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THE PLAN9 vol.18「編集者 竹一平の苦悩」 [★ カンゲキ日記]

◎2005年12月19日(月)THE PLAN9 vol.18「編集者 竹一平の苦悩」/ワッハ上方 ワッハホール/(作)久馬歩(演)(出)鈴木つかさ(出)お~い! 久馬、浅越ゴエ、なだぎ武、ヤナギブソン、竹中絵里、他/♪♪

 ワガママな作家たちを抱えて苦悩の日々を送る、編集者・竹一平(浅越ゴエ)の物語。
 竹が作家たちに振り回される様が、彼らの書く小説(学園恋愛モノ、戦争モノ、SF風など、劇中劇)を交えて描かれる。

 

 ものすご~く久しぶりにプラン9を見たくなってチケットを取ったら、なんと2列目! できることなら、この幸運は他の芝居にまわしたかったなぁ(笑)。

 会場は若いお嬢ちゃんたちが大半で、みんなテンションが高い。日替わりゲストが出るせいか、2回、3回と見に来ているコもいるらしく、大声で前日までの感想を話し合っている。
 あぁ、この感覚、ひさびさ! ヨシモトの劇場に来るといつも思うのだが、彼女たちは大阪のオバハン予備軍…というか、既に十代でオバハン化しているコも少なくない。
 開演ギリギリまで大声で喋りまくり、始まったら、自分の膝や手、隣りに座る友達の身体をバンバン叩きながら爆笑し、足をバタバタさせながら大げさに喜び、演者の台詞にツッコミを入れたり、「あはは、○○○やって~!」と台詞を繰り返したりして笑う。
 これって、ヨシモトファン独特やんね~。松竹芸能や他のお笑いを見に行っても、もう少し冷静というか、ちゃんと見てるで。箸が転げても可笑しい年頃かもしれんけど、「そんなにおもろいかぁ?」と、チョットひいてしまう。そういや、一度、baceよしもとで、ライブ中に漫才のオチを先に喋った小娘がいて、軽い殺意を覚えたことがある(笑)。
 終演後、昨日も見に来ていたと言っていた後ろの席のお嬢ちゃんたちが、「2回見ても意味わからんかったぁ~!」と叫んでいたが、そんな難しい話やったかぁ? 普段からもっと本を読みなさい!
 とにかく、まぁ、こういうコたちに、ヨシモトの若手芸人は支えられてるのね。

 プラン9の本公演は、vol.4~10ぐらいまで見ていると思う。彼らがまだ3人組だった頃に取材で会って好印象だったのと、当時はゴエちゃんとご近所だったことから、陰ながら応援していた。が、彼らはあっという間に人気者になり、数々の賞を取るようになっていた。
 で、久しぶりに見た感想はというと、プロットは面白いけどちょっと残念だなというのが正直なところ。相変わらず、コントなのか芝居なのかハッキリしないところが、よくもあり物足りなくもある。こんなことを書くとファンのコに噛み付かれそうだけど。
 ファンのお嬢ちゃんたちを満足させようと思えば芝居寄りにはできず、ファン以外のお客を呼ぼうと思えば、ギャグやモノマネなど小ネタを削らずにはいられないだろう。痛し痒しといったところか。
 両者を満足させるには何が足りないのか、うまくいえないけれど、そこを見つけられたらレベルアップできそうな気がするんだけどなぁ。彼らのいっていた「関西版シティボーイズ」は、関西では無理なのかなぁ。

 鈴木くんとか、また他の劇団の芝居に出てくれないかな。結構、好きなんだけど。


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