逆裁ヤンマガ集中連載感想「逆転のショータイム4〜証言〜」*ネタバレあり [逆転裁判]
本日(4/16)発売の週刊ヤングマガジンNo.20に掲載された
逆転裁判の漫画の感想です。
ネタバレがあります。
前回に引き続き今回も、
公判での尋問と、成歩堂の推理のお披露目が主でした。
成歩堂が挙げた話もそうですが、
春日井さんが見たことを元にした推理も
随分と穴があるような気がします。
そもそも、ガムテで留めた状態で
ああいうナイフが上手く飛び出すのかが不思議です。
空間があると、切っ先がどこに向かうのかが安定しないので
その点で考えれば、中に人がいれば刺しやすいんですが
着ぐるみの上からボタンを押せるものかという点では
首を傾げざるを得ません。
(現実的に無理でも、これはフィクションの世界なので、
誰かが「可能だ」と言えば可能になるんですが)
布地がかなり薄手なんでしょうか。
あと、ピカコリンがステージに出てくる時は
お腹も背中も血で汚れてなかったのを考えれば、
倒れる直前までナイフが栓の役割をしていたと思うんですが
どうなんでしょう。
(前につんのめって倒れたことで、ナイフが外れて出血したのかと)
前回の話までで思ったことは、
ピカコリン役の一宮さんは、実は
着ぐるみの前と後ろを逆に入ってたのではないかということです。
(つまり、普通に前に向かって歩くのでも、実際は後ろ向きで歩いていた)
だから、この日の動きはいまいちなのに、
バック宙を軽々とできたのではないかと思いました。
↑前転宙返りは楽にできるとの証言がありましたので。
ピカコリンが倒れたあと、
引き出した一宮さんの身体の向きが本来のものに直ってたのは、
着ぐるみの頭を外す際に、春日井さんが着ぐるみごと
中身の一宮さんも回したんじゃないかと思ってます。
でも、誰が犯人かが分からなかったので、
上記の推測についても全然確証がなかったのですが
今回、樹里チャンに罪を被せようとしてる彼を見て、
やっぱりそうなのかなと思いました。
でも肝心なトリックがあまりよく分かりません。むむむ……。
笑っちゃったのは、やはり、
デカリンたちの背中のファスナーを下ろしてあげてるナルホド君です。
しかも二回も。
あと、ファスナーを下ろすための例の針金を皆で使っていたというのは
どうなんでしょう。
かなり劣悪な職場環境なんじゃ……?
御剣の「グウ」については、
作者側の「してやったり」感が出ていたように思えますが
実際に笑っちゃったので、参りましたです。はい。
ここはナルホド君がちょっとなさけなくて、良かったです。
「ええ?」って思ったのは、
凄む御剣の顔のトーンの貼られ具合と、
最後の最後で爪を噛む時の樹里ちゃんの鼻から頬にかけてのトーン。
今回は前川先生が仕上げに割り当てられる時間が多めにあったのかしらと、
ついつまらないことを考えてしまいますが、
この二つの効果はちょっとやり過ぎだと思います。
そこだけ浮いてる気がしました。
感想は以上です。
次週はいよいよ最終話! 解決編ですね。楽しみ。
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