昭和30年代村 [つれづれ]
朝日新聞の静岡版に、おもしろい記事がありました(2006年6月22日付)。
この土曜日に、『キネマカフェ伊東劇場』がオープンするというのです。
以前、伊東には映画館がない、ということを書きましたが、復活するということなのか?
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じつは、これ、『昭和30年代村』計画の一環なんだそうです。
ウイークリーマンションのツカサグループの事業ではあるのですが、代表の川又三智彦氏によると、<昭和30年代の日本を再現したような村を、ひとつの自治体として作り上げ>たいとのこと。
<この村が実現したら、そこはまさに理想郷である。土地活用問題、介護問題、住居問題、雇用問題、そして親子のふれあいといった、現代社会の中で解決すべき問題が、そこで一気に解決するのではないだろうか>とも、述べておられる。
いろいろあるにしても、志は讃えてもよいのではないでしょうか。
弱者切り捨て、老人迫害がはなはだしい世の中ですからね!
お年寄りが暮らしにくい世の中にしておいて、いくら育児手当てを増やしたところで、少子化が解消するわけがありません。
予定地は、なんと、うちのすぐ近くでした。
なにより、私も大好きな西岸良平の『夕焼けの詩』に触発されたというのは、うれしい。