すものを選択。スコットランドのDFはハイボールには強いがスピードタイプのFWに対応するのが苦手なようで、これが見事にはまる。ゴールエリアでの速いパス回しには潰しに行けずマークがずれて混乱。前半は相手ミスからの1点だけだったが、試合内容では日本が圧倒していた。
その先制ゴールは、前半も残り少なくなった43分、日本のフィードをスコットランドキャプテンのDFカスバートがクリアしようとしてボールを後ろにそらす。これを森島が拾ってキーパーと一対一のチャンスに結び付けようかというところを、スコットランドGKマクニールがすかさずPA外に飛び出しキックでクリア・・・しようとしたボールが詰めてきた森島にぶち当たってころころゴール方向へ転がり、これに森島が追いついて無人のゴールに流し込む・・・というスコティッシュ自滅という感じのゴールだった。が、あれは詰めた森島が偉いので、森島は誇っていいと思う。前述の通り、日本は相手を綺麗に崩してのビッグチャンスはあったのだが決めきれず、このまま後半スコットランドに流れが行くようなことになると危ない、と思っていたので、この先制点は大きかった。どのような形であれ、先制するということが大事。
ゴール後は集団でビリーズブートキャンプのパフォーマンス。ちょっとアホっぽいなー(苦笑)。あまり大勢でやると相手をバカにしてるとも取られかねないので程々にな。でも、3ゴール全部やってたな。
後半、当然スコットランドもこのまま日本の策にはまってやられっぱなしではおらず、ハイボール多様のキック&ラッシュ戦法に変えてくる。ラグビーのごとくフィジカル勝負。このため、日本は押し込まれ気味に。このあたりでスコットランドがごり押しで同点に追いついていれば試合結果もまた違ったものになったかもしれないが、日本は前線からの一丸となった守備で乗り切る。怖いセットプレーもスコットランドがシュートを枠外に外してくれたりして助かった。
1点リードしている日本は攻め込むスコットランドに対してしっかり守って速いカウンター。
そんな中、梅崎が右45度ぐらいの角度からグラウンダーミドルを思い切って打ち、これがゴール左隅に決まる。日本2点目。
これで気が楽になったか日本はいなし方にも余裕が出てくる・・・がスコットランドは逆にいらだってラフプレーが多くなる。怪我だけは勘弁してくれよー。
3点目は青山隼が正面かなり距離のあるところから、またまた思い切ったミドルシュート。前に出かかっていたキーパーが反応してこれを弾くが勢いに押されて上に弾いてしまいそのまま落ちた先はゴールの中。枠に飛んでたのをクリアし切れなかったてことでOGではなく青山のゴール。3:0。
スコットランドはこれに切れてしまわずにその後1点返すが(DF2枚の間を割って抜けられ大ピンチ、これをいったんはGK林が弾くもそのこぼれ球を押し込まれる)、反撃及ばず、3:1で試合終了。日本勝利。
終盤は敵陣コーナー近くでのボールキープやらで、「大人の」いやらしい試合運びっぷり。さすが、Jリーグでスタメン取ってる選手が多いだけある。スコットランドはリーグでバリバリの主力という選手はあまりいないらしい。吉田監督も3人交代枠をきっちり活用。後半疲れた選手を適宜一人ずつ代えて(河原→青木、田中亜土夢→藤田、ロスタイムに柏木→森重)順当。柏木王子は長い芝が今ひとつ合わなかったようで、あまり調子よくなかったかも。その分森島が攻守に大活躍だった。

F組のもう1試合「ナイジェリアvsコスタリカ」は(1:0)でナイジェリアの勝ち。なので只今得失点差で日本グループ首位!

