おかえりなさいませ ご主人様 [きょうの敬遠]
先ほどメイド服を着てみた。
と、あっさりいえるくらい、それはわたしにとってはどうってことない。
まったく抵抗がなかったといえば嘘になる。職場の女子がどういうわけかメイド服を持ってきており、着ることをすすめられ、最初は拒否した。
しかしほんのささやかな勇気をもってすれば簡単に乗り越えられるほど、それは低いハードルである。
というのも、わたしは10年ほど前にとある機会を得て、一度女装したことがあるのだ。その時も、『女装ブーム』が到来していたみうらじゅん先生という先達の存在のおかげで、とくにおおきな抵抗もなくパンストに脚をとおした。銀座のホステスのような格好をしたのだが、スカートのスカスカなあの開放感と不安感。そしてパンストのしめつけ。普段は味わうことのできない、えもいえぬ快感であった。
今回は場所が職場ということもあり多少の抵抗を感じはしたが、あの快感をもう一度味わいたいという欲望がまさり、ついに、でもあっさり、メイド服に身を包んだというわけだ。
初めての女装の時のような、「新しい世界が見える」という新鮮味には欠けるが、“メイド”という新たなコスプレ要素が加味された分、興奮度は増す。
その興奮のせいだろうか。
京都・奈良の旅から帰ってきてから風邪をこじらせ、せきと喉の痛みが続いていたのだが、メイド服を着る前後は、それがぴたりと止んだのだ。
ということで。
短時間でもいいから、どうしても風邪の症状を緩和したいという方。おすすめしますよ、コスプレ養生。
なんだか最近、私のまわりでメイド服デビューする人多いな…。もちろん女ですけど。みんな…、みんな…。
by A (2005-10-29 14:22)
やっぱり何事も経験だ。後学のためにもいちど試してみれば。Aさんの場合めがねも加わるし。
by homerun (2005-10-29 15:46)