劇団M.O.P.「水平線ホテル」 [★ カンゲキ日記]
◎2005年7月18日(祝)劇団M.O.P.第40回公演「水平線ホテル」/IMPホール/(作)(演)マキノノゾミ(出)キムラ緑子、三上一朗、小市慢太郎、林英世、他/♪♪♪
舞台は第二次大戦中のイタリア。地中海の孤島に建つ「水平線ホテル」には、さまざまな客が逗留していた。物理学教授とその妻、長期滞在中の作家、公演旅行中のオペラ歌手、地中海の遺跡を調査しているという怪しげな外国人……。
そこへ、国家秘密警察保安部長と武装した兵士たちが乗り込んでくる。ホテルの滞在者の中に、大物スパイがいると密告があったのだ。
ホテルを切り盛りする女主人と従業員、逗留客たちは、封鎖されたホテル内で厳しい取調べを受けることになった。
果たしてスパイは誰なのか? 疑心暗鬼が人々の心を蝕み始める。やがて、意外な真相が明らかとなるのだった。
いろんな意味で安心して見ていられる劇団。こんなことを言うのもおこがましいが、脚本も芝居もしっかりしているので、それだけで見る価値がある。日本人が髪を金髪にして、アンナ、レイ、ルイスなんて名乗っても違和感を覚えさせないうまさがあるのだ。
が、そうなると期待が大きいだけに評価は辛口に。
個人的には前作の方が好きかなぁ。
とにかく、緑子さん、三上さん、小市さんがカッコイイ!! 私は三上さんがお気に♪ だが、一緒に見に行った友人は小市さんファン。小市さんのキザな台詞を聞きながら、この人は特に声が素敵だなぁと、つくづく感じた芝居だった。
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