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THE 有頂天ホテル [★ カンゲキ日記]

◎2006年2月1日(水)映画「THE 有頂天ホテル」(2006日)/ナビオTOHOプレックス/(監)(脚)三谷幸喜(出)役所広司、佐藤浩市、松たか子、篠原涼子、戸田恵子、生瀬勝久、香取慎吾、他/♪♪♪

 

 都内の高級ホテル「ホテルアバンティ」を舞台に、大晦日のカウントダウンパーティまでの2時間に起こる騒動を描いたコメディ。ホテルの副支配人・新堂(役所広司)を中心に、彼の元妻(原田美枝子)、汚職国会議員・武藤田(佐藤浩市)ら宿泊客、武藤田の元愛人で今はホテルの客室係をしているシングルマザーのハナ(松たか子)、神出鬼没のコールガール・ヨーコ(篠原涼子)など、様々な人間関係が複雑に絡み合いながらスピーディに展開する。

 

 約2時間、笑いっぱなし。面白かったのだけど、いざ感想を書こうと思うと手が止まってしまった。「面白い」以外に書くことがない。素直に「面白い」でいいのか。どこかしらツッコミどころを探してしまうのは、天の邪鬼な性格ゆえか、関西人ゆえか…。

 

 この映画の最大の魅力は、よくこれだけ集めたなと感心する豪華キャスト。上記のほかにも・・・

  能天気な総支配人=伊東四朗
  出世欲の強い料飲部副支配人=生瀬勝久
  ホテルのアシスタントマネージャー=戸田恵子
  ミュージシャンを夢見るベルボーイ=香取慎吾
  ホテルの筆耕係=オダギリジョー
  ステージに上がるのが怖くて死にたがる、大物演歌歌手=西田敏行
  耳の大きな男(なぜ、耳が大きいという設定なのか?)=近藤芳正
  事故に遭った大富豪(息子と同じく耳が大きい)=津川雅彦
  カウントダウンイベントに呼ばれた不幸せなシンガー、桜チェリー=YOU
  カウントダウンイベントに呼ばれたマジシャン=寺島進

 ・・・などなど、が登場する。

 

 特に面白かったのは、伊東四朗の登場シーンと、西田敏行の部屋でのシーン。
 性格の悪い松たか子嬢、ラストのYOUの歌もよかった。

 


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コメント 7

Ren

こんにちは~☆西田敏行と香取慎吾が部屋で大声で歌った歌が
サンチョパンサ・・・頭の中でしばらく回っていました(笑)
とても面白くて笑ったのですが、感想書きにくい、に同感です。
「とにかく面白いので見て~」って感じでしょうか。
by Ren (2006-02-07 07:22) 

YUMiKO

Renさん、ありがとうございます。

>西田敏行と香取慎吾が部屋で大声で歌った歌が
>サンチョパンサ・・・頭の中でしばらく回っていました(笑)

あのシーン、おかしかったですね~!
by YUMiKO (2006-02-07 14:44) 

ken

「面白い」以外に書くことがない…まさにそんな映画でしたね。
僕もしばらく「何を書こう?」とフリーズしてしまいました(笑)。
by ken (2006-02-07 16:32) 

YUMiKO

kenさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
ものすごい数の映画をご覧になってるんですね。
レビュー、参考にさせていただきます!
by YUMiKO (2006-02-07 16:49) 

YUMiKO

さて、困りました(笑)。

“「面白い」以外に書くことがない”・・・という言葉を、みなさん良いように解釈されているようですね。きっとそれは素直な反応で、私の書き方が拙かったからなんでしょうが。。スイマセン。

どう説明したらいいんでしょう。

確かに面白かったんですよ。でも、五ツ星をつける気にはならなかったんです。
私は、三谷さんが監督された映画を見るのはこれが初めてでしたが、見終わった後、他の作品も見てみようって気にはなりませんでした。
(先日、テレビで「みんなのいえ」と「ラヂオの時間」を放映してましたが、見ていません。)

この作品を劇場で見てから、「面白かったんだけど・・・」の「・・・」の部分をずっと考えていたのですが、ピッタリくる言葉が見つからなくて、だったら無理にケチをつけなくてもいいか、と半ば諦めてレビューを書いてしまいました。(^^ゞ

で、今、また、う~~~ん、なんだろう!? と悩んでます。

風邪っぴきで体調がイマイチなときに見たから? 前評判が良すぎて、もっと面白いと期待しすぎていたから? 登場人物の誰にも感情移入できなかったから? 見ている間の約2時間は面白かったけど、見終わった後、何も残らなかったから? …いやいや、そこまでケチつけるほどひどくなかったし。。
やっぱりうまく表現できないなぁ。

劇場に見に行ってソンすることはないと思います。むしろ、家で見るより、劇場で大勢で見た方が素直に笑える気がします。

「THE 有頂天ホテル」に関するいくつかの記事を読んでみて、私の受けた印象に近いものは、コレ↓かなぁ…。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kansai/sanshi/news/20060128ddf018070026000c.html
(落語家の桂三枝師匠のコラムです。)

確かに展開が読めたけど、予想通りでも笑っちゃったし、面白かったんだけどなぁ・・・。(あ~、また振り出しに戻ってしまった。。)
by YUMiKO (2006-02-07 17:56) 

山本

かなり遅ればせながら、昨日観てきました(^^ゞ

私には爆笑するような面白さではなかったけれど、ところどころ笑えて肩肘張らずに観られたのが良かったです。(映画は娯楽ね~(^^))
テンポ(ノリ)が、昔見た学生劇団の芝居っぽく感じたのは何故でしょう(^^ゞ

心に残ったセリフは、ホテル副支配人の役所さんが汚職国会議員の佐藤浩市さんに、「自分は客の僕(しもべ)である前にホテルマン、善意でやっているのではない。」
人間どこかで本音を言わないといけない、本音で生きないといけない時もあるよねぇ~、なんて思いました。

P/S この間の「信念会」、楽しかったです(^^)
また近いうちにやりましょう♪
by 山本 (2006-03-02 14:31) 

YUMiKO

山本さん、先日はありがとうございました。久しぶりに楽しかったです。また集まりましょうね!

そうですね。爆笑する面白さというより、クスクス、ニヤニヤ笑う感じですかね。
それに、確かに芝居っぽいつくりでした。

>心に残ったセリフは~
はいはい。覚えてます。
何でも客の言いなりになるんじゃなくて、ホテルマンとしてのプライドがあるんだって感じで、あのシーンのやり取り、よかったですね。役所さんも佐藤さんも、役にはまってましたし。
by YUMiKO (2006-03-02 23:11) 

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