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裏鬼門に初詣

本日は江戸城の裏鬼門である目黒不動と大黒天をまつる大円寺に向かう。我が家から比較的近いこの二寺は毎年我が家の初詣定番コースとなっており、行かないとなんとなく落ち着かない。

そこで、昨日の表鬼門に続いて本日は裏鬼門めぐりである。愛鳥を寝かしつけてから出発したので、目黒不動についたときは五時近くなっており、閉堂は五時半であるため、そろそろしまい支度の風情である。

香煙なか本堂の厨子の扉には、昨日の寛永寺と同じく転輪聖王を示す八幅輪が刻まれている。かつて、江戸城の平安は東北の叡山(東叡山)、寛永寺と南西の叡山(泰叡山)、目黒不動にまもられていたが、前者は明治のはじめに全山まるやけ、後者も明治期以後衰亡を極め二三十年前に浮浪者のたき火でまるやけになってとどめをさされた。

仏教による鎮護国家という思想から見ると今の東京はかなり無防備である。

この目黒不動の近郊には河口慧海が得度をした黄檗宗の五百羅漢寺、チベット仏教美術館のある天台宗の安養院と、チベット・ファンにはたまらないエリアである。

 これについて、詳しくしりたい方は、「オカメインコの森」の東京チベット紀行を見てね。

大円寺でひく恒例のおみくじは凶。
もう何もいいまへん。


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