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タフじゃなければ生きていけない。優しくなければ生きている意味がない。 [MBA]

MBAの授業における特色のひとつに、クラスパーティシペーションがあります。
授業への出席に加え、授業中に挙手をし、発言することが求められるわけです。
そして、殆どのクラスにおいてこのパーティシペーションが成績の20%程度を占めます。

成績の20%くらいならどうってことないだろうと思われるかもしれませんが、アメリカの成績評価では、卒業に最低限必要な「B」を取る為にはだいたい100点中80点以上は必要になるので、そのうちの20%(=20点)を捨てることは即ち平均点割れのリスクが飛躍的に高まることになります。

私も当初は殆どパーティシペーションのことなど気にしていなかったのですが(皆の前で意見を言える英語力がなかったのが主な原因)、MBAの成績評価では、10点はおろか、1点2点の差が最後の明暗を分けることになるのが分かってきたので、最近は必死こいてパーティシペーションをしています。

しかしこのパーティシペーション、確かに大変ですが、単にパーティシペーションの成績を上げる以外の効用もあることが分かってきました。

効用その1;教授からの印象が良くなる
頑張って発言しているとそのうち教授も自分の顔を覚えてくれるようになり、廊下で声を掛けてくれたり授業中に当てたりしてくれるようになることがある。

効用その2;予習復習をしっかりするようになる
とにかく授業中に発言する内容を準備していかなければいけないので、宿題のケーススタディや問題なんかにしっかり取り組むようになる。

効用その3;授業に集中できるようになる
隙あらば何か発言しようと必死なので、自然に授業に集中するようになり、授業内容も頭に入ってくる(ただし私の場合、いったん何か発言すると満足してしまい、残りの授業時間の集中力が切れてしまってますが・・)

ただしいつも良いパーティシペーションができるわけではなく、勢いあまって質問の意味を取り違えて的外れな意見を言ってしまう場合も多々あります。私は以前、1回の授業の中で2回も全く見当はずれな意見を言って教授に首を傾げられたことがありますが、これは本当に凹みました。というわけで、

効用その4;打たれ強くなる
周りの白い視線を浴びても、とにかくチャレンジし続けることが大切なのです(ひとつ間違えると「空気の読めない人」になってしまいますが)。

日本に帰っても、会社の中でどんどん発言していける人間になれればいいな~と思います。


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