氷の橋 [水のこと、環境のこと]
日本の友人からこんなニュースが出ているとの情報をもらいました。
【ニューヨーク=長戸雅子】地球温暖化問題への関心を促すため、ニューヨークの国連本部敷地内に17日夜、氷の橋が出現した。氷の橋はノルウェーの芸術家、ビョルン・サンド氏の制作。来年1月31日まで設置される予定で、この間、橋がどれだけもちこたえられるかを温暖化の指標とする。 橋はイタリアのルネサンス期を代表する天才、レオナルド・ダ・ヴィンチが1502年にデザインした橋「ゴールデンホーン」をモチーフにしており、サンド氏らは昨年、同様の橋を南極に設置している。 サンド氏は「南極の氷冠が解け始めることは私たちの文明に壊滅的な結果をもたらす」と述べ、「南極にある橋は溶けてはならないものだ」と警告した。 ニューヨークにも氷の橋を設置することはサンド氏の希望で「芸術には政治家や科学者が警告するより深いメッセージを伝える力がある」と述べた。 |
このお知らせをもらうまで、こんなものが設置されているとは知らなかったので、今日、早速、見に行ってきました。
この報道記事によると、「この橋がどれだけもちこたえられるかを『温暖化の指標にする』」となってますが、今週に入って、かなり寒い日が続いているのに加えて、この「氷の橋」が設置されているのが、国連の北側の広場で、しかも建物の陰になっていて、冬の間は直射日光がほとんど当たらない場所に設置されているので、温暖化云々の前に、よっぽど温かくならない限りは溶けないのではないかと。。。
そうか、逆に、この条件下で、この橋が落ちるようなことがあったら。。。、本当にヤバイってことですね。。。
そういう立地条件を理解してくれる人がどれだけいるかかも。
まだ溶けてないから、何も変わらないんじゃないの?と思う人もいるかも。
毎年恒例になると、ダータもとれるし、わかりやすいですよね。
by どらっち (2007-12-19 14:44)
この芸術家の方が率先してやられてるんですか。
関心を持ってもらうって意味ではすばらしいかもしれないですね(^^)
でも確かにこの条件で解けはじめたら
ホント、やばいですね(^^;
by いとお (2007-12-19 21:29)
せっかくこういうことやるなら、普通の条件でやったらいいのにと思いますが、
ほんとにここで溶けたらまずいですね。
今年は寒い日が続いているので、たとえ今年溶けなかったとしても、
まだ大丈夫じゃん!と思わず毎年やってもらいたいですね。
by しみ (2007-12-19 22:44)
きれいな形の橋ですね
どのくらいの大きさなんでしょう
こちらは夏だというのにずーっとずーっと肌寒い日が続いていて
これはこれで問題かと思います
by (2007-12-20 23:40)
みなさま、コメントやnice!を頂き、ありがとうゴザイマシタ!
昨日は、夕方から予想外の雨が降ったので、この橋も少し溶けたかもしれません。。。
どらっちさん>
そうですね、毎年恒例になったらいいかもしれませんね。
そうそうこの氷の橋、結構、アクセスしづらい場所に設置されてしまっているのもちょっと残念です。もし、来年もやるならば、設置する場所ももう少し考えて欲しいな。
いとおさん>
こういう芸術家の方なんかが率先してやってもらえるのは、いいPRになりますよね。。。国連を訪れる人たちも、こんなところからも関心を持ってもらえたらいいですね!
しみさん>
去年のような暖冬だったら、間違いなく一週間と保たなかったでしょうね。。。確かに、温暖化の指標じゃなくて、「まだ大丈夫!」っていう指標になるように毎年やってもらうのが良いかもしれませんね!
mompeliさん>
高さは私の胸くらいまでだったと思うので、1.5mくらいでしょうか?アーチの部分が2mちょっとくらいあるのかな?継ぎ目が見えますが、土台の部分はプラスチックみたいなもので造られているんですよね。
あら?オーストラリアは冷夏ですか、それも心配ですね。去年は渇水がずっと問題でしたし、やっぱり地球が病んでいるんでしょうね。
by seiji (2007-12-20 23:55)
おはようございます。日本からSEIJI氏のブログ拝見させて頂いております。氷の橋すばらしい発想ですね!
残念なことですがこの橋は壊れてしまいます。今日本においてもヒマワリ、マーガレット、アサガオが咲いたり、マリーゴールドが枯れないで満開が続いています。地球温暖化がかなり進んでいます。中国大陸の二酸化炭素の排出ガスが日本に覆い被さり空がどんよりしてまるで40年前のスモッグの再来かと思わせる日が時々現れてきました。12月に本来ならば雪が降るのですがいまだ降りません。四季の季節感が狂って着ました。いまこそ思いきった温暖化対策をしなければ、2~3年後は、世界各地で異常気象の影響で災害が多発してくるでしょう。せめて自動車だけでもガソリン車を廃止して電気、水素、太陽エネルギーに変えるべきです。今年もお世話なりました。来年もよろしくご指導お願いします。ブログ楽しく購読させていただいております。
by 日本池学会 (2007-12-23 10:23)