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金シャチのいない名古屋城 [お出かけ見聞録]


うーむ、やっぱり金シャチがないと、少し間が抜けているかなぁ~^^;
もう1週間早く来ていたら、きっと桜がきれいだったろうなぁ。
散り急ぐ桜は、ちょっと無残な状態・・・。

昼からぶらっと「新世紀・名古屋城博」を見に行ってきた。
「尾張名古屋は城でもつ」とよく言われるが、
その天守閣をお守りあそばしている金シャチが、今現在、地上に降りてきている。

名鉄瀬戸線の東大手駅で降りる。
東大手からは名古屋城まではおよそ15分ほど。
暖かな春の日差しが心地よく歩く^^。
少し汗ばむほどだった。
地下の駅から上がって少し行くと、外堀にかかる清水橋がある。

そこからの眺め。タンポポが群生していて、きれいだった。
写真になるとタンポポが小さすぎてよくわからないなぁ~^^;
母の話によると、昔、瀬戸電はこの外堀の中を走っていたらしい。
堀川が終点だったようだ。
現在は、栄町が終点で、電車は一つ手前の東大手から地下にもぐっている。

名古屋城に到着して、金シャチドームへ。
金シャチドームでの撮影は残念ながら禁止だった><。
もちろん、金シャチの雄、雌、両方とも触ってきました^^。
大きくてピカピカきれいだった。
私の前の女の子たちが「18金のマークが入っているよっ!」って言っているので、
よくよく見ると、鱗一枚一枚にちゃんと18金のマークの刻印がっ!
やっぱり本物の金なのね。

金シャチの歴史コーナーはサラッと流す程度に見た。
金シャチの誕生は名古屋城の誕生と一緒。
名古屋城は関が原の戦い(1600年)の10年後に作られたらしい。
金シャチには波乱万丈な歴史があったげな。
ウィーン万博に出品されたり、帰路の船が難破?したり。
大泥棒に金の鱗を盗まれたり。
第二次世界大戦では戦火で焼失したり。
天守閣を火災から守る金のしゃちほこだけど、戦火にはかなわなかったみたい。
今の金シャチは2代目とのこと。
戦争は人間にとっても悲劇を生むけど、貴重な文化遺産まで破壊してしまう。

歴史コーナーを抜けると、雄雌両方眺められる場所へ出る。
同じように見えるが、よーく見ると、
雄の方の背ビレが1つ多いし、尾ビレも胸ビレも多少大きい感じだった。
この機会を逃したら、たぶん私が生きているうちは、
もう金シャチを間近で見るチャンスはないような気がする。
そうそう簡単に城の守りが地上に降りてもらってもいかんもんね。
今日は貴重なものを見て触ってきた^^。

「新世紀・名古屋城博」は6月19日(日)まで開催中。
※もう役割を終えたようでしたのでリンクを外しました(2005.12.6)。


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