で冒頭のグループB「スペインvsウルグアイ」はウルグアイ2点先行(カバーニ、スアレス)をスペインが追いついて(アドリアン・ロペス、ディエゴ・カペル)、(2:2)のドロー。カペルの同点ゴールは終了間際だったそうな。スペイン危ねー。



追記:
一応観たけど特に記事を立ち上げるほどの感想も無いのでここにぶら下げるコパ・アメリカのブラジウ。
「ブラジルvsチリ」(3:0) ロビーニョ×3(内1PK)
スタメンにマティがいなくてガックリ。おまけにチリは二人も予期せぬ負傷交代で早々と交代枠使い切ってしまったので途中出場の目もなくなったし。
出だしは前の試合のショックが残っていたのかブラジウ精彩なし。ちょっと恐る恐るという感じで試合に入る。チリのほうが積極的。
が、「え?これPK?」というようなプレーでPKをゲットしてロビーニョがこれを決めると、安心したのかブラジウのプレーに余裕が出てきて本来の力を発揮。
それでも気持ちが攻めのほうにばかり行くのか、後半スアソにゴール前で5人ぐらい振り回されて(含むGK)絶体絶命のピンチがあったりしたが、スアソのほうがシュートタイミングを逃してしまい、ゴールカバーに入ったDF正面に蹴ってクリアされてしまう。あそこでゴールが決まっていれば全然違った試合になっていただろうね。
で、そのあとやっと流れの中でブラジウらしいゴールをロビーニョが決めて、さらに追加点を奪って、結局は(3:0)でブラジウが勝ったんだけどさ。このあたりの快調なブラジウのプレーは、実はU-20の日本を観てたのでちゃんと観てないのであった。

もう1試合は「メキシコvsエクアドル」(2:1) カスティージョ、ブラボ、E・メンデス(エ)
てことで1位メヒコ、2位ブラジウ、3位チリ、4位エクアドル。


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コメント 4

mineja

アジアユースで柏木のゴール後のアピールが遠い昔のよう:-)

今回のアレは“過度の喜び”になるのかどうか審判の判断次第でしょうねー。
#三度目は流石にイエロー出るかな、と思いましたが

スコットランドはテクニカルにつないでくるチームと聞いていたので正直、拍子抜けではありました。アレで序盤で先制すると違うのでしょうが、今回は日本の守備陣がいい仕事をしたと思います。
by mineja (2007-07-02 21:32) 

如雪

>minejaさん、nice&TB&コメントありがとうゴザイマス。
スコットランドはサイドが全然使えてなかったのが痛かったですね。日本の寄せが早かったということなのでしょうか(よく覚えてない・笑)。

以前、ボカ時代のテベスがリーベルとのスーペルクラシコでゴール後にチキンのパフォをして一発退場になったのを見ているので、あんまり審判に理解し難いパフォーマンスをやると「相手に対する侮辱行為」ととられるんじゃないかと心配してしまいます。確実にお目こぼししてもらえれば、あれはあれで楽しいからいいんですけどね(アホっぽいけど)。
by 如雪 (2007-07-02 21:41) 

ちゃこ

朝のチョー忙しい時間帯の試合で見たり見なかったりやったけど、ブートキャンプは見ました(笑)
私的には「おいおい~」なんて思ったけどガンパサポさんのブログとか見るとみんな結構良心的。
あの年代ってお調子者が多いのかね(笑)
アテネの子たちはそうじゃなかったし、年代によってカラーがあるのかしら~なんて思っておりました。

ついついガンバのスーパーサイヤ人を目で追ってしまう私ですが、GKの林クンは落ち着いててなんかいいなーと思いました。1失点あったけどね。



あと、柏木クンや孝太といった王子系や河原クンのようなえなり系やらミチや赤い髪(名前忘れた・ニガワラ)の子やら・・・となかなかプレー以外でも楽しめる・・・・なんてミーハーなこと思ってるのは日韓W杯のにわかサカーファンから進歩してない私だけっすか(^^;
by ちゃこ (2007-07-04 20:28) 

如雪

>ちゃこさま、
王子といえば、3点目の青山隼も結構王子系だね。陰気な・・・いやいや、憂鬱な王子系(笑)。ちょっと前のヴィジュアル系バンドにいそうなタイプ(褒めてるのかそうじゃないのか分からんな)。
安田君は染めたり戻したり、頭皮が丈夫なのかのぅ。某ミュージシャンは金髪に染めた時「頭がちりちりして痛いのなんのって・・・もうやだ」と言っておったよ。

ゴールパフォーマンスは楽しくていいけど、遅延行為とられたらシャレにならんし、外国では意外な仕草が侮辱行為になったりするので、要注意。もっとシンプルで短時間で済む奴にしたほうがいいと思う。いや、マジで。
by 如雪 (2007-07-04 21:14) 

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