土砂崩れの救世主 [精神世界]
今年の梅雨時期の大雨は全国各地で甚大な被害をもたらした。
局地的な豪雨により私の実家(山口県周南市)近くでも土砂崩れがあった。
よくTVなどでおじいさんたちが「生まれて初めてのことだ」とか「長年住んでいるが経験したことがない」とか口にされる。うちの父も「歴史始まってあの山が崩れたと聞いたことはない」と言った。私の中では、地球高温化は人ごとではなくなった。もっと身近に考えるようになった。
街に出る唯一の道路が寸断され、通勤通学のために市は渡し船を用意した。道路が使えないと車も無意味である。文明の利器もただの鉄と化す時もある。未だに道路は土砂に埋まったままである。県は迂回道路を建設中である。
6月下旬の出来事である。土砂災害の中でも奇跡と思える話を聞いた。
近くのおばさんが午後3時頃、崩れる前の山の近くを通った。
何か嫌な予感がしたそうで、小学校に連絡をしたそう。
(通学路になっているのでもし崩れたら子供達が被害に遭うといけないから)
私も小さい頃からよく知っている面倒見のよいおばさんで地域のお世話もよくされる方です。もし何かを感じても何もしない人もいると思うが、即行動に出られたことがえらい。
また、小学校の先生もえらいと思う。その連絡を受けて子供達を待機させていた。
その直後である。山が崩れたのは・・・もし、連絡がなければ子供達は土砂に埋まって地獄のような光景が報道されたかもしれない。
あのおばさんは、まさに子供達の救世主ではないかと思う。
●●教など一神教の場合、救世主は一人である。一神教だから「我らの神こそが正しい」と譲りようがない。それも理解できるが。
しかし、あなたも神、私も神、みんな神であれば、それは良かった!みんな尊敬の念をもって争いもないかもしれない。
救世主(神)は身近にいるような気がしてならない。
みんな誰かの役に立っている!
写真を貼り付けが出来ることを知り、災害現場を載せておきます。右側はもっと上から崩れています。奥の通学路が土砂に埋まっています。小学校から家まで30分ぐらいかけて歩いて帰るのですが、同級生と缶けりしたりカバン持ちをしたりして楽しく苦にならなかったです。
by はるかぜ (2006-09-09 18:29)
旋律の写真、通行人ゼロでほんとうによかった。救世主がいてよかった。
不自然な災害、自然にとっては自然なんでしょうかね
by オオタ (2006-09-10 05:12)
自然にとっては自然、まさにその通りですね。全てをありのまま受け入れて生きる。不平、不満、愚痴、泣き言、悪口、文句、心配ごとは自然ではないのでしょうね。災害復旧費用は2億円だそうです。2年はかかるそうです。工事する業者、警備の会社などは風が吹けば桶屋が儲かるですね。
by はるかぜ (2006-09-10 12:20)
「みんな誰かの役に立っている!」「あなたも神、私も神」
本当にそうかもしれませんね。
自分がすべきことをしっかりしていくだけで、世の中うまくいくのでしょうね。
アメリカの歌手(兼女優)のシェールが「自分を変えることができれば世界が変わる」と言ってますが、まさにその通りなのかも。
自分がやれることをちゃんとやらないと、と改めて思いました。
by naonao (2006-09-11 12:26)
自分を変えることができれば世界が変わる!名言ですね。ぐるぐる日記(読んでいるブログ)のぐるぐるさんは、まさに体をはって自分を変えておられます。見ている私の世界が変わりました。それでこのブログがスタートしました。笑いとともに精神世界を表現されています。関西人ならでは!
by はるかぜ (2006-09-11 12:40)