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サンタマリアのフォクセン [ワイン]

 サンディエゴは、1泊でサンフランに移動した。さすがに、こちらは土日で、ビジネスする相手もいないので、レンタカーで思い切って、ささやかな夢だったフォクセンのワイナリーに姪夫婦と3人で行ってきた。片道3時間半、250マイル(東京から京都くらいまでの距離)。行きは僕と姪が運転、その間、旦那を寝かしといて、帰りは旦那が一人で運転。一番飛ばしたのは姪。大学の先生目指しているだけに、頭もクイックだけど、運転もファースト。常時150キロくらいでブンブン。旦那はスロバキア人で、ボクより10センチくらい背が高い190センチのハンサムガイ。「プラハの春」の話で盛り上がった。98年のビロード革命の時、高校生だったそうだけど、社会主義時代も余り、ビターな思い出ないみたい。スロバキア側は、チェコと違って周囲が社会主義国ではなく、オーストリアも近いので、もともと中央集権が及ばず、自由な雰囲気があったのかもしれない。話がそれちゃった。

 Foxen Vineyardのテイスティングができる売店。サンフランシスコの北のNapaやSonomaのワイナリーは行ったことがあるけど、こんな南にワイナリーがあると思わなかった。今のところ、FoxenのPino Noirは一番好きなワインのひとつだから、大感激。時間をかけた甲斐があった。「しあわせ!」を連発してしまった。おかげで姪の旦那も、この言葉を覚えてしまった。

             

 テイスティングの親父。ピノのほかに、カベルネやシラーズ、シャルドネ7、シェニンブランの4種類のワインがあった。テイスティングだから呑まずにスピット・ポッドにペーしたが、ピノだけは呑んじゃった。お替り頼んだら「シュア シュア」。ホクセンの名前が入ったテイスティング・グラス。テイスティング代10ドルで、終わったらグラスくれる!!

 フォクセンのワインの歴史は、意外と最近で、1985年。1830年代に、この地、サンタマリア(メキシコ領だった)に入植したイギリスの船乗り、ウィリアム・ベンジャミン・フォクセンにちなんで、ワインの名になった。ラベルに碇のマークがついているのもフォクセンが船乗りだったから。前から知ってたみたいに、エラソに書いてるけど、現地で初めてわかった。

サンタマリアと言えば、映画「Sideway」。この売店のカウンターが映画に使われているのだ。どこの場面だったかなー?仕事を忘れた一日でした。


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TaekoLovesParis

「Sideway」は先週、ケーブルの映画チャンネルで見たばかり。
ここが舞台だったんですか!ジャックと小説家志望の主役、2人がカウンターで語りあう場面は、予告編にも使われていました。
ティスティングのワインはプレッツェルといっしょに、なんですか?
by TaekoLovesParis (2006-04-30 22:29) 

ikubay

そうなんだ。写真のスピット・ポッドや壁のプレートにも、Foxenのマーク入ってますね。気がつかなかった。
by ikubay (2006-05-03 18:19) 

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