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「響」・披露宴の食事 [食]

先日の、友人の結婚披露宴のお食事のご紹介です。
(パーティーの模様についてはこちらをご参照下さい。)
場所は和風レストラン、「響」丸の内店。

和装での結婚式、披露宴も和風です。
席に着くとまず目に飛び込んだのは、清潔感のあるテーブルセッティング。
白いお花が爽やかです。

枡酒で乾杯の後、お食事。先付は黒胡麻豆腐。

ペースト状の胡麻ではなく、粒の黒胡麻を使用した、香りの良い一品。
滑らかな口当たりで、つるりと食べられます。
お出汁の利いたたれも甘みがあっておいしいです。

続いて肴の取り合わせ。
いくら醤油漬け、身巻き牛蒡、蟹松風、川海老みじん揚げ、姫サザエ、
鱚串生ウニ焼き、サーモン手毬寿司。
ワインが飲みたかったのですが、二次会での幹事業を考え、
悪酔いしないよう、ビールで我慢。
それにしても、昼間飲むビールって、どうしてこんなにおいしいのでしょう…。

見た目にもとても華やか、中央のサザエがインパクトです。
サザエ(というか貝類)はあまり得意ではないのですが、ビールと一緒だと食べられます。

   

いくらは絶品。ぷちぷちした食感が良く、ごはんが欲しくなる味でした。
サーモン寿司は、柿の形に握られていてかわいいです。
お寿司とは言えども、ごはんは使われていませんでした。

お刺身は五点盛り合わせ。

新鮮なお刺身、つややかでとろっとしています。
私的には、鯛と帆立がまろやかでおいしかったです。

甘鯛の若狭焼き。

見た目にインパクト大。
焼き魚を食べる機会があまりなかったので、嬉しい一品でした。
身が引き締まった鯛は、程良く脂が乗っていて、凝縮された旨味が絶妙。
とてもおいしかったのですが…、なんと食事中、喉に骨が刺さってしまいました…。
披露宴で何をやっているのやら…(既に酔っていたのかも?)。
文章で書くと大したことないようですが、この時は結構大変で、
二次会の前に医者に行こうかと、本気で検討し始めました。
しかし、ふとした拍子に抜けたようです。ほっと一安心。

菊花蕪鶏射込み。

菊の形に成形された蕪、中には鶏そぼろが入っています。
汁は塩味ですが、お出汁がよく利いていて、蕪もふんわりとしていて、とてもおいしいです。
そして見た目の美しさに感激。
かわいらしい形と鮮やかな色彩に、目を奪われてしまいました。

鱚のアーモンド揚げ。

香ばしいスライスアーモンドが、鱚に塗してあるのですが、
見た目ほど油っぽくなく、白身の魚によく合いました。
さっくり食感が心地良く、付け合せの天然塩を添えると、意外にさっぱりとしておいしかったです。

酢の物は江戸前穴子の白焼き。

これもまた、とてもおいしいです。
脂が乗ったふっくら穴子を白焼きにし、更に酢で味を引き締めます。
穴子の白焼きは初めてでしたが、素材本来の味がよく出ていて、
旨味があるのにさっぱりとしていました。
穴子と白髪ねぎの白と、紅葉おろしの赤で、色彩的にもおめでたいです。

食事は、生姜ご飯と赤出汁。

生姜の千切りだけを塗したシンプルなごはんですが、とにかく香りが良いです。
様々なお料理とアルコールを存分に楽しんだ後、胃にも優しい気がしました。
また、コクのある赤出汁や、上品なしょっぱさの香の物もおいしくいただけました。

デザートのフルーツは、メロンといちご。

甘いメロンと甘酸っぱいいちごで、最後にさっぱりと締めくくります。
メロンといちごの取り合わせも、おめでたい感がありました。

フレンチのテーブルマナーには、全く自信がありませんので、
あまり作法を気にせずに、こうした和食をゆったり楽しめるのは、とても良かったです。
(とは言えども、実はお箸の持ち方がよろしくないのですが…。)
披露宴のお食事ということで、それぞれのメニューに創意工夫が施してあり、
和食の繊細な味と外観を、改めて実感することができました。

披露宴のメインは、新郎新婦の他にお食事だと思っていますので、
今回はかなり満足度の高い宴となりました。

余談。
この3日後、私のテーブルマナーが試される窮地に陥りそうに…。
詳しくは、後日記事でお伝え致します。


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コメント 5

どれもで美味しそうで美しいですね〜。披露宴のお食事が和のコースというのもいいものですね。「響」はランチでカレッタ汐留店に行ったことがありますが、とっても素敵なお店でした。
by (2006-12-16 22:13) 

maripiyo

おひょー。
新郎新婦の次にお食事とな。。。確かに。
こう見ると、和食っていいねぇ。
by maripiyo (2006-12-17 00:11) 

美しくて、手が込んでいて、そしておいしい...。
披露宴には珍しくなりましたが、いい和食って、落ち着いていて、いいもんですよね~^-^私も、年々、和食が恋しいです~♪
by (2006-12-17 00:23) 

バニラ

菊花蕪、うつくしいですねぇ。 こういう絵心のある料理が
いいですよねぇ。目も楽しめて。 
鯛の骨って固いから大変でしたね。次には大役が待ってるから
無事喉を通ってくれてほんと、よかったです。
by バニラ (2006-12-17 09:32) 

雛鳥

jKさま
おはようございます、nice!&コメント、ありがとうございます!
「響」というと、イメージはウィスキーでしたが、
お料理もきちんとおいしく、お店も明るくて素敵でした。
ランチもおいしそうですよね。
汐留は景色も良さそうですし、次は汐留店に行ってみたいです。

まり嬢さま
おはようございます、ややご無沙汰…。
世代的に、和風の披露宴はちょっと珍しいかも?
こんなパーティーもあるんだと、少しでも参考になれば幸いです。

あやっぴぃさま
おはようございます、nice!&コメント、ありがとうございます!
フレンチやイタリアンも、見た目や味には凝っているのはわかりますが、
和食はもっと繊細で優雅な美しさがありますね。
おいしい和食は、心も体も健康になりそうです。

バニラさま
おはようございます、nice&コメント、ありがとうございます!
蕪は彩りがとにかくキレイでした(やはり写真が良くなくてすみません…)。
お料理の柔らかさにもびっくりでしたし。
骨が刺さった時、本気でごはんをもらおうかと思ったくらいです(苦笑)。
魚の骨が喉に刺さるなんて、20年振りくらいでした。
よりによってこんなタイミングだなんて…情けないです…。
by 雛鳥 (2006-12-17 11:04) 

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