2006年散財の旅・4 ~東京大賞典&競輪グランプリ予想~ [舟・馬・自転車]
え? ブルーコンコルド? はぁ、そうっすか。
えーと、アジュディミツオーは?
5着? はぁ、そうっすか。
むぅぅ・・・。中央馬が上位独占か。つまらん。
ま、いいや、明日だ、明日。
競輪グランプリでございます。
この場で賭博を扱うときは、いつも結果報告ばかりなので、ここはひとつ事前予想でもしてみる。
吉岡で。
展開? わからんね。
並び? 関係ないね。
あぁ、予想もくそもない。
吉岡で。
あとは適当に流すだけ。
振り返ってみると、吉岡の出るレースは、必ず彼を中心に車券を買っていた。客観的に予想しているつもりでも、いつのまにか吉岡にとって都合のいい展開を思い浮かべ、無意識のうちにデータに対する希望的観測が予想に入り込み、吉岡中心で車券を買っているわたしがいる。
そして今年の初春のこと。
ええいいああ、ダービーの優勝で号泣する吉岡からもらい泣き。
そのときあらためて自覚した。
なんだかんだで、結局わたしは吉岡のファンだったのだ。
そして、みんなも吉岡が好きなのだ、たぶん。落車があったりして、完璧な勝利とはいえなかったが、それでもあのとき、立川競輪場全体が、いや、競輪会全体が、吉岡のダービー制覇を喜んでいたような気がする。まぁ、これもファンならではの希望的観測なのかもしれないが。
じっさい、吉岡が勝つと考えるのは相当きびしいところがあるのだが、それでも、明日も無駄に人気になるのだろう。
そしてみんなで散財だ。
・・・って、いや、単騎と思われてる井上に結局はうまい具合にのっかって九州ラインを形成して、もしかしたらけっこうイケたりなんかして・・・。
なんて希望的観測をもとに、さらにみんな吉岡を買うのだろうね。
しかし、ほんとに吉岡勝っちゃったらすごいな。冬晴れの空の下、涙に濡れる京王閣。
いいねぇ。ラストにふさわしい。
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