空気読めない人たち [Sony・Cyber-shot]
米Sony、欧SonyよりCyber-shotの新作が正式にプレスリリースされました。DSC-T100の後継機DSC-T200。DSC-T20の後継機DSC-T70。小型ながら10倍ズーム搭載のH3の三機種です。
FIRST EVER WIDESCREEN CYBER-SHOT CAMERAS DELIVER MORE SMILES ALL ROUND (欧Sony)
BIG ZOOMS COME IN SMALL PACKAGES WITH NEW SONY CYBER-SHOT H-SERIES CAMERA (米Sony)
SMALLEST HIGH-ZOOM CYBER-SHOT IS BIG ON LOOKS AND PERFORMANCE (欧Sony)
細かい内容は日本版が発表になったときに書こうかと思いますが、今回も相変わらず空気読めない人たちだなぁってのが偽らざる感想といったところでしょうか。
T200/T70は液晶が16:9のワイドディスプレイ+タッチスクリーンとなっていますが、あくまでも液晶がワイドになっただけで、CCDは4:3のままです。非ワイド撮影時は、HDテレビで4:3映像を映すときのように左右に黒帯が出来て、そこに操作用のアイコンが配置されるカタチになるようです。なので16:9のワイド撮影も今まで通り1920×1080が限界。これなんかユーザーが得するのでしょうか?昔のワイドテレビみたいに、目先の見せ方を変えただけで、お茶を濁されたように感じるのですが…
前回の発表時にもいいましたが、Sony Hi-Vision Qualityを標榜するなら、Cyber-shot部隊も真剣に16:9の撮像素子を新開発して、ちゃんとした“Hi-Visionスチルカメラ”を作るべきです。こうやってレンズもCCDも長々と昔のを使い回して、安上がりに作ることで利益だけはしっかりあげてますが、僕には手抜きなモノ作りにしか見えないんですよね。ていうかテレビに映すことが目的ならば、何もCyber-shotなぞ買わなくても、Handycam CX7の静止画撮影機能で十分かもしれません。
で、何と言ってもひどいのが、またもや光学系に手を入れてこなかったこと。この話題書くの何回目ですかね、今回も広角は無しです(T200/35mm-175mm F3.5-4.4。T70/38mm-114mm F3.5-4.3。)。
まぁTシリーズはTシリーズでそういうコンセプトと割り切ってしまえばいいのですが、それならWシリーズなり新シリーズなりで、ワイド端28mm(出来れば24mm)のカメラを出さないと、市場のニーズに応えられないでしょう。G1を除くとどれもこれも似たようなカメラばかりで、今のCyber-shotには魅力が感じられません。
ちなみにH3は38mm-380mm F3.5-4.4の10倍ズーム機。H7の514gに比べ380gとかなり軽量に出来ているので、コンパクトな高倍率ズーム機が欲しい人にはうってつけ。マニュアルモードもあるので、αのようにはいきませんが、Tシリーズよりは撮影者の意図が反映しやすいカメラにもなっています。
…しかしCyber-shot部隊、頼むから空気読んでよ(T_T)
また広角はナシですか・・・
ちょうど昨日、コンデジ欲しいなと思っていてCyber-shotのことを考えていたのですが、やはり「今までの使い回しをして広角強化しない現状なら、改良するまでパスかな」と思いました。
VAIO(type T)もHamdycam(HDR-CX7)も私としてはツボなんですが、Cyber-shotだけです、そそられないのは。
by Riever (2007-08-22 20:21)
同じですね。そそられません。
裏面の前面液晶とスマイルモードは気になりますが、
それだけで釣られるほど子供じゃないです、もう。
by かつぽん (2007-08-22 22:51)
う~ん・・・今のコンデジのトレンドをソニーが読めないとは思いたくないんですが・・・北米とか、欧州では、こういったものが求められているとか・・・
なんですかね?
なんにしても、次に期待してたのに・・・(>_<)
by 響希 (2007-08-23 00:04)
そろそろT9が限界なので、薄くなったっぽいT200に行くべきかいかざるべきか・・・・
by Virgo (2007-08-23 02:40)