SSブログ

危機と闘う・テクノクライシス 第2回「軍事転用の戦慄(りつ) ロボット」 と おもちゃ屋の発想 [IT業界日記]

危機と闘う・テクノクライシス 第2回「軍事転用の戦慄(りつ) ロボット」
の中で 5000ドルで 巡航ミサイルを作る方法

http://www.interestingprojects.com/cruisemissile/diary.shtml

ホームページが紹介されていた。
確か、日本の大学の某教授も
「ターボって売ってるでしょ、あれさ、少し改造するとジェットエンジンが作れるんだよね」
と自慢していたのだが、同じような人は世界にもいたのであった。
 オッサンバージョンのジェットエンジン
 http://www.aardvark.co.nz/pjet/pjetkit.htm
 http://www.aardvark.co.nz/pjet/

ずももももっ

 大爆発!

ところで、興味を引いたのは、番組のなかでも紹介されていた水平センサーである。ジェット推進しながら飛ぶ巡航ミサイルは、強力な推進力を持つために短時間での細かい姿勢制御を行う必要があり、このためには通常高精度なジャイロセンサーが必要になる。ところが高精度なジャイロセンサーは軍事転用の可能性のために販売が制限されているのだ。
そこで、ホームページで紹介されているのが
http://www.fmadirect.com/detail.htm?item=1769&section=29

四方向の赤外線センサーを組み合わせた垂直センサーだ。

このセンサーは、水平に四方向に向けた赤外線センサーを用いて、各センサーが下を向いたことを、地面の地熱を関知することで判定するというシンプルな仕組みだ。重力のような加速度に依存しないため、極めて振動に強く、都市部など複雑な地形以外で安定的な水平飛行を行う目的に限定すれば安価でシンプルな解となる。人工衛星の姿勢制御にヒントを得たということなのだが、割り切った発想がいいなぁ。

そんなシンプルなメカで、
(上記ホームページより)
It works by sensing the difference in temperature between the sky above and the ground below and, according to the manufacturer (FMA), this is the same patented technology that is used to stabilize spacecraft.

This system is capable of keeping an aircraft stable to within 2 degrees of pitch or roll -- and that's plenty good enough for a backyard cruise missile.
ということなのだから、すごいなぁ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。