4/2 タリーズ本 [本]
歯医者2日目。奥歯に虫歯らしきところがあるということで、レントゲンを撮られるものの、虫歯でないことが判明し一安心。それにしても、最近のレントゲンというやつはデジタル化されており、撮ってすぐにパソコン上で画像を確認することができるが、一昔前では考えられなかった技術の進歩である。その後、前回すべて終わらなかった歯のクリーニングを済ませ、「もう来なくていい」と放免される。
最近、経営者ものの本を続けて読んでいるが、今日はタリーズの創業者が書いた「すべては一杯のコーヒーから」を読む。やはりちょっと鼻につく部分はあるものの、なかなか朴訥なタッチで好感が持てる。彼がシアトルでタリーズを発見して、日本で同じようなスペシャリティコーヒーの店を開きたいとひらめいたのと同じ頃、僕自身も西海岸を縦断中であり、当時日本にはまだ存在しなかったスターバックスに出会い、こんな店が日本にもあったらいいなあと感じていたのだが、そのタイミングの一致に少しびっくりした。その思いつきを自分で実行に移すか、受け身で待つかの違いに、僕に起業家精神がないところを思い知らされる。
すべては一杯のコーヒーから―Short latte,tall cappuccino,and grande passion
- 作者: 松田 公太
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 文庫
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