黄昏のビギン [Music/和ネタ]
10月18日(火)、友人がチケットを取ってくれたので、パシフィコ横浜で行われた小田和正のコンサートに行って来ました。
彼のコンサートについては7月の渋谷AXでのLIVEについて、以前にもう別のブログに書いているのでここでは詳しく触れないけれど、横浜で彼を観るとついつい僕の気持ちも特別になってしまうのだろうか(?)、案外今回は楽しかったです。行く前はすごーくテンション低かったんですけど・・・(苦笑)。
その中で小田ぢいが、昨年レギュラー出演したTBSの「風のようにうたが流れていた」の中でも取り上げていた、日本歌謡界のゴールデン・コンビ、アメリカで言うところのリチャード・ロジャース&ロレンツォ・ハート?と謳われる(うそです・・・笑)、中村八大作曲、永六輔作詞の“黄昏のビギン”を渋谷の時と同じく今回も歌ってくれたのが、ちょっと、密かに嬉しかったんだなぁ。やっぱりいい曲なんですよね~。
もう5年ほど前になると思うのだけれど、ネスカフェのプレジデントというコーヒーのコマーシャルで「あなたにはグレイ・フランネルがよく似合う」って、とっても80年代のトラッド&コンサバ大好き~みたいなコピー(笑)に合わせて、ちあきなおみの歌うこの曲が流されていたのをご存じないでしょうか?。僕がこの“黄昏のビギン”を知ったのも、このCMをTVで見たからだったんですよねぇ。
♪雨に濡れてた たそがれの街
あなたと逢った 初めての夜~
・・・って具合の、しっとりとした好い歌なのです。
ちょうどそのCMが流れていた頃、今でも僕が通っている自由が丘の某jazz-Barのオーナー・T氏がこの曲にハマってしまい、ビル・エヴァンスの後にちあきなおみがかかるなんて類の、今にして思えば滅茶苦茶なコト(笑)が幾度もあってさんざん何度も聴かされたものだから、すっかり僕も気に入って(入らされて?)しまったんだっけ・・・。
ちあきなおみなんて演歌っぽくて・・・って普通思いますよね。でも早計に決め付けてはいけません。このCMによって再評価された彼女の歌声はシーンに様々な影響をもたらします。
因みにjazzっぽいトコで挙げると、シンガーの五十嵐はるみがアルバム、『A Song For You』中でこの曲を英詞でカヴァーしてます。⑦の“Begin In The Evening”がそれ。
もひとつおまけに、アン・サリーが『MOON DANCE』の中で取り上げている日本語のナンバー、“星影の小径”も、ちあきなおみが歌っていたことに依って、「知る人ぞ知る」って1曲だったそうな。知ってました?。
※参照・・・相築あきこさん出演の日本生命CM
「愛する人のために~セーフ編」URL :http://www.nissay.co.jp/kojin/present/cm/safe/index.html
※小田和正について書いた関連記事
“ワインの匂い”のワインはCHIANTIだった?
小田和正 "LIVE TOUR 2005@渋谷AX"を観て思う
オフコース関連記事一覧
アン・サリー / Voyage
ほい、こちらにもお邪魔します。
このCFのモデルさん、あちこちでよく見ますね。
綺麗な大人の女性の典型といった感じで、結構好きです(笑)
by 怪鳥 (2005-10-22 12:53)
怪鳥さん:
ここに食いついてくれましたか・・・(笑)。
この人ずっと以前から素敵な女性だなぁ~と思っていたのですが、今回ちょちょっと調べて初めて名前知りました。僕等とほぼ同世代みたいですよ。
こんな女性が一人でふらりと来て、さり気なく飲んでたらいいのにね、Breezin'のカウンターにも(笑)。
by yk2 (2005-10-23 01:14)