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『ブレードランナー』再び! [映画 TVドラマほか]

サイバーパンクというSFジャンルの世界観の生みの親とも言うべき映画『ブレードランナー』!!
アメリカ出の情報でなんですが、ついに"Blade Runner:The Final Cut"というタイトルでDVD、HD DVD、Blu-rayの3媒体であの名作が12/8一斉発売!
"Blade Runner: The Final Cut"リドリー・スコット監督自らが7年もの歳月を費やし、フィルム修正&再編集を行ったもので、未公開シーンや新たに手が加えられた特殊効果シーンを加え、5.1ch音声にリマスターされた新バージョン。 今回の目玉はなんといっても撮影に携わった俳優やスタッフのインタビューを交えたドキュメンタリー"Dangerous Days: Making Blade Runner"です。

Dangerous Days: Making Blade Runner
DVDは2枚組特別盤 [$20.97]、4枚組コレクターズ盤 [$34.99]、デッカード・ブリーフケース・パッケージ仕様の5枚組アルティメート・コレクターズ盤 (シリアルNo.付限定セット)[$78.92] の2パターンの商品が発売される模様。

それぞれの主なディスク内容は
1)"The Final Cut"本編、監督、プロデューサー、アート・ディレクターらによるコメンタリー3トラック
2)新たに製作された3時間半ものドキュメンタリー"Dangerous Days: Making Blade Runner"
3)1982年劇場公開版、1982年インターナショナル版、1992年ディレクターズカット版の本編
4)カットシーン等の特典映像"Enhancement Archive"
5)"Workprint Version" (試写版) の本編
とのことです。
以上はアメリカ発売版の情報ですが、日本版も同様の構成になると思います。
この機会に再度『ブレードランナー』を観なおしてみるのもよいかも。

amazon.com(アメリカサイト)

ちなみに『ブレードランナー』の原作というか映画版のベースになっているのはSF作家フィリップ・K・ディックの名作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?:"Do Androids Dream of Electric Sheep?" (DADoES) 』なのですが、 映画タイトルの"ブレードランナー"は全く別の作品のタイトルからの引用だそうです。(ブレードランナー FAQ 日本版より)

映画のタイトルはアラン・E・ナースが書いた小説 "The Bladerunner" に由来 する。
ウィリアム・S・バローズは、この本を取り上げ "Bladerunner (A Movie)" を 1979 年に書いている。
タイトルだけへの権利が(『永久に』)リドリー・ スコットへ売られた。
ナースの書いた "The Bladerunner" とスコットの BR の 類似点はタイトルだけである。ナースのタイトルは、合法的には医療器具を得 ることができない違法な医師に、医療器具を運んでやる人間達のことを指して いる[出典:Locus 1992 年 9 月( 76 ページ)]。スコットは、このタイト ルがデッカードにぴったりのコードネームだと考えた。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

  • 作者: フィリップ・K・ディック, 浅倉 久志
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1977/03
  • メディア: 文庫
それとは別に映画『ブレードランナー』の続編(アンサー版)とも言うべきK.W.ジーターによる『 ブレードランナー2 レプリカントの墓標』および『ブレードランナー3 レプリカントの夜』なんていう作品も存在します。(この続編は映画化なんて噂にもなったことがありますが、その後どうなちゃったんでしょうネ(笑))
ブレードランナー〈2〉レプリカントの墓標

ブレードランナー〈2〉レプリカントの墓標

  • 作者: ケヴィン・ウェイン ジーター
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1996/07
  • メディア: 単行本
ブレードランナー〈3〉レプリカントの夜

ブレードランナー〈3〉レプリカントの夜

  • 作者: ケヴィン・ウェイン ジーター
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 単行本


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